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ダイヤモンドヘッド三十六景


★ワイキキから見たダイヤモンドヘッド

1 デューク・カハナモク・ラグーン
北斎がハワイに住んでいたら、ワイキキのあちこちから見たダイヤモンドヘッドを版画にしたのではないか。北斎のように写真を撮りたい。まずはデューク・カハナモク・ラグーンを散歩する家族連れを見守るダイヤモンドヘッド。2020年12月21日撮影。

デューク・カハナモク・ラグーンを散歩する家族連れを見守るダイヤモンドヘッド

2 デューク・カハナモク・ビーチ
ココヤシの並木の写っている写真を見ると、ハワイかな?と思い、ダイヤモンドヘッドが写っていると、ワイキキだ!となる。ココヤシの並木のむこうに、ダイヤモンドヘッドが写っていると、これぞワイキキ!!と思う。2020年12月21日撮影。

ココヤシの並木とビーチのむこうにダイヤモンドヘッド

3 フォート・デルッシー・ビーチ
手前に広がるビーチ、左にココヤシ並木とホテル群、真ん中にダイヤモンドヘッド、右に海。北斎先生なら、これだけだと物足りないから手前のビーチに何か描くだろうな、と思っていたら、サーフガールが戻ってきてくれた。2020年12月31日撮影。

サーフガールとダイヤモンドヘッド

4 ハウス・ウィズアウト・ア・キー
ハレクラニのハウス・ウィズアウト・ア・キーの海側に設けられたステージに1887年に植えられたキアヴェの大樹が横たわっている。2016年8月21日午前0時すぎ、静かに倒れたという。根は地中にあり、葉も茂っており、ホテルはそのまま見守っている。大樹のむこうには、ダイヤモンドヘッドが見える。2020年1月5日撮影。

ハウス・ウィズアウト・ア・キーから見たダイヤモンドヘッド

5 マイタイ・カタマラン号
17時前、ハレクラニ前のボードウォークで海を眺めていたら、ダイヤモンドヘッドを背景に、2隻の黄色いカタマランヨットがワイキキビーチに帰ってきた。すると、ハレクラニ横のビーチからマイタイ・カタマラン号が出航した。2020年12月31日撮影。

カタマランヨットとダイヤモンドヘッド

6 グレイズ・ビーチ(カヴェヘヴェヘ)
ハレクラニ前のボードウォークから、シェラトンとの間の海を眺めている。真水が海底から湧き出て、沖へ流れる道がある。夕陽に照らされて、透明な海水は温かい色になり、ダイヤモンドヘッドの山肌は凹凸が深くなったように見える。2020年12月31日撮影。

夕陽に照らされたビーチとダイヤモンドヘッド

7 シェラトン・ワイキキ インフィニティ・エッジ・プール
左手にダイヤモンドヘッド、右手に夕陽を楽しめる場所に、海との一体感を味わえるプールを創りあげたことは、ワイキキへの最高の贈り物。全米ベストホテルプール2018は誰もが認めるだろう。いつ来ても見とれてしまう光景だ。2022年6月11日撮影。

インフィニティ・エッジ・プールとダイヤモンドヘッド

8 シェラトン・ワイキキ ヘルモア・プレイグラウンド・プール
円形や四角形が多いワイキキのプールの中で、シェラトンのこのプールは日本庭園の池のように不定形で広い。そして、ビーチ沿いのココヤシ並木のむこうに、ダイヤモンドヘッドが透けて見える。これは北斎先生が大好きな構図だ。2020年12月30日撮影。

ヘルモア・プールとダイヤモンドヘッド

9 ロイヤル・ハワイアン・グロイン
2020年8月1日に改修工事が完了したロイヤルハワイアンとシェラトンとの境から沖へ伸び、東へカーブする防波堤。12月31日には、約30人が腰かけて夕陽を見ていて、太陽が海に沈むと、1年の終わりを告げたサンセットに拍手を送っていた。

