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エッセイのようなもの

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#エッセイ

思ったこと感じたこと.3

思ったこと感じたこと.3

・安楽死を希望ってそんなに変?普通に話したら相手がえらいショックを受けてしまった。自分にとって生きてることは終わりのないマラソンみたいで、いつ終わるのかな、もう走りたくない楽になりたいって常時考えてるもんだから。空気を吸って吐くみたいに当たり前の思考だったんだけどなあ。死にたいのに生きなきゃいけない板挟みで苦しいよ、と言った。死にたい気持ちが分からない方がいいよ、その方が健全で、全うで、きっと世の

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午後の紅茶を午前に飲んだ日

午後の紅茶を午前に飲んだ日

睡眠剤を飲んだのに眠れない。いつもならストンと眠れるのに。
あーーどうしよう。
いじっていたスマホを横に置いて目を瞑る努力をしていると、なんとなく昔のことを思い出した。

幼稚園に通っていた頃だったかな、おばあちゃん家に泊まった。
部屋で電気を消して私は寝ていたけれど、
キッチンのかすかな灯りとお母さんとおばあちゃんが話し声が聞こえて目が覚めたんだっけ。
お母さんはわたしにコンビニで飲み物を買って

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年を越えた

これで何か全てが変わるわけじゃない、ただこの瞬間はどうしても楽しい。ああ今なら全てがいい意味でどうでもよい。周りが騒ぐ後ろで突然花火が上がった。きゃあ!すげー!驚いてスマホを向ける、この瞬間を、冬の花火が笑顔のみんなを綺麗に照らしてくれる。キラキラとした年越しが、1年前の暗闇を照らす花火のようだった。
#超短編 #エッセイ

「僕の周りの温度が少しだけ下がった」 "STRIPE!"

最近ハマってる曲を紹介したくなった。
槇原敬之さんの"STRIPE!"だ。

毎年冬になると聴きたくなる曲。

歌詞の"僕"は、街中のテレビで
遠い場所の天気予報を見かける。

「絶好の1日でしょう」
その瞬間に僕は思い浮かべる。

冬の澄んだ空気

雲ひとつない青空

真っ白な雪のロケーション。

「ああ、まるで。"そこ"にいるみたいだ!」

イントロから爽やかさがすごい。
冬の晴れた日、朝に

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Pink or Black

わたしの中には
2人の"わたし"がいるの

天使と悪魔

でも
どちらも本当の"わたし"なの

そんなわたしを
君は
祝福してくれる?

この曲は、とても自分にしっくりくる曲だ。
双極性障害という病気に罹ってから
まるで自分の中に2人いるように感じていたからだ。

歌詞にあるように
「みんなが笑顔で 穏やかに 幸せでいられるといいな」と願う自分と

「全員消えろ 自分も、何もかも全て終わってしま

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悪意にはナイフを持って迎え撃て

嫌なことがある。
それは通り魔のように。
誰しもが起こることだ。理不尽なこと。

その嫌なことに対して
"嫌なことなんて忘れよう!"
"考えるだけムダだよ"
"いいことあるよ"
なんて善意の助言をもらったりする。

まぁそうだよな、と思って。
嫌なことを考えないようにして、音楽を聴いたり好きなことをして
憂さ晴らしをする。
だけど頭の片隅には、嫌なことが張り付いているのだ、24h/7days。

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好きって、チカラが明日を生きる

好きって、チカラが明日を生きる

好きだ!って気持ちは、強い。
一種の生命力を感じるほどに、強烈だ。
これが大好き!といえる趣味やモノや人があることは
ものすごく幸福な状態じゃないのかな?

胸がキュンと ときめいていく瞬間
脳汁がドパドパ出て行くあの感じ
心臓はドクドク早まるビート

胸が締め付けられる位に大好きで、
絶対にこの気持ち変わらない!って思っても
時間が経って変わったりするね。
やっぱりその時、その瞬間を全力で楽しん

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社会不適合

あわない。

根本的にあっていない。

自分が、今の社会とあっていない。

どうしたらいいのか、ずっと考えてきた。

あわせる努力をした。

進学をした、就職をした、良い人に思われるように、期待に応えるように、恥ずかしい人間だと思われない、思わせないように。

どうだった?

何が残った?

押し殺した本音、傷ついた心は修復が難しい。
嘘ばっかだ、嘘ばっかついてきて 本当のことを口に出す方法を忘れ

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am0:25

胸がせつない。くるしいとはまた別の。

5年くらい前にハマっていた曲を聴いて当時を思い出す。

別の場所に住んで、別のことにハマっていたあの時。

なぜか思い出すのは良いことばかり。

思い出って美化されやすいよね、不思議だ。

終電間近で帰った駅で
綺麗に塗装された道路を歩いて帰る、

大好きな曲をイヤホンで聴きながら、
地面に埋め込まれたライトが綺麗で、
まるでスポット

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怠惰、ミルクキャンディー

夏だからアイスを外で食べたくて
コンビニに買いに行った
空の向こうに
赤い月が笑ってた
綺麗な三日月に心がときめく

ミルクキャンディーが溶けて
雫が地面に垂れていく
それを求めて蟻がやってくるよ
ああ自分は蟻なら上手く生きれたのかな、
何もせずとも誰かに何かを与えられたらいいのにな。上からお金が降ってくればいいのにな。
#日記 #エッセイ

とかいがげんかい

都会がもう、息苦しいからたすけて。

広告まみれの街
無意識に物欲に飲まれて
人の目線を気にした買い物
写真撮るために
食べて遊ぶ
目的が逆になってる気がするなー

お金も時間もこんなに使うはずじゃなかった
と後悔した時には遅し
惰性のためにコンゴルドを捨てられない
毎度毎度、勉強なんてしない

建ち並ぶビル群
コンクリートまみれ、自然ってどこ?
あ、真上だけか。空だけ
え、こんなんでいいの、生物

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シェア生活がしたい

物が要らないなぁと思う。
基本的に所有したくない。

肌に触れるもの以外は全部シェアで済ませたい。
下着とタオルと布団、歯ブラシとバス用品くらいかな。
服も靴もシェアでいい。
冠婚葬祭のスーツやドレスも全部シェア。

ベッドや家電は全部シェア、もしくはレンタルでいい。

物のせいで自由に動けないなんて くるしい。

バッグ1つに大事なものだけを詰めて
どこへでも行きたい。どこまででも。

行った

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