自分の可能性を探求し続けることこそが人生の目的の一つではなかろうか

私は自分の人生を最後の最後まで諦めたくありません。というのも、２０代、４０代、６０代、８０代、そして１００代のそれぞれの自分には、その年齢ならではの自分にできることが必ずあると信じているからです。

幸いなことに、母方の曾祖父は９０代半ばまで生き、祖母は１００歳を超えてもなお元気に人生を楽しんでいます。祖母の半分程度しか生きていない孫の私が、今ここで自分の人生に対して明るい未来と希望を描けないようでは情けないと思います。

なお、体調の方は順調に回復しており、昨夜から８０～９５％まで戻っております。ただし、あと１、２週間程度は安静にして過ごす予定です。

人間の可能性について

私はどんな人間にも可能性があると固く信じています。これは今現在どのような立場や状況、健康状態であっても、私たち人間に平等にあるもののはずです。

問題は、その人個人の考え方です。過去記事で何度も書いていますが、何事に対しても後ろ向きで、自分や他人を否定することしかできない人は、まず自分自身を変えることから始めるべきです。

自分を変えることができるかどうかは、決して先天的な能力ではありません。むしろ後天的にしか身に付けられない考え方です。

ですから、今現在自分のことが大嫌いで、他人の言動ばかりが気になって常に他人の粗探しをしたり他人を攻撃したりしている人たちは、今すぐにその注視すべき対象を自分自身に向けるべきです。そうしませんと、人生がもったいないです。

ちなみに、毎日のように他人に対する誹謗中傷や陰口、噂話を繰り返す人たちは、自分自身のことが大嫌いです。そして、そのことに全く気が付いていません。自分を高めるのではなく周りを蹴落とすことしか考えていないのです。このような人たちはおつむが弱い気の毒な人たちなので、私生活ではほとんど関わらないようにしています。

自分の可能性を探求し続けることこそが人生の目的の一つではなかろうか

記事冒頭でも書いた通りなのですが、人間は何歳になっても自分にできることがあります。そして、それを探し続けることこそが、人生の目的の一つだと思います。

私が一番軽蔑する人は、その日一日にやることがない人です。要するに、私は暇人が大嫌いなのです。

このタイプの人間は、人として自分自身を最大限に生かしていません。近所の野良猫でさえ（笑）、朝４時頃と夕方４時頃になりますと自分の縄張りの見回りをします。そして、その縄張りを犯す他の野良猫を見かけますと命懸けで喧嘩をします。私にはこのような野良猫の方がずっと自分の使命を果たしているように思えるのです。

犯罪者の中には、無職の人間や自称〇〇という連中が多いです。彼ら彼女らは時間を持て余し良からぬことを考えます。考えるだけならば問題ありませんが、それらを実行に移し法律に抵触するような犯罪をします。

このような人たちも、まずは自分にできることを探せばいいのです。それさえできずに大人になって罪を犯すような人たちは、刑務所で頭を冷やしてもう一度初心に返り自分を生かす生き方を模索してほしいと思います。その方が再犯率も下がり、自分の人生を大切にする人が増えるはずです。

なお、過労で一日や数日間、時間を無為に過ごすことを私は否定しません。なぜなら、人には休養時間や充電時間が絶対に必要だからです。

ですので、私が軽蔑する人たちとは、年がら年中やることがない人たちのことです。念のため補足しておきます。

余談ですが、２０年ぐらい前の某テレビ番組である退職者が午前中からパソコンのトランプゲームで遊んでいることを取り上げていました。

この番組で言いたかったことの一つは、「高齢社会が進行する中で退職後の時間の過ごし方について考えてみよう」ということだったと思います。そして、「朝から晩までトランプをしている高齢者について視聴者の皆さんはどうのように感じましたか」という問いが含まれていたのでしょう。

私はこの高齢者の生き方を否定しません。なぜなら、この人のおかげで番組が成立し、視聴者の一人一人が自分の人生の生き方を見直すきっかけを与えてくれたからです。その後、その高齢者がどのようになったかは不明ですが、その人の人生はそれで良かったのではないでしょうか。でも、私はこのような人生を絶対に選択しません。

最後に　自分の可能性の探し方

自分の可能性の探し方には２点あると思います。

１点目は自分の与えられた仕事を一生懸命やることです。仕事（アルバイトやパートを含む）や家事・育児、勉強を通して、そこから何かを感じ学べることができれば、新たな自分の可能性に気が付けるはずです。

２点目は楽しいことをたくさんやることです。これは趣味やスポーツ、友達との交流など何でもいいです。大好きなことの中には、その人の進むべき方向性が隠れている場合が多いです。

なお、自分にとって楽しいことがない人は、童心に帰（返）って子どもの頃に自分が夢中になったものを思い出すことから始めるといいかもしれません。

私の場合幼稚園の頃はブロック遊びが大好きでした。ブロックの組み立ては無数で創造的なもの（作品）を作れます。当時の出来上がった作品と一緒に写っている私の写真があるのですが、喜色満面の顔をしています。

今の私は創造的な仕事や趣味が好きですので、当時の爽快感や満足感が中高年の私にも多大な影響をもたらしているようです。なお、このような一人遊びが好きな子どもには天才が多いそうです（笑笑笑）。私が天才であるとは一言も言っていません。

＜今日の３行日記＞

今日も明日以降も大寒波が到来して極寒を経験するはずだったのですが、その予報は大外れとなりました。これは非常にありがたいことで、私の体調回復にも寄与してくれています。このままですと、今冬における２回目の寒波襲来はないかもしれません、

イラスト素材：パンダスリング

スリングとは赤ちゃんを抱っこする時に使う布です。私も赤ちゃんパンダをスリングで抱っこしたいです（笑笑笑）。