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自分の"本気"と"成長"に出会えた社会人1年目の奮闘記。

こんにちは。
HR×スタートアップで新規営業に励んでいるKayaです。

noteを書くのは、就活を終えて以来2回目になるので、かなり久しぶりですね(笑)。
あまり文章を書くのは得意ではないのですが、激動の社会人1年目を振り返り、改めて自分の現在地を知りたいと思い、noteを書いてみることにしました(現在沖縄に向かう飛行機の中です)。未熟な上に長文ではありますが、最後まで読んでくださると嬉しいです!

自己紹介

・名前:Kaya
・出身:北海道札幌市
・大学:青森の大学で生物学を専攻&探検部に所属
・経歴:HR領域の法人営業(アポ獲得〜導入後のフォローまで)
・表彰:社長賞新人賞&全社顕彰でジュニア新人賞
・モットー:見たことのない景色を見る / WORK AS LIFE
・趣味:仕事とディズニーとアウトドア
・16Personalities:ENTJ(指揮官)
・ストレングスファインダー:達成欲、競争性、目標思考、未来思考、慎重さ

▼これまでの経歴(学生時代)
・鳥類学者を目指し生物学を専攻&探検部でアウトドアライフに没頭
・あるきっかけから学者を目指すのをやめ、就活を開始
・大学3年生3月に、HRスタートアップ企業から内定&就活を終える
・大学4年生6月から、HRベンチャー2社で長期インターンに参加
└インサイドセールス / 新卒向けのイベント主催&CA&RAを経験
※詳細は前回のnoteを御覧ください!

▼現在の仕事について
・HRスタートアップ企業の新規営業(新規開拓のアポ獲得〜商談〜受注〜導入〜フォロー)で、お客様の採用成功に向けて伴走
└現在は、IT業界の企業様が8割程度です!


前書きが長くなってしまいましたが、とりあえず私は昔から、環境の変化が多く、むしろそれを楽しむような人間でした。モットーの通り、新しい環境・人・コトに出会うことにやりがいを感じていましたが、その反面、飽きっぽく本気でやり遂げることもなく、中途半端になりがちでした。

Episode0:物語は社会人0年目の冬に始まる

「Kayaってさ、何のためにインターンしてるの?今のKayaのマインドもスタンスもビジネスパーソンとして全くイケてない。社会なめてんの?」

これは、私の人生を変えた上司との最初の1on1で言われ、衝撃的だった言葉です。

2021年6月から内定者インターンを始めた私は、半年経過の11月頃、KPI(重要業績評価指標)も80~100%達成できるようになり「ある程度の基準までできるようになったし、これで十分だ」と妥協し始めるようになっていました。営業に対する理解も乏しく、「お客様の課題を解決すること」ではなく、「アポを取ること」が完全に目的化してしまっていました。

おそらくそれを見透かされていたのでしょう。この一言で私は「そもそもなぜ貴重な時間を使って、学生のうちから働こうと思ったのか」を考えるようになりました。

その結果、「私は社会人1年目をトップで走りきって必ず新人賞をとりたい。そのために社会人0年目から土台を作ろう。」という目標を掲げました。

その後は有言実行するために、上司からこまめにフィードバックをもらい、PDCAを回して日々の業務に取り組むようになりました。

Episode1:無知と孤独に悩む春(4~6月)

2021年4月。目標がブレることはなく、「新人賞を取る」ことだけに集中する日々が始まりました。社会人としてのマナーも営業についても何も知らず、毎日が試行錯誤でしたが、とにかく成果を出すためにスピードと量を重視し、尊敬する上司からフィードバックをもらう数を増やしていきました。

「できないのが当然。自分が無知なことを知ってほしい。」
これは何度も上司から厳しく指摘されていたことです。「自分は人よりも器用だから、私ならできる」と過信している人間だったので、それが無知であることも知りませんでした。上司からのフィードバックは常に的確で厳しいのですが、本気で私と向き合ってくれていたことがわかっていたので、私は自分の考えの甘さや実力の無さへの悔しさで涙する日ばかりでした。

