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残照のなかのホノルルの海と街

ホノルルの海に太陽が沈んだ後、10分ほど経っても、海岸沿いの高層ビルの正面は、まだ明るく照らされている。20分ほど経つと、ホテルの部屋の灯りが強さを増してくる一方、ビーチでは、水平線近くの空に赤みが差し、やがて燃えるようなオレンジ色に染まっていく。ホテルのプールはライトアップされる。

Makapuu Avenue

今日は丘の上から夕陽を見ようと、モンサラット通りを登り始めたが、なかなか眺望が開けない。
カピオラニ・コミュニティ・カレッジから、マカプウ通りに出ると、金網フェンス越しに、夕暮れのワイキキの高層ビル群が見えた。
2019年6月19日撮影。

マカプウ通りから見たワイキキの夕暮れ
マカプウ通りから見たワイキキの夕暮れ

Diamond Head Lighthouse

ダイヤモンドヘッド・ビーチ・パークで夕陽が海に沈むのを眺めると、サーファーたちは帰っていった。
私は、灯台が点灯するのを待っていた。
1890年代にこの周辺のサンゴ礁で船の座礁が相次ぎ、1898年に最初の灯台が造られた。現在の灯台は1917年、建造。
2020年2月23日(日)撮影。

ダイヤモンドヘッド・ビーチ・パークと灯台の夕暮れ

2022年11月12日、土曜日、午後6時。ダイヤモンドヘッド灯台の光を撮影。1890年代にこの周辺のサンゴ礁で船の座礁が相次ぎ、1898年に最初の灯台が造られた。現在の灯台は1917年建造で、LED灯器による点滅光だ。

Kaimana Beach

カイマナ・ビーチで太陽が水平線に沈むのを見つめていた。
しばらくすると空の色が変化するのでその時を待っていた。
ふと振り返ると、ココヤシ並木のむこう、ダイヤモンドヘッドの上に、満月2日前の月が輝いていた。
2,019年12月10日撮影。

カイマナ・ビーチで見た夕方のカピオラニ公園
カイマナ・ビーチで見た夕方のカピオラニ公園

2023年1月11日、水曜日、午後6時35分。真っ赤な太陽が水平線に沈んだのは午後6時8分。オレンジ色だった水平線は青くなっていく。しかし日没20分後、水平線近くの空に赤みが差し、やがて燃えるようなオレンジ色に染まっていく。マジックアワーだ。

カイマナ・ビーチでのマジック・アワー

2023年1月11日、水曜日。午後6時8分、真っ赤な太陽が水平線の中央に沈む。ピンク色の空に夕闇が訪れてくる。20分後、クルーズ船が画面中央を通過する頃、水平線が燃えるようなオレンジ色に染まる。マジックアワーだ。

Queens Walkway

カイマナ・ビーチで日没後の空の色の変化を楽しんでいるうちに、暗闇に包まれた。
ビーチぞいの道を戻ると、ベアフット・ビーチ・カフェでのライブ音楽が聴こえてくる。
ビーチのむこうには、ワイキキの輝く夜景が広がっている。
2019年6月3日撮影。

クイーンズ・ビーチで見たワイキキの夜景
クイーンズ・ビーチで見たワイキキの夜景

2023年1月10日、火曜日、午後6時22分。ベアフット・ビーチ・カフェ横の突堤から、海岸沿いの高層ホテル群を見渡す。日没から14分経つと、ホテルの影が水面に反射するようになり、夕闇が少しずつ訪れているのが感じられる。

Waikīkī Walkway

2022年9月27日、火曜日、午後6時30分。日没から10分経つが、海岸沿いの高層ビルの正面は、まだ明るく照らされている。20分経つと、道路沿いの照明が水面に反射するようになり、ホテルの部屋の灯りも強さを増してきた。

‘Alohilani Resort

旧パシフィックビーチホテルは2018年5月、アロヒラニリゾートとしてリニューアルオープン。ここはリリウオカラ二女王の避暑地アロヒラニがあった場所。ホテル5階の海側のタワーと山側のタワーの間に、海を見下ろすインフィニティプールとバーを新設。
2019年10月22日(火)撮影。

