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「誰かのために」は、自己犠牲の始まり。

・自分の話をするより、人の話を聞く方が好きだ。
・嫌な思いをした。でも言い返すのも面倒だ。
・矛盾点を見つけたが、言わない方が相手のためだ。
・相手以上に、相手の悩みごとに真剣になる。
・マシンガントークが苦手だ。

上記に、1つでも当てはまる人はいないだろうか。

これは、私の傾向をまとめたものだ。もし、1つでも当てはまったのなら、誰か他に吐き出せる場所を確保することをオススメしたい。

昔から、人の話を聞く方が好きな私。視野を広げるための、大切なひとときだと思っている。もちろん今も人の話を聞くのは大好きだし、いろんな人の体験談や取り留めのないお話を聞かせて欲しいと思っている。

しかし、自分のキャパシティが許すまでだ。

特に、マシンガントークをされるのは、とても苦手だと感じた。マシンガントークをする彼らは、相槌なども求めておらず、ただただ自分の話を聞いてほしいのだ。まるで、ぬいぐるみにでもなったような気分だった。

良いものも悪いものも、インプットした分、アウトプットも同じくらいしなくては、心身ともに保てないことを、そのときの私は分からなかった。

私が相手の吐き出し口になっているなら

気を悪くさせないような言葉を繋げて、自身の言いたいことを我慢し、亀裂の入った心を隠して、笑顔を保ちながら相槌を打つ日々。誰にも吐き出せない毎日を続けた結果。3ヶ月で限界がきた。

我ながら早い限界に、少し笑える。
メンタルはとても正直だ。

・・・

心のバランスが崩れると、体調もそれに比例するように悪くなっていく。私は言葉通り、心身ともに生きていると実感する。

そんな私のメンタルリセットの方法がある。

まず、「今はこの人の話を聞きたくない。」と思う対象の人とは会わないようにしたり、連絡もとらないように努める。

しかし、いやでも顔を合わせないといけない場合は、いつもより少し距離を取りながら話したり、話す時間を短く簡潔に行うようにする。

意識するだけで、全然違う。

さらに、吐き出し場所を確保したなら、もうメンタルリセットは目の前だ。何も出てこなくなるまで、吐き出してしまうのだ。

「嘔吐と愚痴は一緒。吐けるだけ吐いた方がスッキリする。」

私がまだ社会人として日が浅い頃に、上司から言われた言葉だ。このありがたい言葉があったから、今の私があると思う。

・・・

「信用して話してくれた人の悪口を話すなんて」とか、「結局相手が可哀想」という声も聞こてきそうだけれど、言わせてほしい。

人のことを悪く言ってはいけません。」なんて、もう今の時代には合わないと思うのだ。

何を言っても揚げ足を取られ、どんな良い人でも粗探しされることを学んだSNS世代の私たちには、古の言葉ではないかとすら感じている。

そもそも「相手のために」と思っている時点で、自分の心を消耗させているのだから。犠牲をはらった自分を褒めて、そして可愛がってやろうではないか。

大丈夫。彼らは話を聞いてくれる人が居なかったら、彼らはまた、別の人に悩みや話したいことを持っていくだけだ。自己犠牲をする必要はない。本当に問題ないのだ。もっとわがままに、もっと自由に生きたって良いのだ。

たくさんの経験を繰り返し、そして積み重ねて、私も彼らもまた、社会に馴染んでいく術を手に入れるのだ。

今日もどこかで、相手に合わせながら話を聞いて、心を擦り切らせている"誰か"に届きますように。

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