また、これまで私は様々なコミュニティーで「輪の中の一員であること」「周りに合わせること」を重要だと考えていたので、成果に集中するあまり社内外での人との繋がりがどんどん薄れていくことに不安も感じていました。

そんな中、尊敬する社長との1on1で今でも覚えているのは、「Kayaは孤独でも一匹狼でもない。周囲に影響を与える孤高の存在を目指してほしい。」「かけっこでトップになるのは、横を見ている選手ではなくゴールだけを見ている選手だ」という言葉です。

その言葉を信じ、自分は孤高になることが求められている役割だと落とし込み、毎日必死に前を向いて走っていました。

Episode2:努力は裏切らないことに気づく夏(7~9月)

徐々に仕事に慣れ、できることが増えてきた夏、新人賞が決まる勝負の3ヶ月だったこともあり、さらに自分にプレッシャーをかけている時期でした。
この時期にもなると、周りの同期も成果を出すようになってきていたので、自分がトップを走っていたとしても、他の人のアポ獲得や受注に対して素直に喜ぶことができませんでした。上司には「横を気にする余裕なんてよくあるな」と言われていたので、その度に軌道修正し、必死に走り続けていました。

数字に追い込まれ、営業としての本質を見失っていた時期でもありましたが、「今のお前に必要なことが書いてある」と上司に薦められ読んだ本は、その後の私の「営業としての姿勢」にも大きく影響しています。新人営業の方、もしよければ読んでみてください!

しかし追い込みの8月、私はコロナウイルスに感染してしまいます。新人賞までの残り時間の少なさから焦りが生じ、睡眠時間や食生活の乱れに繋がってしまい、気づかぬうちに免疫力が低下していたのでしょう。10年も熱が出たことがなかったので、自己管理の甘さにショックを受けました。身体的よりも精神的なダメージが大きく、数日間は落ち込みすぎてドロドロとした感情に押しつぶされそうでした。

それでも、根気強く励まし向き合い続けてくれたのは家族と上司の存在でした。家族は十分すぎるメンタルフォロー(こまめな連絡や差し入れ等)、上司は「ここまでの努力も道のりも何一つ間違っていない、諦めずに最後まで一緒に走り続けよう」とリモートでも向き合い続けてくれました。

無事復帰後には、初の年間契約やリピート契約などを頂き、また営業活動に専念できるようになりました。そして8月、グループ全体での全社顕彰で”ジュニア新人賞”を頂き、4~9月の成果を踏まえ、10月に社長賞新人賞を頂くことができました。

今でも覚えているのは、それまで悔しさで週3~5泣いていた自分が、表彰の場では、入社して初めて嬉しさで涙が止まらなくなったことです。日々支えてくれているお客様、上司、家族への感謝で心が一杯になったことも鮮明に覚えています。

Episode3:新たな山登りが始まる秋(10~12月)

一つの大きな山を終えると、"達成欲"が強みの私は別の不安に駆られます。「次は、何を目標に走り続ければいいのか」わからなくなってしまっていたのです。そこで、改めて自分の現在地を可視化し、今後どんなビジネスパーソンになっていきたいのかを上司と可視化し、ロードマップを作成しました。上司も独立を考えていることを知っていたので、「このまま上司に頼りきりの営業ではいけない、自分の力でしっかりお客様の期待を超える営業になりたい」と思うようになりました。

そこで、10月からは商談もなるべく1人で最初から最後まで挑戦するようになっていきました。その結果、10月は、6月以降最低売上の大幅予算未達を経験します。改めて、自分がどれだけ上司を頼り、お客様に価値提供をしてきていたのかを痛感し、未熟さを実感しました。

