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自己紹介 | I'm SuperHuman

できるだけ人を知り、
できるだけ人に知られなさい

福沢諭吉

僕たち一人一人は、不足している。
誰もが、いびつな存在だ。
だからこそ、補い合うことができる。
このnoteでは自己開示することで、僕という人間の凸凹を伝えたい。
そうすることによって、より多くの人を知ったり、知られたりする可能性が高まると思ったからだ。
是非、皆さんに知っていただきたいし、これを綴る中で、僕自身のことを僕が発見できるかもしれないと期待している。


(1) プロフィール・自己開示

■ プロフィール
・30代;群馬在住
・総合病院の理学療法士を10年以上経験
・保健学博士 Ph.D.
・研究領域は運動器のリハビリテーション / スポーツバイオメカニクス / 野球のピッチング / 回復期-地域のトランジショナルケア / 臨床予測モデル
・高校野球部トレーナー(10年以上)、少年野球障害予防教室の開催
・2021年5月~:note本格始動、2022年2月〜:𝕏(旧Twitter)本格始動

■ 職歴 / 学歴 / 研究実績
・まとめ:Research map, Google scholar
・大学院博士における研究概要 ↓

・The Journals of Gerontology: Series A掲載のシステマティックレビュー

■ 信条:どんな世界が良いと思っている?
僕の信条は、『信貫生長』。
その意味は、「まず生長できることを信じ貫き、恐れなく行動し、その現実から生長する」ということ。生長マインド(自分はこれから生長できる、何にでもなれる)を恐れや不安なく持ち、挑戦し、失敗し、そこから生長できる世の中が素敵だと思っている。

🔑 Keyword:なぜ『成長』ではなく『生長』?
・その行動による前進は、何かを『成す』ことが第一義ではなく、自分を生かしきる、より生き生きさせることが第一義だから。
・第一義が成功(成すこと)ではなく生長(より生きる、生き生きする)であることを強調した用語。

■ 大義:その世界がなぜいいのか?
昨今、多くの人が挑戦することを恐れている。
いくつかの理由があるだろう。
・失敗する ≒ 悪という前提があるから
・すべて行動には失敗する可能性があるから
・失敗して叱責されることを恐れているから
・失敗したときにやり直せないと信じているから
みんなが『信貫生長』のマインドセット(生長マインド)を持つことができれば、『経験畏怖サイクル』ではなく『経験学習サイクル』を回すことができると思っている。
経験畏怖サイクルが回ると、恐れが行動を抑制し、生来持つ力を伸ばせない。
一方、経験学習サイクルでは、成る成らぬ(成功 or 失敗)ではなく、生長するかしないか(行動 or 非行動)が重要事項であり、行動が促される。その結果、『その人自身すら気づいていない、その人自身が持つ固有の力(才能)が全力の行動によって表出、生長する』、みんな力を発揮できる、力に気付ける、自分の可能性を生かせる。
簡単にいえば、失敗できる集団観・世界観になれば、みんな恐れず行動や発言ができて、それが経験となり、生長できる。
少年のころ、ボールを蹴ることだけに没頭し、何度も何度も失敗しながら、能力を伸ばした。そんな経験は、誰にだってある。
そうやって、たくさん挑戦して、失敗して、ほんの少し生長したことが、なんと嬉しかったことか。
いつから、そのプロセスを忘れてしまったのだろう。
喜びをもって、みんなで生きたい。
極言するとそういうことになる。

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■ 人生観 & 仕事観

Life is Work, and Work is Life.
So, Balance cannot exist.
人生は仕事であり、仕事は人生である。
だから、バランスなどという概念は存在し得ない。

SuperHuman

Work life balanceという言葉は、僕には意味が分からない。
生きるというそれ自体が一大事業であり、
仕事とは人生のあらゆることすべてである。
その観点からすれば、
・患者を治療することは仕事であると同時に人生である
・子どもにとって良き父になることは人生であると同時に仕事である
・勉強することは仕事であると同時に、人生の肥やしである
・映画を見ることは、人生の娯楽であると同時に教訓を学ぶ仕事にもなる
だから、バランスも何もなくて、全部に、真剣に、真摯に向き合っていきたいのだ。

(2) 超人の定義:What's SuperHuman?