ロイヤル・ハワイアン・グロインとダイヤモンドヘッド

10 ロイヤル・ハワイアン・ビーチ
2022年10月3日、月曜日、午後2時30分。ロイヤルハワイアンホテル前の砂浜からダイヤモンドヘッドを眺める。太陽はワイキキの南にある。カタマランヨット3隻が次々と沖へむかった。海は家族連れや若者たちでにぎわっている。

ロイヤル・ハワイアン・ビーチから見た昼のダイヤモンドヘッド

11 ロイヤル・ハワイアン・ビーチ
2023年1月5日、木曜日、午後6時21分。日没17分後、ロイヤルハワイアンホテル前の浜辺から、ホテル群とダイヤモンドヘッドを見渡す。カタマランヨットが夕暮れの海に出航する。カップルが波打ち際を裸足で歩いていく。

ロイヤル・ハワイアン・ビーチから見た夜のダイヤモンドヘッド

12 デュークス・ワイキキ
セシリオ&カポノのデュオで1970年代後半に一世を風靡したヘンリー・カポノは毎週日曜日の午後4時~6時、アウトリガー・ワイキキビーチリゾートのデュークスに出演する。観客はステージ前に集まって、ダンスを楽しむ。海のむこうにはダイヤモンドヘッドが見える。2022年7月10日撮影。

デュークス・ワイキキとダイヤモンドヘッド

13 モアナサーフライダー前ビーチ
モアナサーフライダー前のビーチにはココヤシの並木と水色のパラソル、その先にはホテル群が並び、ダイヤモンドヘッドは少しだけ。浜辺で日光浴をしながら友人と語りあう人、読書する人、海を見ている人。みんな、楽しんでいる♪ 2021年1月4日撮影。

モアナサーフライダー前のビーチとダイヤモンドヘッド

14 クヒオ・ビーチ
クヒオ王子像まで歩いてくると、ダイヤモンドヘッドがホテル群の後ろに隠れてしまうので、突堤の先へ行って、海の中から見る。すると、ワイキキ・ウォークウェイのむこうに、ココヤシの林に囲まれた昔ながらのダイヤモンドヘッドが姿をあらわす。2021年1月6日撮影。

クヒオ・ビーチとダイヤモンドヘッド

15 カートライド・ロード
アストンワイキキビーチホテル前から山側へ入って2つ目の角、クイーンカピオラニホテルへ向かう道。ビルの谷間に、ゴジラが……。ダイヤモンドヘッドの大きさを実感できる場所。2020年12月29日撮影。米国版の映画『ゴジラ』は2作ともハワイでロケ。

カートライド・ロードとダイヤモンドヘッド

16 クイーン・カピオラニ・ホテル
ホテルの3階で、プール越しのダイヤモンドヘッドを眺めていた。ある時、プールサイドを横切って、建物の縁から眺めたら、いままで体験したどの眺望地点よりも、ダイヤモンドヘッドが身近に迫ってきた。2020年の初日の出も、ここから眺めてみた。2019年12月10日撮影。

クイーン・カピオラニ・ホテル3階から見たダイヤモンドヘッド

17 ワイキキ・バニヤン
2023年2月5日、日曜日。フロリダから遊びにきた友人たちが泊ったワイキキ・バニヤン31階のラナイで撮影。サンセット前の山は凹凸が強調される。縦位置のカピオラニ公園や海岸沿いのコンドミニアム群など、高層階からの風景が新鮮。

ワイキキ・バニヤン31階から見たダイヤモンドヘッド

18 アラワイ運河
ワイキキは山々から3本の川が流れ込む湿地帯で、タロイモやコメの栽培、魚の養殖が行われていた。熱病を媒介する蚊の発生する水田や池を埋め立て、ワイキキを観光地化するため、カパフル・アベニューからアラモアナパークまで3.2㎞のアラワイ運河を建設し、1928年に完成。運河の東端にあるアラワイ・ゴルフ・コース側からはダイヤモンドヘッドが見える。2018年12月23日撮影。

アラワイ運河とダイヤモンドヘッド

19 ワイキキ・ウォークウェイ
2022年7月19日、火曜日、午後6時43分。カラカウア通りのOMGでメキシコ料理を食べた後、ワイキキ・ウォークウェイにサンセットを見に来た。振り返ると、ダイヤモンドヘッドの上空に虹が架かっていた。今日はクイーンズ・ビーチに、いい波が来ている。

