Soysauceman

24年4月から無職中。趣味は読書、散歩、古着、音楽鑑賞など。日々の気づきや旅行記、読書…

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24年4月から無職中。趣味は読書、散歩、古着、音楽鑑賞など。日々の気づきや旅行記、読書感想などを書いていますが、かなり独りよがりなので、悪しからず。

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藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

藤井風さんから考える興味の発生論について 僕が藤井風さんの存在を知ったのは、何年か前に関ジャムでこのアーティストがすごいみたいなコーナーで紹介されていたのを見たのがきっかけだったと思う。 その時は、記憶が正しければ「罪の香り」が紹介されていたと思うが、すごい良い曲だなと感じたのを覚えている。 そこからの人気の火の点き様はご存知の通りで、出す曲出す曲ヒットの連続。ただ、僕は藤井風さんの音楽をよく聴くものの、直接ライブに行って聴きに行こうというまでの衝動のようなものはなかっ

    • 何かを体験した際には、あまりすぐに言語化しない方がいいのかもしれない。 なぜなら、言語化とは情報の限定であり、構造上こぼれ落ちてしまう部分が出てくるため、その体験自体を陳腐なものとして、格下げして記憶してしまう可能性があるからである。 まずは、からだで思考する。

      • 扉の内か外か|Inside or Outside:A Farewell’s Impression

        デパートの少し格式の高いお店などで買い物したりすると、会計場所からどんなに遠くても店員さんが一緒に玄関まで来てくれて、商品を玄関扉の外で手渡して、お見送りしてくれることが多い。 そんなことを経験しちゃってるもんだからか、店主がお店のカウンターからさえ出て来ずに、僕が扉を開けて出ていく形でお別れする時は、何か違和を感じ取ってしまう自分がいる。 たかが、扉の内で別れるか、外で別れるかの違いである。 にも関わらず、何か内で別れるのは冷たい感じで、外で別れるのは明らかに暖かい。

        • 曲の歌詞が誰かを励ますことがあるように、note や ブログというのは、届きにくい構造だが、深く奥まで刺さる可能性があるのではないか。 言葉には暴力を含めた力がある。

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        藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

        • 何かを体験した際には、あまりすぐに言語化しない方がいいのかもしれない。 なぜなら、言語化とは情報の限定であり、構造上こぼれ落ちてしまう部分が出てくるため、その体験自体を陳腐なものとして、格下げして記憶してしまう可能性があるからである。 まずは、からだで思考する。

        • 扉の内か外か|Inside or Outside:A Farewell’s Impression

        • 曲の歌詞が誰かを励ますことがあるように、note や ブログというのは、届きにくい構造だが、深く奥まで刺さる可能性があるのではないか。 言葉には暴力を含めた力がある。

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        記事

          人間は、「当たり」を出したい生き物なのかもしれない。何かに当たりたいし、何かを当てたい。それには必ず「はずれ」が必要である。

          人間は、「当たり」を出したい生き物なのかもしれない。何かに当たりたいし、何かを当てたい。それには必ず「はずれ」が必要である。

          退屈がやってきた時は、study による成長ではなく、learn による変容が必要ではないか。 それは、自分自身が変わり、世界を違う視点で観るということに繋がる時なのかもしれない。

          退屈がやってきた時は、study による成長ではなく、learn による変容が必要ではないか。 それは、自分自身が変わり、世界を違う視点で観るということに繋がる時なのかもしれない。

          会話での大切なこと

          1046文字 何か嫌に感じることだったり、ムカつくことに遭遇したとき、あるいは違和感を覚えたときは、学びの機会である。 今日の学びは、普段から反面教師にしている方(仮称:Aさん)との会話中に起きた。 Aさんは、とにかく沈黙が嫌いなようである。 何か質問調で、やたらと個人の内情をずかずか聞いてくる。 僕は、Aさんに先日の転職フェアのことを話した。 福島県や島根県、和歌山県への移住コーナーに立ち寄ったことを話した。 すると、Aさんの親戚が和歌山県出身だったようで、「

          会話での大切なこと

          安心安全からの自発的脱却 平易なことばで言うところの 積極的にリスクを取りにいく アナーキー的クレイジー的な生き方

          安心安全からの自発的脱却 平易なことばで言うところの 積極的にリスクを取りにいく アナーキー的クレイジー的な生き方

          手紙|A cherished letter from someone special

          僕は、手紙が好きである。 手紙をもらうと、なぜだか嬉しい。 手紙は時間がかかる。 速さではなく、遅さがある。 文面をどうしようかとあれこれ耽る「あいだ」がある。 手紙には筆跡がある。 手癖があるとも言える。 手癖があると、書いている姿が想像できる。 思いを馳せられる。 身体性を感じる。 その身体性の乗った文字は、 紙という媒体の物質性と相まって、 形として残る。 紙か電子か、電子か紙か そういった二項対立の話は置いといて 僕は、情緒を感じたいのである。