彼は都合のわるい偶然事をおのれの利益になるように利用する
要するに、彼に死をもたらすものでないかぎり、彼を強化するのである

ニーチェ 『この人を見よ』

つねに自分で自分を克服しなければならないもの、わたしはそれなのだ
ニーチェ 『ツァラトゥストラはこういった』

以上の文章が、僕の信じる超人の定義に近い。
すなわち、すべての現実から生長する人間。
いまの自分自身を克服し超えてゆく人間。
現実は、良いことばかりではない。
辛いこと、悲しいこと、痛いこと、苦しいこと・・・。
基線から上の現実に喜び、下の現実に辛苦する。
しかし、超人はそのすべてから、生長を果たす者のことだ。
僕は、それになりたい。
ちなみに、ニーチェはその超人を「自分自身のことである」と言っている笑。

(3) 次の10年:Next 10 years

上に述べてきたような信条をもつSuperHumanなので、次の10年にやりたいことも、もちろんその信条から分枝したものになる。
ここでは、いま現在、比較的枝の大きなものを3つあげる。
が、今気づいていない枝があるだろうし、人生観そのものだって、変化するかもしれない。
この刹那、次の10年にはこんなことを果たしてみたいと思った。
この宣言によって、僕自身の行動が駆り立てられることを願うばかりだ。
■ もう1つの歯車:Another Gear project
■ 生長する組織:LHS project
■ 七転び八起き:7F-8R project

(4) もう1つの歯車:Another Gear project

■ 課題 Current Problems
・金銭的:医療費の逼迫、診療報酬が上がる見通しはない
・時間的:そうなると量的に単位数で稼ぐしかなく、
・制度的:働き方改革によって仕事以外のことを職場でできなくなった

これらによって、失敗できなくなった。
成功が、報酬が約束された仕事しかできなくなった。
制度的には、余剰な時間がなければ仕事以外のことはできない。
時間的余剰は、金銭的余剰によって生み出される。
金銭的余剰をどう生み出すのか。

■ Key sentense
国を顧客にする(健康保険)以外に、もう1つ、金銭的余剰を生むための歯車を造成する

■ Key Questions
・その歯車とは、どのようなものだろうか?
・そして、医療現場は、その歯車をどのような回せるだろう?
・その歯車を回すことで、医療現場の生長にどのような影響が及ぶだろう?

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(5) 生長する組織:LHS project

■ 課題 Current Problems
・学習する組織という概念が抽象的で範囲が膨大である
・集団としてどのように生長するか具体的になりにくい
・日常の忙しい臨床の中で、学習する組織への行動が難しい

これらによって、いまだ学習する組織を実装・実践できていない。
知識だけが増えていったところで、現実は変わらない。
その知識が行動に結びついてはじめて、現実に震度が加わる。
『知識』と『実践』は地続きではない。
そこに、具体的な橋渡しが必要になる。
知識→実践、実践→知識、その往来を可能にする橋が『LHS』。
どうやって、LHSを日本の民間病院で実践できるか。
真剣に考えていきたい。

■ Key sentence
・日本のリハ医療現場における学習する組織(LHS)のつくり方を明らかにする

■ Key Questions
・LHSの構成要素別の具体的な実践方法は何だろうか?
・集団の中における役割分担や運営方法はどのようだろうか?
・LHSが実践された場合、リハ医療の質や実績(学会発表・論文掲載)にどのような影響が及ぶだろう?

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(6) 七転び八起き:7F-8R project

■ 課題 Current Problems
・転倒率や転倒リスクの評価が厳密に把握されるようになった
・転倒を起こしてはいけないという気運が高まり、制度としても厳格化しつつある
・「決して転倒を起こしてはいけない」という信念は、患者の移動を制限する環境をつくっている(🌱note

これらによって、病院内の患者さんの活動は許容されにくくなっている。
「動かないこと」ほど、安全なことはないからだ。
転倒危険は、活動することに起因する。
だが、そもそも、なぜ転倒してはいけないのだろうか。
それは、新規の傷害を引き起こす可能性があるから、だろう。
だったら、転倒しても新規の障害を引き起こさないのだとしたら?
そのとき、僕たちは、「子どもが転びながら歩くことを獲得していく」のを見ているときような心を、患者さんに対して抱くことができるだろうか?
そして、どうやったら、転んでも傷害を負わない、ことを実現できるか。
この主題と、向き合いたい。

■ Key sentence
・転びながら歩行獲得を目指せるリハビリテーションの確立

■ Key Questions
・転倒しても傷害しない身体面における介入方法は何だろうか?
・転倒しても傷害しない環境・道具面における介入効果は何だろうか?
・転べる身体機能、環境が整った場合の身体活動量やアウトカムへの影響はどのようだろうか?

