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花束みたいな恋をした、みてきた


映画のネタバレ含むので、
ご注意ください◎


今年に入って映画館で初めて
映画を観てきた。


花束みたいな恋をした


有村架純と菅田将暉の主演の映画だ。
予告で観たときから気になっていて、
公開されたら観に行きたいなと思っていた。

〈 あらすじ 〉

はじまりは終電を逃した夜ーー
偶然出会った二人はそのまま一緒に過ごし、
お互いの好みや考え方が奇跡のように同じということを知る。

恋に落ちるのは、一瞬だった。

そんな二人に待ち受けていた未来は…。


出逢ってから付き合いだして、
同棲も始めるそこまでとんとん拍子のようだった物語
そこの描き方がもう見ていてどきどき、にやにやもので。


ただただ可愛くて、微笑ましい。
ふたりのVlogなのかなと思うくらいに、素敵。


青がテーマなのか、二人のコーデに青系が入るのが多めで、
爽やかだしいいな、と思ったり。


大学を卒業して二人は、フリーターで同棲を始める。
そこから、少しずつ二人の歯車がかみ合わなくなる。


いつまでも、大学生のようにはいられない麦。
いつまでも、大学生のような気持ちで一緒にいたい絹。


二人でいたいからこそ、就職し幸せになりたいと思う麦。
二人でいたいけど、今を楽しみたいと思っている絹。


お互いが一緒にいたいという気持ちは変わらないはずなのに、
どうしてこんなにもすれ違っていってしまうんだろう。


昔は、音楽も本も映画も、初めて出逢った時なんて
履いていたスニーカーですら同じだったのに。


今、彼はずっと仕事。
よく話していた本の話も映画の話もできない。
ただわたしは一緒に喜びを感じたり、
楽しいと思ったものを共有したいと思っているだけなのに
っていう絹の気持ち。


なんでこれからも二人でいたいと思うなら、
仕事をしないんだろう。

こっちはずっと一緒にいたいと思うから仕事して、
ちゃんと生活できるようにしたいと思っているのにっていう麦の気持ち。


どっちもわかるんだよなあ。
こういう気持ちをいかにすり合わせていくか、なんだよね。
言わないと本心って見えないし、何考えているかわからないから。


話を聞く余裕がないとできないし、
受け入れる覚悟がないとできないけれど。


価値観や趣向が変わっていくのは人だから当たり前で。
環境が変われば、なおさら変化は訪れる。


それを相手にも求めてしまうと壊れやすい。
気付けたら、きっとまた二人の未来は変わったかもしれない。


最後のシーンは、もう二人のもらい泣きよ。


楽しいことだけを胸にしまっておこう。って
それが花束みたいな恋なんだろうな、って思って
「うわ~、そういうことか。そりゃ花束だわ」ってなった。
恋って、嬉しいし楽しいけど、悲しかったり切ないこともある。
花束ももらって嬉しいけど、枯れてしまう生ものだから儚さもある。


ひゃああああ、そう考えた方すごって思った。


大切なことを教えてくれた映画だと思う。
相手が変化していくからって、
自分も変化しなくちゃって無理に焦る必要はない。

ないのだけど、その相手の変化を受け入れることは大事だし、
違和感を感じるのであれば、話し合わないとお互い辛くなる。
せめて自分の今の気持ちを伝える努力だけでも。


いつまでも、相手が自分のことを好きでいてくれる
保証なんてどこにもなくて、どんなきっかけで別れがくるかわからない。


散り積もった違和感が積み重なって、
苦しくなったときにはもう遅いのだから。


あああ、それにしても、二人のいちゃこらは
最高の画でした。

そして、青空の下での映像の色合いが
めちゃくちゃ好きでした。
なにで撮ってるんだろう。




観に行ってよかったな。
花束の意味の解釈は個人的なものなので、
こいつなに言ってるんだろと思ってください笑


きょうもありがとうございました!


*



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