          手紙|A cherished letter from someone special

          転職フェアに参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと

          2291文字 昨日は、マイナビ主催の転職フェアに行ってきた。 下記前回記事の続編となる。 前回と違ったのは、マイナビ主催とだけあって、企業ブース数に対して来場者数が圧倒的に多かったことである。 また、興味深かったのは、転職者に人気のブースが顕著だった。 大阪市役所、神戸市役所などの官公庁。 都市再生機構【UR都市機構】などの公益・特殊・独立行政法人 サクラクレパスや YTE(読売テレビグループ)など馴染みある企業 (※具体的名マズければ、削除します) などなど人だ

          転職フェアに参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと

          スマホの登場以降、人々の可処分時間の奪いあいが加速している。見る側はぼお〜っと何もしない時間がなくなり、見せる側はいかに露出を増やすかに命をかけている。もっと緩くいきたい。

          スマホの登場以降、人々の可処分時間の奪いあいが加速している。見る側はぼお〜っと何もしない時間がなくなり、見せる側はいかに露出を増やすかに命をかけている。もっと緩くいきたい。

          既に YouTube のような超短期的に消費を繰り返すコンテンツには飽きているのだが、少し先が待ち遠しいような中期的なイベントが皆目ない。 すべてが想定内で完結しすぎている。 自分のコントロールが効かないものをどんどん増やすべきではないか。 恋愛とか恋愛とか恋愛。

          既に YouTube のような超短期的に消費を繰り返すコンテンツには飽きているのだが、少し先が待ち遠しいような中期的なイベントが皆目ない。 すべてが想定内で完結しすぎている。 自分のコントロールが効かないものをどんどん増やすべきではないか。 恋愛とか恋愛とか恋愛。

          自己否定をやめるための100日間ドリル 坂口恭平さんの本

          6586文字 僕は、坂口恭平さんの本が大好きである。 発売される本は、欠かさずチェックしている。 今回紹介する「自己否定をやめるための100日間ドリル」も、つい最近出たばかりなのだが、一見自己否定と関係なさそうな僕であっても、大きな気づきがあったことに感動してしまった。お世辞抜きで歴史的名著だと思う。 これは「死にたい」という凄まじいレベルの自己否定をしてしまう人でなくても、心に何かしらの傷を負った人間であれば誰しも共感することなのではないかと感じている。 そのような

          自己否定をやめるための100日間ドリル 坂口恭平さんの本

          The lost soul(副題:よく分からない)

          僕には、世の中をどこか冷めた目線で見ている部分がある。 フィクションだと思っている節がある。 酔っていないし、熱狂していない。 それにもかかわらず、世のサラリーマンがまるで諦めたかように、全てを誰かに決めてもらって生きていくようなこともできない。 だから、苦しい。 人生に対しても、どこか主観ではなく客観的な姿勢でベンチに腰掛けて眺めている。 政治家が「この国のために働かせてくれ!」と言うような、合っているか間違っているかも気にせず、なりふり構わず全身全霊をかけられ

          The lost soul(副題:よく分からない)

          発言に責任がない SNS 媒体で、どこまで伝わっているのか、伝えられるのか。 この文字という伝達媒体が「会って話す」を超越できるのか。 つまり、インターネット上で文章に肉体を付与できるのかという課題に直面している。 それは、どうやって克服できるのか。

          発言に責任がない SNS 媒体で、どこまで伝わっているのか、伝えられるのか。 この文字という伝達媒体が「会って話す」を超越できるのか。 つまり、インターネット上で文章に肉体を付与できるのかという課題に直面している。 それは、どうやって克服できるのか。

          書く習慣

          492文字 この時代、本でもなく note でもなく、リーチという点に限れば圧倒的にコスパ/タイパが良いのは動画だろう。 そして、この流れはおそらく止まらない。 やがて、文脈を読めない人が半分を超え、ましてや文章を書く人なんて絶滅危惧種になるかもしれない。 仮に、僕に文章を書く才能がわずかながらにでもあるならば、この執筆活動は続けた方が良いのかもしれない。 それは、ささやかな達成感や楽しみがあるからでもあるが、少し打算的に考えれば、この時代に敢えて文章というコスパ/