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"Little MOTHERHOUSE 開発会議"に参加してきました

 銀座に初の専門店を構えて再始動する食のブランド、”Little MOTHERHOUSE”。【途上国から「食」の可能性を世界に】を理念に掲げ、小さな一口から途上国の魅力に気付くきっかけ作りをしている。数カ月の販売休止期間を経て、遂に新作が発表されるとのことで、私も「Little MOTHERHOUSE 開発会議」に参加してきた。ここに集まった全員が新商品を試食し、票を最も獲得したものに1位の称号を与えるので、雰囲気は正に会議。立ち上げメンバーの方が言う「みんなで創るブランド」が新しいスタートを切った。


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 初めの4つはフィナンシェ。チョコレートのイメージが強いブランドなので会場が驚くと同時に、焼き菓子への挑戦に期待が高まる。メニューは左から①ダーク②ホワイト③ココナッツ④シナモン。①②はインドネシア、③④はスリランカの素材を使ったMOTHERHOUSEらしい商品で、ブレない企業理念を感じた。

 私が選んだのは③のココナッツ。香り高いのはもちろん、細切りにして素焼きしたシナモンの食感がフィナンシェの生地に馴染みつつ、ちょうどよく食感にアクセントを加えていた。味と香りで素材を感じられたことや比較的珍しい味である点も含めて、最も「らしさ」の表れた商品だと思う。


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 次の4つは生チョコレート。既に期間限定で販売したこともある商品の配合を変えて、より口当たりの良い質感に仕上げたそう。メニューは左から①78%CACAO+カカオニブ②50%CACAO+ローストカシューナッツ③マンゴー④ストロベリー。フルーツ系は甘みに負けない自然の酸味を残し、カカオ系は苦みや香ばしさを残した大人の味わいだった。

 私が選んだのは②の50%+ローストカシューナッツ。カカオと生クリームのみを使用した偽りのない甘みに、50%で十分に満足できるカカオの香り。カシューナッツのしっとりした食感が生チョコの柔らかさに寄り添って一体化する濃厚さの表現。ニブだと生チョコに合わせるには硬すぎて別々に食べている感じがするので、カシューナッツ特有の食感がぴったり合う。


 最終結果発表。フィナンシェも生チョコも、私の選んだココナッツと50%CACAO+ローストカシューナッツが選ばれた。これから始めるお店のNo.1を自分で選べた気がしてより一層愛着が湧いてくる。初の専門店は9月30日に銀座でオープンするので気になる人は是非。


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