【現実の24時間を正円に描く】妻とか母とか超えて私を思い出すvol.3
さて久しぶりに!
坂口恭平原作・道草春子漫画「生きのびるための事務」という、めっちゃオモロでためになりまくり・目から鱗が落ちまくりの素敵な本に出会い、取り組みはじめた私のための「事務」研究vol.3を記事にしていこうかと思いますよ。
坂口恭平氏の紹介に詳しいvol.1、
お金の管理にまつわるJさんの赤裸々な研究大公開のvol.2、
ともによろしくお願いいたします!
先を決めずに大学を卒業し、やりたいことも漠然としたまま、ぶらぶらと過ごしていた青年坂口のもとに現れたとんでもなく怪しい風体の「ジム」が、夢想を実現していくための技術としての「事務」を、迷える青年に伝授してゆくという
スーパー事務アドベンチャースペクタクルストーリー。
vol.3にして初めて紹介しましたが、この帯も秀逸ですね。(最近デザインが変わったようです)
そして「生きのびるための事務」このタイトル。帯の言葉、黄と黒でとぼけたタッチのキャラクターを描いたデザイン。極めつけは中身が漫画。
ちょっと見ただけではいったい何が書いてあるのだか「???」という困惑のさせ方が最高峰。
そのすべてが功を奏してamazonでもめちゃ売れ、書店でジャケ買いされてる方も結構おられるようで、この本で坂口恭平氏の持つ世界にはじめて触れる人がたくさんいるんだろう!
前回は、「お金の管理」についての実験的実践にて、とんでもないクリエイティブさを発揮し、お金についての心配からひととき解放されたJさんでした。(ぜひvol.2も)
そして本書第2講「現実をノートに描く」のほんのさわり。ジムのおじいちゃんのエピソードに少し触れたところで字数制限(私の中の)にひっかかったわけです。
遠回りが多くって失礼いたします!
今回はジムのおしえてくれる事務、お金の管理と並んで大切なもうひとつの要である「スケジュール管理」のおしえに入ってゆくのです、、
未来に行くためのタイムマシン「ノート」
「今」も「未来」もぼんやりとしてつかみどころなく、毎日の生活がなんとなく不安だったり不満だったり。はい、22歳の坂口青年と同じく、恥ずかしながら40歳の主婦Jさんにも、そんなところはあるのです。
そんな我々に、ジムは「10年後の未来を描くために、白紙のノートというタイムマシンを使ってバック・トゥ・ザ・フューチャーしましょう。」と言う。
漫画ではすったもんだありながらですが、Jさんはもうバカの一つ覚えで素直にやってみようと決めましたので、ジムの言う通りノートいっぱいに正円を描き、
未来に行くためにまずは「現実を描き出す」ということに取り組みます。
大公開
この画像をアップして、2000字書いたところで、不登校ムスメ記事やartと森のようちえん記事(ぜひよろしく)にとりかかってしまい、放置してもう2週間以上経ってしまっていた、たはは。
実際はここからどんどん進化しているのだけどとりあえずこの時点の話を進めよう。私はこんな人です!
自分の行動とは、そのまま自分という人を表すのだわな。まさしく。
いつも「最近何やってるの?」という質問に、特になんも、、って答えることがない自分ムナシ〜とかウジウジしてたけど。
書いたらわかるなぁ!色々と私なりの生き方やり方があるよ。
つか、「最近は自分の『生きのびるための事務』研究をしております!!」で十分オモロいな 。
あえて言葉にして表現しなおすとすれば、、
「早寝早起き!賃金労働は最小限に、家事と育児に奔走しながら、早朝とスキマ時間においてインターネット上や紙のノートに、経験や感情を書きとめ『生きのびるための事務』研究を楽しみに生活している主婦です!あと森のようちえんの広報!」とかか?
