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【入社エントリ#3】人生の「正解」は自分で作る。挫折を血肉に変えて貿易を極め、STANDAGEに行き着いた今語る決意

こんにちは。私は2024年1月にSTANDAGEに中途入社した田辺と申します。
現在は貿易戦略部でマネージャーをしています。

今日は水産系のキャリアを歩んできた私が、なぜ畑違いのスタートアップベンチャー企業に転職したのかをお話ししたいと思います。



これまでのキャリア


私のキャリアを一言で表すと「紆余曲折」となります。

大学中退⇒光回線の訪問販売⇒大学再入学⇒水産専門商社⇒STANDAGE

大学中退後、最初のキャリアは光回線の訪問販売でスタートしました。
朝から晩までピンポンする毎日は精神的にも肉体的にもきついものがありましたが、今ではこの仕事をして本当によかったと思います。
毎日がむしゃらに営業をする中で、まずは行動し、動きながら考えるという今でも大事にしている社会人としてのマインドを身に着けることができました。

その後、海洋系の大学に再入学をする決断をしました。
今でこそリスキリングという言葉がありますが、当時ではまだまだ社会人学生はマイナーな存在でした。
この大学を目指した理由は、水産物の需要は今後世界で確実に増えるだろうという確信があったことと、小規模大学ながらグローバル教育にとても力を注いでいたためです。

一度社会人になってからの大学生活は本当に楽しかったです。
これは社会人の皆さんだとよくわかると思いますが、大人になってからって誰から何を教わるにもお金がかかるんです。
しかも、一度ですべてを教えてくれることは無いので継続課金が必要です(よね?)。
でも、大学って一度学費を払ったらあとは書籍代だけですべてを専門家に聞きまくれる環境にあるんです。今でいうサブスクのような感覚に陥り、学び放題の環境最高!という思いで朝も昼もなく勉強しまくったのを覚えています。

また勉強以上の情熱で、海外留学やグローバルキャリアプログラムにも参加しました。
大学の海外プログラム窓口であるグローバルコモンに入り浸り、プログラムが公募される度にすべてのものに即応募しました。結果、数えると卒業までに30ほどの留学を含む海外プログラムに参加していました。

そして海外プログラムの一つ、ノルウェーでの研修をきっかけに前職の水産専門商社への入社を決めました。

ノルウェーで撮影したオーロラ

そこでは私たちがよく食べるサーモン加工品(寿司ネタ、切り身、サケフレークなど)のサプライチェーン全体を管理する仕事を6年間行いました。
原料買付交渉、第三国加工オペレーション、輸入通関のフォロー、国内販売、そして退職する直前には第三国からの海外販売にもチャレンジをしました。

私にとって幸運だったのは、通常2-3年でジョブローテーションを行うのが通例の中、一つの仕事を入社からずっと一貫して行うことができたことで、このおかげで水産物×貿易のプロになることができたと思います。

STANDAGEに入社したきっかけ


転職活動をしたきっかけは前職で挑戦した海外販売でした。
ある国にサーモン加工品を販売するプロジェクトだったのですが、規制調査や決済条件の取り決め、リスクプロファイリングの観点で非常に苦戦しました。
海外取引先との契約書を締結するための交渉を数ヶ月行い、やっとのことで出荷した時に思ったのは「自分たちのような大企業であってもこれだけ大変なのに、よりリソースのない中小企業でこのオペレーションを対応できるのか・・・?」という問いでした。
円安の時代、国内市場のシュリンクなど企業規模を問わず海外進出の機運が高まる中、旧態依然な貿易取引のあり方は社会課題であると感じていました。

また、貿易では決済条件は例外なく不公平です。
輸出者として先にお金をもらうか、後でお金をもらうか、キャッシュフローの観点では死活問題ですが実際は企業間のパワーバランスで輸出者と輸入者のどちらかが不利な条件を受け入れざるを得ないケースが多々あります。

上司にも周囲にも、お客様にも恵まれた素晴らしい環境で仕事しているとは思っていました。
しかし心の中に芽生えた「貿易の不平等を無くしたい」、「自分の知見を活かせる場はないか」という思いから転職活動を始めて数か月。
ふとビ〇リーチを眺めていたら、ブロックチェーンを使った新しい貿易決済システムを開発している!?しかも中小企業の輸出支援を行っている会社が・・・!

ためらうことなく応募しました。
そう、それがSTANDAGEとの出会いでした。

入社してみて感じたこと


私たちの部署、貿易戦略部は曲者が多いSTANDAGEの中でも、特に癖の強い人が多い部署だと思います。
メンバーも多国籍、バックグラウンドが同じ人なんて一人もいない。とても刺激的な環境です(笑)

貿易戦略部のメンバーでランチ

ただ、それだけにアイデアの爆発力は凄まじいものがあります。
私は何分か考えていい案が出ないときは、すぐチームの仲間に相談することにしています。
貿易開発はビジネスにおける異種格闘技のようなものなので、思いもよらないアイデアが突破口になることが多く、そういう意味では素晴らしい環境だと思います。


今後STANDAGEで実現したいこと


いい意味でスタートアップ体質なSTANDAGEですが、毎月どんどん新しいメンバーが入ってきています。

そうなると必要となるのが仕組み作りになります。私の考える仕組化された組織とは一言で表すと「再現性」と「拡張性」を備えた組織となります。
いろいろなバックグラウンドや経験を持った人に入社して欲しいですし、そういう方が継続して力を発揮できるような環境を作っていきたいと考えています。


入社希望者、転職・就職活動中の人へ向けたメッセージ


自分は紆余曲折な人生を歩んできましたが、いつも思っているのは「正解は自分で作る」ということです。
学校の勉強には答えがありますが、社会人としての選択には答えがあるとは限りません。だからこそ、自分の選択を正解にする気持ちが大切なのだと思っています。

最初の大学は失敗しましたが、後悔はしていません。
なぜならばその経験がなければ2回目の大学に行くことはなかったですし、今が一番楽しいからです。

2回目の大学生活を送っている間、私は社会人としてのキャリアは積めないが、その代わりにその数年間を投資と考え、レバレッジをかけて絶対にプラスで取り返すという気持ちで過ごしていましたし、今でもそう思っています。

どんなに失敗をしても、結局人生楽しんだもん勝ちです。でも楽しめるかどうかは自分の考え方一つです。

STANDAGEには失敗なくして成長なし、挑戦しないことが一番のリスクという文化があります。
なので、挫折経験ウェルカムです。ただ、その経験をどう血肉に変えたか、そこに真価を問われます。

いま転職活動や就職活動をされている方!
この記事を見て人生をもっと楽しみたいと思ったなら、思い切ってSTANDAGEのドアを叩いてみてください。
あなたに楽しむ気持ちがあれば、刺激に満ちた最高の人生を自分の手で作れるはずです。

◇お問い合わせや取材、カジュアル面談等のご依頼はこちらから!
 メールアドレス:info@standage.co.jp
 メールフォーム:https://standage.co.jp/contact

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