クイーンズ・ビーチとダイヤモンドヘッドと虹

★ワイキキの東側から見たダイヤモンドヘッド

20 モンサラット・アベニュー
ワイキキ・ウォークウェイを過ぎると、ホノルル動物園とカピオラニ公園の間をダイヤモンドヘッドへ向かうモンサラット・アベニューとの分岐点が来る。実際の道路は左へカーブするが、ここから見ると、深い森の中へ入っていく感じがしてドキドキする。2021年1月6日撮影。

モンサラット・アベニューとダイヤモンドヘッド

21 パキ・コミュニティ・パーク
ホノルル動物園の東側、パキ・アベニュー沿いにある公園で、枝を四方に伸び伸びと広げるモンキーポッドの木陰から、ダイヤモンドヘッドを眺める。公園は早朝、スプリンクラーで水を撒いているので、芝生が美しい。4人家族がフリスビーを楽しんでいる。2022年11月13日撮影。

パキ・コミュニティ・パークとダイヤモンドヘッド

22 クイーン・カピオラニ・ガーデン
パキ・アベニューとモンサラット・アベニューが交差する場所にあるクイーン・カピオラニ・ガーデン。6月に訪れたときには、赤紫・赤・ピンク・オレンジ・白のブーゲンビレア、白のハイビスカス、黄のホウオウボクなどが咲き誇っていた。2019年10月22日撮影。

クイーン・カピオラニ・ガーデンとダイヤモンドヘッド

23 マカプウ・アベニュー
モンサラット・アベニューを登っていくと、トゥルソー・ストリートとの交差点からダイヤモンドヘッドを周回するダイヤモンドヘッド・ロードとなる。次の交差点でキラウエア・アベニューに接続するマカプウ・アベニューへ入ると、右手にカピオラニ・コミュニティ・カレッジ、左手にダイヤモンドヘッド・シアターがある。振り返ると、背の高い木製電信柱の向こうにダイヤモンドヘッドの後ろ姿が見えた。2022年9月19日撮影。

マカプウ・アベニューとダイヤモンドヘッドの後ろ姿

24 クイーンズ・ウォークウェイ
クイーンズ・ビーチの東(南)にある突堤から、サンスーシ公園とダイヤモンドヘッドを眺める。砂浜の浸食を防ぐための突堤だが、先端に立つと海の中にいるようだ。特にこの突堤は海面に近いので魚が見えるし、建物が少なく緑の豊かな風景に昔のハワイを感じる。2019年12月26日撮影。

クイーンズ・ウォークウェイから見たサンスーシ公園とダイヤモンドヘッド

25 カピオラニ・リージョナル・パーク
2020年2月16日(日)の午後、アートフェストを見てから、アイアンウッドの
並木道を歩いてナツメヤシのむこうにダイヤモンドヘッドが見える場所へ来た。学生たちが様々なスポーツの練習に取り組んでいる。

ナツメヤシとダイヤモンドヘッド

26 カピオラニ・リージョナル・パーク
このベンチは、「ダイヤモンドヘッドは1935年8月21日、アメリカ合衆国国立公園局により登録NATURAL LANDMARKに指定された」と記す石碑の隣にあり、ここからの眺望をうながしている。かつて競馬場があった場所。ワイキキ水族館の近く。2019年6月1日撮影。

眺望を促すベンチとダイヤモンドヘッド

27 カピオラニ・リージョナル・パーク
2019年12月10日17時38分、太陽がカイマナビーチホテル横の海に沈もうとしている。日没直前にひときわ強さを増す日光を浴びて、ダイヤモンドヘッドが黄金色に輝き始めた。このあたりのココヤシは空高く成長していてカメラに収まらない。

ココヤシとダイヤモンドヘッド

28 カピオラニ・リージョナル・パーク
カピオラニ公園のダイヤモンドヘッド側。山は一層大きく、ワイキキの街は小さく見える。のびのびと成長した木々に大地の生命力を感じる。地域の人々がバニヤンツリーの大木の木陰で憩っている。黄色のユニフォームを着た少年少女がサッカーの練習をしている。2019年10月22日撮影。

