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1年間、服を買わないで過ごした私に起きた驚愕の変化について

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興味を持ってもらえることが多くなってきたので、マガジンの形にまとめました。
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#ワードローブ

黒い服を買うのをやめる

黒い服を買うのをやめる

今年、36歳になる。噂には聞いていたが、本当に加齢とともに黒い服が似合わなくなってきた

まずは黒だったベースカラーを紺色にした。けれど思考停止状態でネイビーばかり着ていてもどうも楽しくない。それで、ワードローブの色を見直すことにした。

手っ取り早く色々な色が試着できるUNIQLOに行って、ニットの試着をしまくったところ、私の顔色が一番綺麗に見えたのは、ピンク色だった。さっそくそれを着て出かけた

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汚れた服を黒く染めてみる。

汚れた服を黒く染めてみる。

服を買わない生活をして最初、おそらく多くの人が陥ることがある。

それは、気に入った服をヘビーローテーションで着すぎてしまい、劣化させてしまうこと。

私も、気に入っていた黒のスキニーの膝を真っ白にしてしまった。

そこで見つけたのが、これだ。

京都紋付

東京人の京都コンプレックスをなんともくすぐるこのお店の名前……。そして、ここでは、黒い衣料の染め直しに限らず、他の色の衣類も黒に染め替えてく

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1着買ったら3着捨てよう――③

参考までに、フェイスブックにあげた3着の服と3足の靴。

・アレキサンダーワンのビッグシルエットニット

・トリココムデギャルソンのカットソー(前側がファー素材・ジュンヤワタナベ期)

・editionの切り替えニット

・ニューバランスのスニーカー(ほぼ未使用)

・アディダスの白スニーカー(数回着用)

・コンバースのグレーのハイカット(使用感あり)

普段、写真を撮りなれていないのがバレバレ

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1着買ったら3着捨てよう―②

6着の服を捨てることになった。

3着分の捨てる服はすぐに決まったのだが、あと3着分の捨てる服を決めるのには難航した。

障害になっていたのは何かというと、愛着心だ。

どう考えても、この冬に全然着なかったアイテムが3着あった。でもそれはすべて、好きなデザイナーの服だったり、あまり着ていないため、状態がよかったり、捨てるには忍びないものばかりだった。

そういう時の選択肢はいくつかある。たとえば私

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ④

ライフスタイルと死蔵服の行方私の職業は漫画編集者で、家では一歳男児の母。

しかも所属しているのは少年漫画の編集部で、部員はみんなカジュアルな格好をしている。ここで一人で着飾るのは、私の性格上なるべく避けたい。

現時点では、週7日のうち、5日はカジュアルな格好をしている。休日も子どもを預ける日以外は、ジーンズにセーターやTシャツで走り回っている。靴はほぼ、スニーカーかブーツだ。

文芸編集者をし

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ③

1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ③

買い物のマイルールとTPO3,4ヶ月のチャレンジで、自分が無意識によく選んでいる服がいかに限られているかを思い知らされたわたしは、数カ月後のチャレンジ終了後の買い物ルールを一つ定めた。

それは、ヘビーに使った末に、ぼろぼろになってしまったアイテムを買い換える際には、1ランク上の質のものを買っていいというもの。

こうすると、よく使うものにお金を割けるようになるので合理的。新しいアイテムは残ったお

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