アロヒラニ・リゾートのプールの夜
アロヒラニ・リゾートのプールの夜

2022年10月29日、土曜日、午後8時40分。5階のSwell Pool & Barで、ビーチサイドタワーに映写したオアフ島の美しい風景を紹介するビデオを音楽と共に楽しんだ。ライトアップしたInfinity Poolも美しい。

Waikīkī Beach

2023年2月11日、土曜日、午後6時48分。ハイアット前から見た、カラカウア通りごしのデューク像とワイキキビーチ。日没の20分後、暗かった水平線近くの空に赤みがさし、1分間で空全体が赤くなった。マジックアワーだ。

Hyatt Regency

2023年3月22日、水曜日。ハイアット・リージェンシーのアトリウムの1階では、毎週月曜日と水曜日の午後4時から8時までファーマーズ・マーケットを開催。夕方からライトアップされる滝が気持ち良い。

2023年2月7日、火曜日。ハイアット3階には両サイドのレストランの間にプールとホットタブが設けられ、午後10時まで楽しめる。この日はプールサイドでJon Basebaseが演奏。

Moana Surfrider

2023年1月26日、木曜日、午後6時30分。ビーチでサンセットを見た後、ラナイに並ぶロッキングチェアに腰掛けていると、空が暗くなり、カラカウア通りやエントランスの光が強さを増してくる。ワイキキの夜の始まりだ。

2023年1月17日、火曜日。午後6時13分、中庭に入ると、真っ赤な太陽が海へ沈んだ。15分後から空が赤くなり、それから暮れていった。バニヤンツリーがライトアップされたのは、暗くなった7時すぎだった。

モアナのビーチバーでのライブ演奏を聴いていると、靴を手に持って、裸足で楽しそうにビーチを歩いてくるお客様が多い。裸足で砂をふむのが気持ちよさそう。
フラは裸足で踊る。しばらく前までは、みんな裸足で歩いていたらしい。ハワイでは裸足が基本なのかも。
2020年1月6日(月)撮影。

夜のモアナサーフライダーとバニヤンツリー
夜のモアナサーフライダーとバニヤンツリー

Royal Hawaiian Center

片岡義男は『時差のないふたつの島』の中で、
「西陽をうしろから受けとめつつ、順光でカラカウアアベニューを自動車で走る。雑然としたワイキキも、この光のなかにあるときには、たいていのものが許せてしまう」と書いている。
2022年6月26日17時36分撮影。

夕方のカラカウア通り、ロイヤル・グローブ前の交差点
夕方のカラカウア通り、ロイヤル・グローブ前の交差点

チーズケーキを買うため、22時の閉店間際、ロイヤル・ハワイアン・センター2階フードコートのアンクル・テツに向かった。
カラカウア通りは、まだまだ人通りが多く、ヴァレンティノ前では路上キスのカップルを目撃して、ドキドキしてしまった。
2020年2月21日撮影。

夜のロイヤル・ハワイアン・センターB棟とカラカウア通り
夜のロイヤル・ハワイアン・センターB棟とカラカウア通り
夜のロイヤル・ハワイアン・センターのロイヤル・グローブの橋
夜のロイヤル・ハワイアン・センターのロイヤル・グローブの橋
夜のロイヤル・ハワイアン・センターC棟前でキスするふたり
夜のロイヤル・ハワイアン・センターC棟前でキスするふたり
夜のチーズケーキファクトリー前
夜のチーズケーキファクトリー前

Royal Hawaiian Beach

2023年1月5日、木曜日、午後6時21分。日没17分後、ロイヤルハワイアンホテル前の浜辺から、ホテル群とダイヤモンドヘッドを見渡す。カタマランヨットが夕暮れの海に出航する。カップルが波打ち際を裸足で歩いていく。