坂口恭平noteで公開されている原作の「生きのびるための事務」を初めて読んだ去年の秋ごろから、この正円に現実を描き出す試みは実践していた。
そこから少しづつ、明日明後日のようなごく近い未来を描きながら微調整を繰り返し、この令和6年6月20日の私の現実があります。
ここに至るまで数か月かけて、
「好きなようにやりたいようにやってもいい」ということを自らのこころに言ってやり、それにはまず「好きなことやりたいことってなんだっけ」ということを思い出す、ことを思い出すことからやってみようねー。
なんて幼い頃の自分に耳を傾け、坂口氏の著書やその他の本・人との対話に手伝ってもらい、森のようちえんの活動広報のためはじめたこのnoteに自分自身のことも好き勝手に書き始め、、
それからぐぐっと頭が柔らかくなってきた実感がある。
その結果、まだまだ浮き沈みはあれど、おおむね充実感があり、落ち込むことがあったって、、大丈夫!これからもっと楽しくなっていくのだろう!そんな気持ちに還ってこれる。
そんな安心の生活環境を自分自身で整えられてきたと思っています。
7月に入って近頃は、noteに「森のようちえん」「不登校ムスメ」「経験の整理整頓」という三本柱で記事を書く以外に、昔好きだったこと、絵を描いてみたり詩を書いてみたり、本もたくさん読むし音楽聞いて歌って踊ってみたり、服を選ぶことも楽しいし、気になったところに出かけてみる。参加してみる。SNSの楽しさおもしろさを素直に喜ぶ。
なんてことがとっても気軽に楽しめている。
そんなん別にあたりまえのことといえばあたりまえなんだけど、子どもができてから、それもあたりまえといえばあたりまえなんだけど、優先事項が激変した感覚でもって生活が激変していって。
その感覚と生活を経て、改めて自分自身に素直になる地道な訓練を積み、訓練による技術の向上を実感しての毎日の充足。
だってどちらも私の望んだことだもの。妻にもなりたかった、母にもなりたかった、いやしかし言葉で表す事実以外に「妻」とか「母」とかって何よ?!
私の持つ「枠」との葛藤、それを経てまたこの自分(自分とか、ないから。と突っ込むのもまた楽しみのひとつ)の血となり肉となり。そうでなければ書けない詩もありましょうぞ。
ガチガチの凝り固まりをはがすとき、自分の自由を家族とすり合わせるとき、いや、それも自分自身でどう折り合いをつけるかを静かに自分に問うだけでよいのだけど。そのとき、すこ~しだけ、、いや、けっこう痛かったかな?!
でも、基本的に楽しみながらやるものだと思ってやれば楽しいだけの毎日の積み重ねである。痛かったとこを超えると、超ラクチンかもしんない。
先に書きましたように、私は今まで「明日・明後日・ゆうても来週来月」くらいのごく近い未来を描き正円の調節に取り組んできました。
それは私の保守的な部分がそうさせたのかな、と思いますが、研究の方法はそれぞれ自分なりに考えアレンジしてゆけばいいのだろうと思いますので、私にはこれが合っていたということ。
そうやって練習を重ね、頭を、こころを柔らかくして、「10年後の未来を描き出す」ことに、わくわく、どきどき、はらはらしながらとりかかるとしましょう、、
第3構 「未来の現実をノートに描く」
大工の棟梁笠井さん、とのエピソードにホロリとしながら、10年後の自分のとある一日を、夢想で終わらせるのではなく、段取りを組むように具体的に正円に描いていく。
まず、その際に大切なことを、胸に刻む!
ジムのこのおしえを、、頭にこころに叩き込んだ!そう思って取り組むのだが、「10年後か、、娘は19、息子は14、、」「家事はここに入れこんだほうが効率がいいな、、」「理想はこう!朝のうちにアレしてコレして!」みたいな考え方になってしまい、
「やるべきことをどう効率よくこなすか」の正円を描こうとしてしまうのだ!!
ちょっと待ちなさい、、。それ!
これまでの人生でもさんざんやったやん!
やめ!
もっと、シンプルに!楽しく!気持ちよく!リアリティが大事だと自覚しながらも、テキトーさと無責任さを同居させて!だって自分の10年後じゃんよー。いつでも調整しなおしたらいんだからっ!「生きのびるための事務」の、研究と訓練としてとにかく、自分の考えを柔らかく、どっかから降ってきた思いつきでも、いい感じならいれてみる!
そんぐらい、いったん、楽しく気持ちいいことだけで正円を描いてみよ~~っ!
と、ここでまた気づけば3500字オーバー。
ちょろっと、私の応援したい森のようちえんの景色をお送りして、次回へと続くことにしましょう。。
「空のしたひろば すぎぼっくり」では、クッキングやクリエイティブ活動がない週3日は、9時15分~15時30分、朝の会と帰りの会以外の時間は基本的に園児たちの気の向くまま、自由に過ごしています。お弁当も、声掛けしたりしつつも、好きなタイミングで食べます。
クッキングもクリ活も、気が向いてない人は参加してないことも多々あります。気が向いてるのが他のことなだけです!そこが大切!
すぎぼっくりの子どもたちのように、楽しく気持ちのいい自由な発想で、自分のスケジューリングをしたいものですな!うむ!
これぜんぶ、やりたくてやってるやつ!気が向かなかったら違う事で楽しむだけ!それだけ!
最後までお読みくださってありがとうございました。来週は森のようちえんの保護者当番の記事をアップしようと思います~!
保護者有志がすぎぼっくりのHPをええかんじにリニューアルしてくれ中なのなの!これからリンク張ります!ぜひのぞいてみてね!
そして気軽に鳥取県智頭町に移住しよう(^▽^)/
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