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Soysauce 萬次郎
2024年8月4日 10:15
僕は坂口恭平さんのファンである。坂口さんの本はかなり読んだし、パステル画も彼の影響で始めた。今年の6月には、奈良で開催された坂口恭平 "日々" 展にも足を運び、初めて坂口さんを生で目撃した。奈良のど田舎で、突如一人の男性の周りに人だかりが出来ている奇妙な光景だったが、僕は不思議と外で喋っている坂口さん自体には興味がなく、中の展示品たちを見させてもらっただけで、すぐに帰った。さて、今
2024年8月3日 09:20
最近の僕の関心ごとは、「こころ」「からだ」「たましい」「意識と無意識」「ことば」などである。「たましい」については、漫画「呪術廻戦」に度々登場する「魂の輪郭」に影響されているのだと思う。呪術廻戦の作者、芥見下々さんは自身が影響されたとする歴代漫画のオマージュを原作の中に登場させることが多い。その中でも、僕も多大に影響を受けた「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」には、武藤遊戯と彼がもつ千年
2024年7月28日 18:26
pha さんの本は過去にも「ニートの歩き方」「しないことリスト」「どこでもいいからどこかへ行きたい」など何冊か読んだことがある。3冊も読んでいれば、どこか著者との共通性にシンパシーを感じていたのかもしれないのだが、新作は SNS 経由で以前と少し考えが変わってきているということを知り、購入に至った。詳細な内容は差し控えるとして、一部印象に残ったところをまとめる。そもそも pha さんは
2024年5月19日 09:22
百万年書房 暮らしシリーズは前から気になっていて、表紙の絵に惹かれて手に取ったのが読むきっかけになった。蟹の親子さんは1991年生まれと記載があり、近い時代を生きてきたことも重なり、読めば読むほど惹き込まれる自分がいた。内容については、多くは触れないが、蟹の親子さんと両親の関係性、兄弟にふりかかる困難、ペットとの向き合い方、旦那さんとの関係性、そして自分自身に焦点が置かれていたように感じる