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(7) Best5 (スキ over 100)

現在のSuperHumanのスキが100を超えた記事ベスト5です↓

(8) 運営マガジン

📗 アリ:ARI
・リハビリテーションに関係する職種の人に質の高い論文情報をお届けする
・リハビリテーション医療の最前線を知る
・アウトプットの威力を利用し、自分自身を鍛え上げる

📗 僕らの臨床研究の年輪
・臨床研究の知識・技術の教育基盤を確立すること
・上記の教育基盤を用いて「統制された教育システム」の運用を可能にすること
・以上2点を実現することによって臨床現場におけるセラピストの臨床研究を支援する・強化すること

📗 おれのK2P -習慣化の科学と実践-
・K2P ≒ 「Knowledge to Action(知識を実践に)」
・知り得た意義のある知識の実践化プロセスの共有
・実践化のために利用可能な仕掛けをエビデンスとともに保存
・実践化のための仕掛けを1つ1つ増やし、チェックリストを作成していく

📗 LCT -ロジクリ思考-
・LCTとは、Logical Clinical Thinkingの略称
・論理的思考のフレームワーク(Logical)と、臨床思考(Clinical)とを、どのように考えて融合させるか(Thinking)を究明
・『LCTツール』リスト、リハビリで重要となる『原理原則』リストの作成
・各疾患、症状に対するLCTツール & 原理原則を応用した実践例の提示
・やりたいことは『臨床思考過程というBlackboxの見える化』

(9) Dear SuperHuman

以上、長々と自己紹介をしてきた。
書いてきたことは、プロフィールの他に、僕の信条、大義といった理想や、これからの青写真、いま向かいたい課題・・・。
これまでの他に、「これから」のことも綴った。
それらは、いま時点では単なる『虚構』である。
でも、思い出してほしい。
『宇宙に行く』という1つの虚構のもとに、たくさんの英傑が集まった。
そして、その全員の全力が、人間に月を踏ませた。
それがアポロ計画だ。
こんな風に、大事業はいつだって、『虚構』から始まったはずだ。
その虚構が力技で現実にされた瞬間に、『大事業』という肩書きに変わる。
その力技は多くの場合、個人ではなく、集団の力による。
そして、集団の力を発揮するためには、1つの条件がいる。
それは『虚構が明確に示される』ということ。

虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の標準に従って行動し、特定のものをのぞみ、特定の規則を守ることを習慣づけられた。
こうして彼らは人工的な本能を生み出し、そのおかげで膨大な数の見ず知らずの人同士が効果的に協力できるようになった。

サピエンス全史

今回のnoteの目的の1つはそれだ。
僕という、だいぶといびつな凸凹をもつ人間が、いま思う虚構を、明らかに示したかった。
そうすることで自分自身を鼓舞する、もちろんそれも狙いの1つ。
だが、それ以上に、『他力が及ぶ可能性』に着手してみたかった。

これらの虚構を設計図にするか、あるいは大法螺にするか。
それは、あとから決まることだ。
だから・・・、
何より大事なのは、月並みだが、一生懸命に働くことだと思っている。
綴られた事と、行われた仕事との間に、齟齬を生みたくない。
理想(虚構)は、ここである程度綴られた。 #修正もデキル
これから、か・・・。
これからの僕の働きには、僕自身、大いに期待している。
こんなにも心は健やかで、身体は頑健なのだから。
秋の質量の小さい風が、この頬を撫でる。気持ちがいい。
肺の下の奥の辺りから、活力が湧き上がってくるのを感じる。
・・・。
せめて、やせて卒倒するくらいまではやりたい。
にじり寄れ。

書物はそんなにいい書物でなくても、
それを描く人がもっと働きがあって、
立派な人間であるべきで、
現在のようにその人の書くことと実際の人物とが、
あまりにも滑稽なコントラストをなしているようではいけないと思う。

エマスン

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自己紹介: My profile
😊 海津陽一, Yoichi Kaizu
🇯🇵 総合病院(回復期病棟)に勤務する理学療法士です。
臨床現場と臨床研究を縦横無尽に行き来する、トランスレーショナルな理学療法士を目指しています!
高校野球部トレーナー / 2児の父 / 群馬県
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【あり】最後のイラスト

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