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#アート
作り手が、初めて絵を購入した話
先日、私にとっては割と大きなことがあったのでそれを書いておこうと思う。
いつまでも忘れないために。
絵には「完成」が、2回ある。
1回目は、言うまでもなく画面の完成。
描き手が、描き終えたときだ。
2回目は、見る人がそこに物語を見出す、或いは自分との繋がりを発見する。
見る人が頭の中で物語を紡いで、絵に命が与えられる。
絵は2回目の完成を迎える。
そして作品をつくるということの本質は
集積とオリジナリティー
「自分」は何でできているか。
誰の何を見、誰の何を聴き、誰の何を読み、誰に何を学び、誰に憧れてきたか、がその人をつくる。
自分は「他人の集積」でできている、
最近そういうことを実感した。
人はゼロからものを生み出すことはできない。
自分の中に取り込んだもの、摂取したものからしか、ものを生み出すことはできない。
あまりにも当然の事だけれど。
誰もが誰かに影響を受けている。
そしたらその