サッカーの練習とダイヤモンドヘッド

29 カピオラニ・リージョナル・パーク
カピオラニ公園の東(南)端には、ルイーズ・ディリンガム記念噴水がある。かつて、この場所には大正天皇の即位を記念してハワイの日系人社会から贈られた鳳凰の噴水があったが、真珠湾攻撃後に取り壊された。その後、アラワイ運河を施工したウォルター・ディリンガムの妻で、ホノルル市公園・レクリエーション局の理事を長年務めたルイーズを記念して、ディリンガム財団が1967年、この噴水を寄贈した。2020年に修理が完了し、2021年1月7日は噴水を楽しめた。

ルイーズ・ディリンガム記念噴水とダイヤモンドヘッド

30 C. W. ディッキー邸
カラカウア通りの東端の地区では、1920年代に中流階級むけ住宅が多数建てられた。背後にダイヤモンドヘッドが見える。ディッキーは1904年~1924年、米本土のオークランドで仕事をしたが、1919年にウッドと共にホノルルに建築事務所を設け、大きな仕事に取り組むことになったため、ダイヤモンドヘッドの麓に1926年、ハワイの伝統的な草の家に着想を得た屋根をもつ自宅を構えた。

C. W. ディッキー邸とダイヤモンドヘッド

31 レアヒ・ビーチ・パーク
ダイヤモンドヘッド・ロードを海ぞいにカハラ方面へ進むと、灯台の手前にディリンガム邸跡を整備した公園がある。このあたりは豪邸が並んでいる。海辺に出て振り返ると、ココヤシ並木のむこうにダイヤモンドヘッドが見えた。ハワイ人はダイヤモンドヘッドの形がアヒ(マグロ)の背びれに似ているので「レアヒ」と呼んだ。2022年11月12日撮影。

レアヒ・ビーチ・パークとダイヤモンドヘッド

★ワイキキの西側から見たダイヤモンドヘッド

32 マジック・アイランド
2019年6月4日(火)18時、マジック・アイランドでワイキキ・ビーチとダイヤモンドヘッドの写真を撮影していたら、虹が架かった。ワイキキの細かい雨に、夕陽が当たったのだ。雨が次第に激しくなると、虹は消えていった。

ワイキキとダイヤモンドヘッドに架かる虹

33 マジック・アイランド・ラグーン
2022年11月11日、金曜日、午後4時22分。マジックアイランドの先端にあるラグーンは楕円形だ。山側には美しいビーチが広がるが、海側は岩壁に波が打ち寄せる。1964年に人工的に造った半島だが、火山の火口を思わせる。

マジック・アイランド・ラグーンから見たダイヤモンドヘッド

34 アラモアナ・ビーチ
アラモアナ・ビーチは、マジック・アイランドの西側にあり、サーファーが集うサーフポイント。ビーチからはダイヤモンドヘッドとワイキキ西側のビル群を見わたせ、背後にはワード・ビレッジのビル群が並んでいる。夕暮れが近づくと、ビーチの上に虹が架かった。

アラモアナ・ビーチに架かる虹とダイヤモンドヘッド

35 ダニエル・K・イノウエ国際空港
ハワイアン航空以外の国際線が発着するターミナル2は、ターミナルビルの中央から海側へ突き出ている。滑走路のむこうにダイヤモンドヘッドが見えるので、飛行機を待つあいだ、ズームを望遠にして撮影する。愛するハワイとしばらくの別れ。心が切なくなる時間だ。2018年12月31日撮影。

ダニエル・K・イノウエ国際空港から見たホノルルのビルとダイヤモンドヘッド

36 ハワイアン航空機
2020年2月25日、ターミナル1を離れたハワイアン航空機は、クムマウ・ポイントに架かる誘導路を渡り、海上に造られたリーフ(サンゴ礁)滑走路を東方向へ離陸した。ワイキキに「さよなら」を言うように、ビーチ上空まで飛んでから、右旋回して日本へ向かった。

飛行機から見たホノルルとダイヤモンドヘッド

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