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アラサー平社員の思う、人生において避けるべき人たち

約5年ほどの短い社会人生活を振り返ってみて、すでに3つほどの職場の間を泳いできた。

私には夢がある。
いつかは独立して働きたい。
理想としては、フリーランスとして複数の業務をこなしていくこと。
だけど、まだ自分に何ができるかちょっとわからないところがある。

1つの職場に所属して、その職場の仕事に集中し、誰かに雇われるような働き方を長く続けるつもりはない。
今の職場での仕事も長く続けるつもりはない。

今の職場で働いているのは、夢へとつながる次のステップに進むための準備期間として働いているのが大きい。
職場の人全員には私の将来のビジョンを隠しながら、平日の昼間は事務員として静かに働いている。

これまで会社勤めをしてきたなかで学んだことがある。
新卒で入社した会社では仕事面において優秀な上司に恵まれ、社会人としての心構えや仕事のやり方を厳しく注意されながらもたくさん教えてもらった。

ただ、それ以上に深く学んだこともある。
やっぱり前向きなことよりもどちらかといえばネガティブなことのほうが印象に残っているようで。

「人生において避けるべき人たち」

これまで経験してきた職場において嫌というほど学んだし、そういった人たちから被害を受けたこともあった。

いま思えば、そういった人たちのことを気にせずにマイペースに過ごして、そういった人たちが届かないぐらいスキルを磨いて突き抜けてしまう努力をもっとすべきだったかもしれない。

ただ、平日昼間のフルタイムの仕事といえども、たいてい職場で7~8時間以上は過ごすことになる。
もしもそういう人達に出会ってしまったら、なるべく関わらないようにするべきだ。
1年の大半は職場にいる計算。そのような状況下なら、私の人生の1分1秒にまで何らかの悪い影響を与える可能性だってあり得る。

職場内でそういう人たちに振り回されて、1回きりの人生を棒に振るようになったら元も子もない。              短い私の社会人生活のなかで、職場にいたら特に避けるべきだと思った人のタイプをまとめてみた。

職場でそういった人に出会ってしまったがために悩んだ時期もあったが、自分の気持ちに素直になって思い切って、そういった人が多数いる場を離れてみたら、すごく心が穏やかになって心も軽くなった気がする。



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1.マイナス思考な人

職場の待遇に対して、毎日懲りずに不満を言っている人がいた。
「給料が低い」「給料が下がった」などとお金に対する不満や文句が多いくせに、スキルを磨いたり、自分からお金を増やそうとする努力をしない。
他人から恵んでもらうことばかり期待して、自分自身はまったく成長しようとする意欲が感じられない。
「私はこれだけ働いているから給料を上げてくれたっていいだろ」と毎日のように文句を言う人に限って、似たような人と群れてお互いに愚痴や不満ばかり言っていた。

昼休憩もいつも一緒に行動。
ご飯を食べながらいつも決まって言っていたのは「あの人は重大なミスをしているのに注意されず、何で私の軽いミスをしつこく注意されなきゃいけないのか。それなのにあの人と私はなぜ同じ給料なのか」と他人の気に食わないところを飯のネタにして、話の結論として給料への不満につなげる流れだ。
他人の悪口や職場の愚痴はご飯3杯いけるネタなのだろう。
そこまで今の会社に不満があるなら、資格の勉強なりしてスキルアップに励んで、さっさと転職すればいいのにと思うが、マイナス思考の人は「転職してもなかなか職場が決まらない気がする」などと理由をつけて、あれこれ不満を言うわりに現状を変えようとする努力をしない。                                            「年齢でまずアウトだから転職しても無駄だ」というのもお決まり文句。
たしかに転職に年齢の制約はあって難しい場合もあると思うが、ちゃんと努力もせずに溜息のような言い訳をしているだけのように聞こえる。

愚痴や不満ばかり言っているせいか、いつもどこかその人に対して卑屈で暗い印象を抱くようになってしまった。
リップクリームを塗る姿、弁当を食べる姿など全てにおけるものが、とにかく陰気くさく感じるまでになってしまった。

マイナス思考の人が多数いる場所は結構ある。
 そんな人に限って、誰か似たような人と集まりたがる傾向があると思う。
気が弱い人は1人では何もできない。
似たようなタイプの誰かと自分の愚痴や不満を共有することで自分たちの不満を正当化させ、自分は強い人間で正しいことをしている間違っていないのだと思い込みたいのだろうか。
それこそ偽りの強さでしかないのに。

私もどちらかというとプラス思考というよりは、マイナス思考のタイプで愚痴や不満をしばしば言っていた時期があったが、
自分よりもマイナス思考の方々を見て、愚痴や不満を言ってばかりでも生産性がないし無駄な時間の使い方だなと思うようになった。
不満ばかり言ってる時間を勉強や自己研鑽の時間に当てたほうが自分をバージョンアップさせて、将来の可能性を広げることになるに違いない。

