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同情するなら金をくれ? 高額療養費制度を知らない国民? 生活保護受給の場合の医療費は高額? (幸福の探求)

私は昨年急性心筋梗塞に罹患し、救急車で運ばれ、緊急入院・緊急手術をしました。その際に手持ちのお金が数万円しかなく、退院する頃にはとても心配していたのですが、日本には「高額療養費制度」という素晴らしい制度があり大変助かりました。

今回は、その「高額療養費制度」と生活保護を受給している場合の医療費について書きます。

なお、一部の方がいまだに私の体を心配して下さるのですが、私の心臓には不思議な奇形があって奇跡的に助かりました。医者が「軽症中の軽症」と言っていましたのでご安心下さい。私はまだまだ生きます(笑)。

私の人生は奇跡の連続で、仮想現実世界のロールプレイングゲームの中で、高次元の誰かに遊ばれているような人生です(笑)。



1.高額療養費制度とは?


日本人の多くは健康保険や国民健康保険に加入しています。それらに加入している方々は、手術代や入院費がどんなに高くても支払う上限が決まっています。アメリカであれば数千万円かかるところが日本では数十万円程度で済み、さらにそこから多くの金額が戻ってくるのです。<一部の難度の高い手術や長期の入院の場合は不明です。>

私の場合は入院費と手術代、食費を入れても数万円で済みました。非常にありがたい日本の社会保障制度です。もちろん、毎月健康保険税は払っていますが、それでもアメリカに比べればずっと安いです。

詳細は、上の表や下の説明、リンク先のPDFをご参照下さい。

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初め から終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。 ※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。

高額療養費制度を利用される皆さまへ


2.生活保護を受けている場合

最初に下の動画をご覧下さい。
1994年に放送されたテレビドラマ「家なき子」の一場面です。

同情するなら金をくれ!~お金が無いためにうちのお母さんは、手術が受けられないんだ。


上の動画は明らかにおかしいです。日本の社会保障制度を完全に無視しています。今日の食費もないぐらい貧乏ならば、まずは生活保護を受ければいいだけの話です(昨今の生活保護受給は相当厳しいらしいので、弁護士の力を借りた方が良さそうです)。ましてや当時は今よりずっと生活保護を受けやすい時代でした。この生活保護制度を無視したドラマ設定には無理があります。なお、私はこの番組を視聴していません。


生活保護の医療扶助について


生活保護受給の場合の医療費は高額なのか?

結論から申しますと、原則として無料です。健康保険や国民健康保険に加入していなくても、手術は無料で受けられます。また、入院費もかかりません。もちろん、食費も無料です。


まとめ

日本の社会保障制度は他国と比べますと非常に恵まれています。そのため健康保険(国民健康保険)にさえ加入していれば、他の保険はいらないという人もいます。

私の場合、車は7年前にやめましたので、保険は健康保険と自転車保険にしか加入していません。複数の有名な有識者たちも、健康保険と自賠責保険料が最強と言っています。<車の免許証は更新中です。>

今現在複数の保険に加入していて家計を圧迫しているようでしたら、それらの見直しをお勧めします。20~30年後に上の制度がどうなっているかはわかりませんが、他国に侵略でもされない限り維持されているはずです。

また、上の2制度を知っていればいざと言う時に困りません。一生に一度も大病に罹患しなければそれに越したことはありませんが、何かあった時は国の制度を最大限に活用しましょう。きっとお役に立てるはずです。


<余談>保険会社は詐欺集団?


ここからは余談です。

私が30代の時にセゾンから怪しい保険勧誘がありました。それは、毎月500円を支払うと3000円万円支給されるという癌(がん)保険の案内でした。私はそれを0.1秒でインチキだと見破りました。そんなことは1億%不可能なのです。

3000万円を支払うためには6万人を電話で加入させなければなりません。人件費やその他の経費を考えますと、9~12万人は必要かもしれません。しかもその方は日本人の半分は癌になるという営業トークでした。加入者の半分がそれだけ癌に罹患すれば、明らかに保険会社が破綻してしまいます。そして、口調がいやらしいので騙す満々の雰囲気がこちらに伝わってくるのです。ですから、「我が家は癌には罹患しない」と嘘を言ってその勧誘を一蹴しました。

話はそこで終わりません。

それから10年後また同じ女性が電話してきたのです。一度聞いた声は忘れませんのですぐにわかりました。今度は金額が1500円に上昇していました。「10年前は500円でしたよね?」と言いましたら、相手の女性は「そうでしたか?」ととぼけていました。すぐに断りました(笑)。

さらに、それから7年後の最近です。今度は別の女性の方でした。今度の方は雰囲気や話し方が上品でした。金額は2500円に上昇していました。もちろん、加入はしていません。

私が知る限りでは、保険会社の保険は90~99%インチキです。支払う段階になって難癖を付けて予想よりも低い金額しか支払われないと覚悟しておいた方がいいです。

この話を疑うならば、試しにあらゆる経費を含めて計算してみましょう。まず無理です。真面目に支払うと保険会社がすべて破綻してしまいます。

ただし、一部だけ本当にまともな保険があるそうです。その保険がなんであるかは私にはわかりません。複数の専門家に質問してみると良いでしょう。ただし、中立的な立場の人がいいです。保険会社とつるんでいる連中もいるはずなので要注意です。

資本主義社会は100%詐欺だという人もいます。
長期的にお金を支払う時は十分に調査を行って下さい。

以上です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

いつもスキありがとうございます。
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