シェラトンのボードウォークを通って、ロイヤルハワイアン前のビーチに出た。
ホテルのあかりと街路灯が、夜のワイキキビーチを浮かびあがらせていて、潮騒を聞きながら歩きたくなる。
青の照明はモアナ。
ダイヤモンドヘッドもシルエットとしてはっきり見える。
2018年12月22日(土)撮影。

夜のロイヤル・ハワイアン・ビーチ
夜のロイヤル・ハワイアン・ビーチ

Sheraton Waikiki

ハレクラニのショーが20時30分に終わると、シェラトンのエッジ・オブ・ワイキキの21時からのステージを聴きに来た。日曜の夜で、お客様は少ないけれど、カイルア・ムーンの男女デュオは心を込めて歌う。音楽は客室にも届いているはず、と空を見上げた。
2019年10月13日(日)撮影。

夜のシェラトン・ワイキキ
夜のシェラトン・ワイキキ

Halekulani

アウトリガーリーフ前のビーチでのサンセットを体験後、ハレクラニのハウスウィズアウトアキーへ音楽とフラを楽しみにきた。ショーは始まっていて、昼間にぎやかだったプールは静寂に包まれ、120万枚のガラスタイルで作られているカトレアの花が輝いていた。
2020年1月5日(日)撮影。

夜のハレクラニのプール
夜のハレクラニのプール

2023年2月2日、木曜日、午後6時30分。照明つきマストが動き、ホテル前ビーチに待機していたカタマランヨットの出航が分かった。空が暗くなり、プール底のタイルに描かれた大輪のカトレアの花が浮かびあがる。

Kalakaua Avenue

チャートハウスの前でアラワイ・ボート・ハーバーに沈む夕陽を見てから、カラカウア通りのトニーローマまで戻ってきた。
ホテルでのパーティや午前0時からの花火を楽しみに、多くの人がワイキキにむかって歩いている。
2019年12月31日撮影。

夜のトニーローマとカラカウア通り
夜のトニーローマとカラカウア通り

Hilton Hawaiian Village

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのザ・アリイ前のビーチでは、ココヤシの木々がそれぞれ思い思いの姿で背を伸ばしている。太陽が沈んだ後も、西の空は様々な色に変化していく。夕暮れの空にココヤシのシルエットが重なると、テキスタイルのように見える。
2018年12月30日(日)撮影。

夕暮れのヒルトン・ハワイアン・ビレッジのココヤシ

金曜日の夕方、ワイキキ・ビーチをモアナからヒルトンまで歩くと、たくさんの人たちが、夕陽を見つめながら、カハナモク・ビーチを囲んで座っていた。
なぜだろう?と思っていると、まもなく花火が上がった。
2019年6月14日撮影。

カハナモク・ビーチの夕暮れ
カハナモク・ビーチの夕暮れ

ミラード・シーツ(Millard Sheets)は1,968年、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの31階建てレインボータワーの両側の壁に、1万6千個のタイルを使って「虹の壁画」を完成。
壁画は、ワイキキのランドマークとなり、2014年には425万ドルを投じて修復。LED照明を設置し、50周年を迎えた。

夕陽に照らされた虹の壁画
ライトアップされた虹の壁画

Ala Wai Boat Harbor

プリンス・ワイキキ5階のインフィニティ・プールでサンセットを見て、ヒルトンの方へ歩いていると、水平線が燃えるようなオレンジ色に。
アラワイ・ボート・ハーバーの先端へ行き、振り返ると、ホテル群の夜景が水面に映っていた。
2019年11月1日撮影。

夜のアラワイ・ボート・ハーバーの先端で見たワイキキのホテル群
夜のアラワイ・ボート・ハーバーの先端で見たワイキキのホテル群

2022年11月1日、火曜日、午後6時10分。ハーバーの桟橋からホテル群を眺める。日没とともにサーファー達が引き上げていく。日本人の少女がゲームを楽しんでいる。ルアウの音楽も聞こえる。まもなく夕闇が訪れる。

The Modern Honolulu

ザ・モダン・ホノルルには2つのプールがある。この日は、3階のサンセット・プールは改修中だった。3階への階段からは、2階のサンライズ・プールのむこうにアラワイヨットハーバーが見える。夜が訪れると、ライトアップされたプールがきらきら輝き出す。
2019年12月31日(火)撮影。

