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私的曲分析

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#今日の一曲

大原櫻子「ちっぽけな愛のうた」私的曲分析

映画から生まれた音楽。

久々に彼女のアルバム「HAPPY」を流した。
最初は本を読むためのBGM として流していた。けど、彼女の声がどんどん大きくなって、耳が彼女の言葉を追っている。

こんな力強い声と、心地よいリズムと、コーラスのようなバイオリン。

本を置いて、聞き入ってしまう。この歌を真似したくなる。歌い出したくなる。ピアノの音が切なくて、キラキラな音で夜空にいるような。

そんな愛のうた

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星野源「POP VIRUS」私的曲分析

星野源のアルバムを迷わず購入した理由が一曲目「POP VIRUS」のMVである。

どうした星野源。ヒップホップでもやるのかというような、格好と落書きだらけの車内。適度にリズムと合わせて照明が光るのがめちゃくちゃ格好よい。「Snow Men」のメロディーが彷彿され、ブレない。大きく180度変わった曲ではなく、納得するような。前回のアルバムからただいま。おかえり。の挨拶のような。スムーズに聞きやすい

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星野源「サピエンス」私的曲分析

また、この曲も「音楽」という言葉が入っている。

ホラー映画の緊迫するようなメロディーから始まって。そのメロディーはこの曲のメインを走っていくのだが。人間の光と影を表しているような気がした。階段のように上がり下がる音階は気持ちの波のようで。機械になりたい。なれない。と歌う矛盾を聞くと結構感情的曲なのかもしれない、とも思う。

憎いドロドロをこうやって音楽に変化させることによって発散させる。消化させ

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