2.学習能力のない人

仕事のやり方を何度教えても右から左へ筒抜け。仕事を覚えようという気があるならまだしも、覚えようとする気がないのか、はたまた覚えることを諦めたようにも思える。
とにかくミスが多い。
一度ミスした仕事をどこかにメモして次からはミスをしないように気をつけるが、メモを取ることもせず次回も同じミスを何度もやってのける。
それなのに自分は仕事ができる人間と思いこんでいるようで、能力がないくせにえらそうな態度をとることがある。

学習能力のない人だからか、職場の在籍年数が経っても平均と比べて仕事が遅い気もするし、だからといって仕事の精度が高いわけでもない。
観察していると、割と無駄なことに時間と労力をつかっているようにも見える。
忙しい忙しいといっていつも残業してばかりのイメージ。
逆に、仕事をこなすスピードは早いが、中身をあけてみると呆れるほどミスが多いという人もいた。
こういう人は「仕事のスピードが早い=仕事ができる」という思考の持ち主だろうが、仕事の内容にもよるのではないかとも思う。
ただ、正確さが求められる仕事内容であれば、
早く仕事をこなしてもらってもミスが多いと他の人の仕事が余計に増えて迷惑をかけることになる。

時には上司からの適切な注意に対して、口答えや言い訳ばかりして自分のミスを認めないという人もいた。

言い訳も時間と労力の無駄な行為だと思う。
適切な注意に対して言い訳でごまかすぐらいなら潔く自分のミスを認めて謝り、今後に向けてミスを減らす努力をしたほうが気持ちいいと思ったりする。
知らないことがあれば調べて覚える努力をするようにしたほうが、自分のためになるとも思った。

「学習能力がない人」というレッテルを貼られたら終わりだなと思い、まずは仕事の基本をきっちり覚えようと思った。

3.他人のミスにはうるさいが、自分のミスには甘い人

そこまで仕事ができるわけでもないのに、自分は仕事ができるという思い込みが激しく、基本的には自分を客観視できていない。

自らの能力の低さを棚に上げて、自分よりも能力が下に見える人間にはえらそうな態度をとる。
自分より下だと思う人間に対して失言が多い人だなと思った。
過去に、私は馬鹿にしたように鼻で笑われたことがあり腹ただしく思うことが何度もあったが、
途中からは「仕事中なのに、またこの人寝言を言ってるわ」と思いながら仕事をしていた。

とにかく嫌味を言われたらスルーして忘れるに限る。覚える必要なんてない。

そして、こういう人は自分に非があると自覚している時、相手から何か指摘されたりすると物凄くムキになって応戦してくる。

厄介だった。本当に関わるとこっちが怪我すると思い、絶対に関わってはいけない人だと警戒していた。

4.気が弱いがプライドの高い人

高学歴のためかプライドが高く、誰かからミスを注意されることを嫌う。
その割に気が弱いから周りに流されやすく詰めも甘い。
まあ気が弱いからこそプライドが高く、周りにも強気な態度をとっているかもしれないが。
理解力も早く仕事をこなすスピードも早かったが、蓋を開けてみると書類が変なところに綴られていたりするわで荒れ放題であった。

そしてさらには機嫌が悪いと顔にすぐ出る。
仕事中でも機嫌がコロコロ変わる情緒不安定で、面倒見の良い優しい先輩キャラかと思えば、急に物に当たりだしてちょっとしたことで冷たい態度をとる。
正直めんどくさく思っていたが、仕事で関わらないといけなかったので、本当に私も気苦労を重ねたものだ。
だが、どこかの時期だったか?退職を決意した頃だったか?
いつまでも振り回されているのは馬鹿馬鹿しいなと思ってからは、次第にその人のご機嫌の良し悪しに惑わされずに仕事ができるようになっていった気がする。

だが、それにしてもストレスのかかる。

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このタイプ全員がいる職場を経験してきて、今の私は厳しい修行の道を歩んでいるのか…と何度も思い、いつになったら極楽浄土にいけるものかと何度も考えた。
どうせこのまま耐え続けるよりも、自分の居心地がよい場所や自分のような人間が多数派となれる環境を模索することに時間をつかったほうがいいと思った。

「石の上にも三年」というが、こんな環境で3年も耐えるよりも、私が病気になって倒れる時期のほうが早く来ていたかもしれない。

人生なるようになるわと思い、結果的に私はそんな人たちが多数いる職場を去ることになった。

転職先はまた別の問題があるだろうけど、こういう人たちがいないためか、穏やかな気持ちで仕事ができているように思う。

それでもまた居心地の良い場所を見つけたら、いずれかは今の職場も去ることになるであろうが、まあその時はその時として。




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