モダン・ホノルルのサンライズ・プールの夜

2023年2月1日、水曜日、午後6時40分。ホテル3階から、2階のプールとアラワイボートハーバーを眺める。日没20分後、美しくライトアップされたプールを一人の男性が平泳ぎで静かに往復している。

Iolani School Football Stadium

2023年4月21日・22日の12時~22時の学園祭期間中、イオラニ・スクールはキャンパスを開放。スタジアムからは、アラワイ運河沿いのコンドミニアム群を見渡せる。陽が沈むと、部屋の灯りが段々と増えていく。

Ala Wai Canal

2022年10月24日、月曜日、午後6時。日没とともに、アラワイコミュニティパークの照明が点灯した。ハトたちが林に帰りだし、アラワイブールバードを走るクルマの数が増えてくる。運河沿いの街灯が水面に反射しはじめる。

2023年1月19日、木曜日。午後6時27分、マッカリー通りの橋から、アラワイ大通りを眺める。コンドミニアムとクルマのライトが水面に光の帯をつくる。ココヤシの幹に遮られて、ヘッドライトが点滅しているように見える。

ワード・ビレッジのカカアコ・キッチンで食事後、クリスマスの買物を楽しんで、ワイキキに戻ってきた。
カピオラニ大通りに架かる橋を渡る時、満月2日後の月がアラワイ運河を照らしていた。
時計を見ると、もうすぐ22時。
2019年12月14日撮影。

夜のアラワイ運河を照らす月
夜のアラワイ運河を照らす月

Magic Island

夕陽が見たくなって、マジック・アイランドへ。
アラモアナ・ビーチに打ち寄せる波を、みんなは眺めているが、景色としてはいまひとつ。
振り返ると、満月2日前の月が、ダイヤモンドヘッドの上に輝いていた。
2019年6月15日撮影。

マジック・アイランドの夕暮れ
マジック・アイランドの夕暮れ

Ala Moana Beach

2023年2月10日、金曜日、午後6時49分。日没から20分後、空から赤みが消えて、澄み切った青になる瞬間がある。それがマジック・アワーへの幕開けのように、水平線近くの空に赤みが差し、1分後には空がオレンジ色に。

Honolulu Harbor

ハワイ出雲大社へ初詣に行き、ダウンタウンを散歩していると、夕焼けが見えたので、ホノルル港へ。
スター・オブ・ホノルル号が出航した後の埠頭では、アロハタワーやフーターズとナッシュビルの照明が夕闇の中で輝きはじめた。
2020年1月3日撮影。

夜のホノルル港8番埠頭とアロハタワー
夜のホノルル港ピア8とアロハタワー

アロハタワーからワイキキへむかってアラモアナ・ブルバードを歩いている途中、ピア2に豪華客船が停泊しているのが見えた。昔は、客船はアロハタワー横のピア8に着岸したようだが、現在は、少し東側のピア2に着岸するようだ。この後、中国人らしき人たちが旅客ターミナルへ戻っていくのに出会った。

ピア2に停泊する豪華客船

Full Moon

2022年9月11日、日曜日、午後8時。パロロの山の上に出た満月は、雲に覆われて見えなくなった。山頂からは常に雲が発生する。7分後、再び顔を出した月にも雲が懸かるが、輝きながら天空へ昇っていく。

2023年8月31日、午後9時、アラワイ運河の遊歩道から見た、今年、最も大きく、明るい満月。月の出はコオラウ山脈から湧き出る雲に隠れたが、1時間後には雲を突き抜けてココヤシの葉の高さに昇った。強風に流された雲が月を通り過ぎるが、月光は雲より強い。

2023年9月29日、午後7時、アラワイ運河ぞいのコンドミニアム18階から見た中秋の名月。月は顔を見せると、瞳の形をした雲の隙間から目を輝かせていたが、まもなく目を閉じた。10分34秒の動画を、9.77倍速の1分4秒に縮めてみた。

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