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『中途半端ミュージアム!?』『思いつき事件簿』、この企画、僕じゃなくて誰かに譲ったら成功するかもな件を考察。

思いつきは事件ではなく、実験である。後世に語り継がれそうな名文句です!?が、まずこの書き出しからスタートしてみます。

僕の本業はプロモーションの企画を作る仕事。格好良く言えばプランナー。いきなり余談ですが本当は横文字より企画者という日本語の肩書きが気に入っているのですが。会社としては地方自治体や企業のプロモーションや広報、宣伝のお手伝いをする仕事をしています。

TAN-SUの特徴としては音楽や映像、デザイン、編集などの制作技術を持ったクリエーターや食や料理の専門家などの素晴らしい方々とのネットワークがあるので、プロモーションの企画に質の良いクリエイティブやコンテンツを提供できる点です。僕はクリエイティブという絵の具を使ってキャンパスに絵を描く画家のような役割です。

プロモーションという言葉は、広報宣伝活動や広告制作、販売促進、PR(パッブリックリレーション)、コンテンツ制作、イベントなどの多岐に渡る活動の総称として使います。意外に定義が広くて混同しますが、僕たちはその中でも新規事業や新しいプロジェクト、企業の商品のリブランディング、ブランディング支援などスタートアップのお手伝いをすることが多いです。

理由としてはおそらく提案する企画量が豊富なので選択肢が多いことと、ブランディングに大切なクリエイティブを提供できることもあって、各方面から相談がくるのだと思います。デザインや映像によってプロジェクトのイメージはガラッと変わりますから。予算も少ないけど、、、という方も多いですが、それも僕らの特徴です。

そういう意味ではテレビや新聞、雑誌の広告を手がける広告代理店とも違うしPR会社とも違うし、、、ご近所付き合いできるプロモーション企画会社だと思ってください。

説明が長くなりました。

TAN-SU
https://tan-su.com/

思いつきは事件ではなく実験。プロモーションアイデアは実験しながらフィット感を探る。

僕たちの会社では自社が主体となって企画運営したイベントやプロジェクトがいくつかあります。コロナ禍で立ち切れになったものや、なかなかフィットせず継続できなかったものがたくさんあります。他人から見たら中途半端。スタッフからしたら事件。僕からしたら実験。この溝は永遠に埋まることはありませんが(笑)

一つ言えることはスタッフにきちんと説明してからスタートしろよ(^^)って感じですね💦すみません。

まぁ、スタッフからも思いつき社長、続かない人、後先考えずやっちゃう人、瞬間湯沸かし器など、散々言われてますが、思いつきのたびに巻き込まれるスタッフはたまったものではないと思うし、その通りなので返す言葉がありません(笑)反省!

先程書いたように、僕の仕事は常にプロモーションアイデアを考えること。新しいアイデア💡をひらめいたときに熱々の状態で、自分たちの会社にフィットするかしないかはやってみないとわからないんです。僕の思いつきの事件は、おそらく予行練習、実験と言った要素が多分に含まれていて、会社にフィットしなければ止めてしまうので、お蔵入りならぬ引き出し入りです。事件ではなく実験なんです。

でもそうして引き出し入りしている企画アイデアは、あればあるほどプロモーションのお仕事に役立ちます。なぜなら地域や企業のプロモーションは一律ではなく、他社と差別化するために様々な情報開発をする必要があるので、硬軟様々な企画アイデアが求められます。毎回同じようなサービスやアイデアばかりではTAN-SUという会社の価値がありません。

思いつきはスタッフからしたら事件ですが(笑)、僕からしたら実験です。と言わせてください。神様!思いつき実験簿なわけです。この作業がTAN-SUが考えるフィット感の創出につながるわけですが、一方では毎回継続ぜに終わっていたらTAN-SUのブランドイメージを損なうリスクはありますね💦

これまでの思いつき事件簿

地域や企業の成長をクリエイティブとプロモーションでサポートできれば可能性は広がる。

思いつき事件簿は、言い換えれば中途半端の集合体です。もちろん失敗したものばかりではなく、成功していて今も続いているものも半分あるということはお伝えしておきます。

僕たちの会社にはたまたまフィットしなかったけれども、企画を運用できるリソースを持った企業がいたらプロモーションやブランディングに生かせたり、産地や地域の活性化イベントに活用できるかもしれない可能性を秘めています。そう考えるとプロモーションアイデアを表に出して表現していくことは大切だと考えています。

プロモーションというお仕事は消費者とのコミュニケーション創出事業です。前述したように情報開発やメディア展開、ブランドイメージ作り、広告制作、宣伝戦略、サンプリング、CSRなど、多岐にわたります。多岐にわたるからこその新しい可能性感じています。

「ベジパンズ」というTAN-SUの食育キャラクターは、まさにプロモーション活動の中から食関連雑貨の製造メーカーさんと出会い、手触りのある商品として全国各地に旅立つことができました。第三者のサポートをしている会社ですが、クリエイティブの質を高めていけたら逆にサポートしてもらえるような関係性が生まれるのかもしれません。実際に僕たちのようなプロモーション会社が自社ライセンスを開発していくスタイルはあまり無いように思います。

中途半端の集合体は、地域や企業のリソースとのマッチングによって、やがてミュージアムのようになっていくのかもしれません。僕たちはそのためにクリエイティブの質を上げていく努力をしなければなりません。

そんなお話でした。

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