トップセールスの上司ができていて、私ができていないことは何か。
とにかくそれを知るために、徹底的にパクること&FBをもらい続けることだけに集中しました。平日は上司がお客様と向き合う姿勢、伝え方、商談の流れ、フォローをとにかくインプット、休日は上司が読んでいる本を読んだり、録音を聞いてインプットを繰り返し、日々の営業活動でアウトプットをしていくように心がけました。

毎回、商談後の移動時間では準備、商談の流れを点数で定量化し、良かった点と改善点を明確にするように徹底しました。また、私は具体⇔抽象思考やフレームワークを用いた思考が苦手なので、"考え方"や"地頭力の向上"にも挑戦するようになりました。

小さな積み重ねは諦めずに挑戦し続けることで、必ず成果に繋がります。シーズンラストの12月には、自分主体の商談でも受注に繋がり、過去最高の売上を更新できるようになりました。

Epidode4:営業の面白さに気づく冬(1~3月)

12月の追い込みを終え、1年の振り返りや来年の抱負を考える時期には、「営業は大変だけど面白い」と心境の変化が生じました。入社当初には1mmもわからなかった、営業としての自身の強みややりがいが、成果とともに実感できるようになっていたのです。

「なぜ営業を楽しいと思えるようになったのか?」
上司からは、「"できない"を"できる"に変える(=成長する)ことができ、今までに見えない世界が見えるようになったから。」というFBを頂きました。

営業活動を通して出会った多くのお客様からも日々、嬉しい言葉もたくさん頂いています。「Kayaさんだから」と信頼してもらえる関係を築くことができるようになったのは、これまでの多くの失敗経験があったからだと実感しています。

とはいっても、現状の最強の営業をLv.10だとすると、上司でもLv.5、私はまだLv.2くらいだそうなので伸びしろしかありません。

このシーズンはお世話になった上司の退職もあり、「1人で考え、判断し、行動する」ことが増え、その分失敗も増えました。ですが、まだまだ荒削りではあるものの、”上司の営業スタイル”と"自分の強み"をかけ合わせた営業スタイルを型化するまでには到達することができました。

まとめ

ノンストップで書き続けていたので、まとまっていない箇所も多くあるかとは思いますが、私は社会人1年目に「挑戦せずに後悔したこと」は一つもありません。また「ワークアズライフ」な生き方に落ち着いた今の自分もとても気に入っています。

結局、自分が本気になれたのは、以下の3つが揃い、最後まで諦めずに走り続けることができたからです。

・「なりたい・ありたい姿(=目標)」が明確であった
・実現に向けてサポートしてくれる環境と人と出会えた
・常に決断し実行するラインまで追い込むことができた

そして、何度も登場していたかとは思いますが、"成長"に"本気"で向き合ってくれる上司との出会いが、私の仕事への考え方、ビジネスパーソンとしての生き方に大きく影響を与えました。感謝してもしきれないので、今後も成長した姿をお見せできるよう努力し続けるのみです。

振り返ると圧倒的に、大変、きつい、苦しい瞬間が9割以上を占めているのですが、それを乗り越えた先の景色が見えたときの”忘れられない"喜びや達成感に出会えることが、私にとっての仕事であり、ワークアズライフを楽しめる理由です。

営業は"数字"が評価に直結するため、追い込まれると本質を見失いがちですが、目の前のお客さんを理解し、寄り添い、伴走するという"当たり前"の顧客志向のスタンスを貫くことが私にとってのブレない姿勢であり、成果にも繋がると確信しています。最強のCustomerSuccessを継続できるよう、私自身のレベルを上げていくことが今の課題です!

社会人2年目は、さらに自分の成長に集中し、挑戦し、仕事に没頭してこようと思います。まだ23歳。20代にどこまで自分が到達できるのか、私自身も楽しみです。

これからもマイペースではありますが、SNSで日々の学びや考えを発信していきたいと思います!社外のつながりも広げ、自分の視野も広げていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします!

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