Soysauceman

32歳にて無職に。6/10〜東南アジア一人旅。本も少し読みます。

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マガジン

  • 男の一人旅 ハノイ編

    2024年6月10日〜14日までの旅の記録

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    特に感想を記録しておこうと思った本を紹介

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    音楽LIVEの感想

  • 男の一人旅 ニューヨーク編

    2024年5月30日〜6月4日までの旅の記録

最近の記事

男の一人旅 ハノイ編(番外編)

ホテルで考えたこと 最終日は前述の通り高熱が出てしまい、喉もナイフで切られたような鋭い痛みに変わり、完全に身動きが取れなくなった。 幸いにも、解熱薬は持ってきていたので、これを服用することで何とか少し動ける程度だった。 最終日も現地ツアーを入れていたので、深夜のうちにキャンセル。そして、現地ツアーに行った後、そのまま深夜便の飛行機で帰国予定だったので、ホテルも出払うつもりだった。 だが、この状態のまま深夜まで街を彷徨くなど死を意味するので、ホテルの宿泊延長をさらに行っ

    • 男の一人旅 ハノイ編③

      ハノイは本当に暑かった。だから、クーラーなしでは生きていけなかった。僕は、迷うことなくクーラーを着けっぱなしで就寝したのだが、これが全ての失敗の原因だった。翌朝目覚めると、喉がイガイガすることに気づいた。 クーラーをよく見ると、内部の掃除が行き届いていない。それを着けっぱなしにすれば、そりゃ喉も痛くなるわけである。僕は、新しいホテルに泊まった際は、エアコンの確認と可能なら扇風機を使うことを誓った。 現地ツアー参加 リムジンバス移動 ハノイ旧市街近辺はある程度満足したので

      • 男の一人旅 ハノイ編②

        朝食:バインミー25 住所:25 P. Hàng Cá, Hàng Bồ, Hoàn Kiếm, Hà Nội, Vietnam 朝食はバインミー25というお店で食べた。有名な店みたいなので、テイクアウトは行列ができていたが、イートインは何とか入ることができた。 バインミーのお店に来ているのだから、普通にバインミーを食べればよかったなと後から思ったのだが、僕は Barbecued pork with pate & Sunny-Side-Up eggs と Iced am

        • 男の一人旅 ハノイ編①

          2024年6月10日〜14日の4泊5日でベトナムのハノイに一人旅してきた。本来であれば、東南アジアを連続で周ろうと計画していたのだが、4日目に高熱を出し、消化不良のまま一時帰国となったことも含めて、まとめておく。 出発:機内にて なるべく低予算で旅をしたかったので、ベトジェットエアという LCC を利用した。 時期的に閑散期だったのか、ありがたいことに片道17,000円くらいで移動できた。ニューヨークとの差が凄い... 機内に乗り込むと、ニューヨーク行きで遭遇した勝手に

        男の一人旅 ハノイ編(番外編)

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        • 男の一人旅 ハノイ編
          4本
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        • 男の一人旅 ニューヨーク編
          8本

        記事

          男の一人旅 ニューヨーク編(番外編)

          ここでは、ニューヨークから日本に帰国するまでのことを記録しておくことにする。 ニューヨークからジョン・F・ケネディ空港までは、行きと同じくグランド・セントラル駅から LIRR を使ってジャマイカ駅を経由し、そこからエアトレインで向かった。 アメリカで驚いたのは、普通に犬を連れて電車に乗ってくる人がいることである。でも、安心なことにブリーダーの躾が凄まじく、めちゃくちゃ言うことを聞いていた。また、近くにいる人が話しかけて、犬の名前はなんていうんですか?とかコミュケーションが

          男の一人旅 ニューヨーク編(番外編)

          藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

          藤井風さんから考える興味の発生論について 僕が藤井風さんの存在を知ったのは、何年か前に関ジャムでこのアーティストがすごいみたいなコーナーで紹介されていたのを見たのがきっかけだったと思う。 その時は、記憶が正しければ「罪の香り」が紹介されていたと思うが、すごい良い曲だなと感じたのを覚えている。 そこからの人気の火の点き様はご存知の通りで、出す曲出す曲ヒットの連続。ただ、僕は藤井風さんの音楽をよく聴くものの、直接ライブに行って聴きに行こうというまでの衝動のようなものはなかっ

          藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

          男の一人旅 ニューヨーク編⑥

          ニューヨーク4日目 セントラルパークを散歩→グッゲンハイム美術館→ニューヨーク近代美術館(MoMA)→藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater の順で回った。 この日はイスラエル文化を祝う恒例パレードが開催されるということで、例年よりも警備体制がかなり強化されていた。 際して、僕はグッゲンハイム美術館に行く際にこのパレードを避けるべく、セントラルパーク内から遠回りして向かった。 セントラルパークは

          男の一人旅 ニューヨーク編⑥

          男の一人旅 ニューヨーク編⑤

          ニューヨーク3日目 散歩→ハイライン→ハドソンヤード→メイシーズ(デパート)→マクドナルド→ブライアントパーク→サミット→昼寝→チェルシーマーケット→グリニッチヴィレジ→ Electric Lady Studio の順に回った。 3日目の朝食は、フルーツ盛り合わせとバナナ1本と抑え気味。 スーパーで購入したのだが、フルーツは硬く全然甘くない。 日本のスーパーがいかに優秀なのかと実感した。 天気が良かったので、ハイラインまで散歩した。 ハイラインというのは、廃線となった鉄

          男の一人旅 ニューヨーク編⑤

          男の一人旅 ニューヨーク編④

          ニューヨーク2日目 セントラルパークまで散歩→メトロポリタン美術館→昼寝→ブロードウェイ→タイムズスクエアという順で過ごした。 冷蔵庫がないため、朝食は前日に Whole Foods Market で購入したバナナと卵チーズパンみたいなものを食べた。バナナは1本 0.6ドルくらいで買えるので、おすすめ。 この時、初めて海外のセルフレジに挑戦してみたのだが、英語が読めれば結構簡単だった。ただし、バーコードが付いていない果物類は、直接打ち込む必要があったので、近くのスタッフ

          男の一人旅 ニューヨーク編④

          男の一人旅 ニューヨーク編③

          ホテル ホテルは The Westin NewYork at Times Square という高級ホテルに泊まってしまったのだが、HISと相談した結果、治安も悪くないし、立地もいいし、どこのホテルでも値段はかなりするので、ここがいいとのことだった。 1泊数万円するので、4泊だと結構な額である。(4泊6日) 後から思えば、もうちょっと安いホテルでも良かったなと少々気掛かりだが、室内は最高だった。 室内に入る際に、カードキーに手こずってしまい、それを後ろから来た隣の部屋の女

          男の一人旅 ニューヨーク編③

          男の一人旅 ニューヨーク編②

          気づいたら何か沢木耕太郎さんと似たようなことしてるなと思ったのだが、書くことは僕にとってもすごく楽しい行為なのかもしれない。 書くと言っても、僕は文章が上手いわけでもなく、構成も気にしていないが、それでいいのだと思う。バカボンのパパのようである。 文章にすることは、体全身で経験した情報を有限化して抽出するようなものなのかなと考えているので、どうしても偏りは出てしまうが、何かきっかけがない限り忘れてしまうので、言語化するのは僕にとって大切である。 行きの国際線にて 飛行

          男の一人旅 ニューヨーク編②

          男の一人旅 ニューヨーク編①

          なぜニューヨークだったのか? 僕が最初に訪れたい街をニューヨークにしたのは、藤井風さんがアポロシアターで公演することが決まったのを目にしたのがきっかけだった。 あまのじゃくな僕は、前から藤井風さんのコンサートには行きたかったのだが、今や絶大な人気を誇るアーティストを巨大な会場で見るというのは気が乗らない。 (どちらかといえば、みんなと同じことはしたくない派の性格なので笑) そんな時、あのアポロシアターで単独公演をするというニュースを目にした僕は「これは絶対に行きたい!」

          男の一人旅 ニューヨーク編①

          表情や身振りも情報である

          空港に行くと、チェックインから搭乗までスタッフの方が対応してくれる。 海外との比較はこれからとして、日本の空港のスタッフの方は笑顔が特に素敵だと思う。 こちらが全く笑ってもいないのにも関わらず、マスクの上からでもわかる満面の笑み。 思わず、こちらも心が動く。 搭乗後、キャビンアテンダントさんを見ていると、すごく幸せそうに見える。 たぶん、これはニコニコしているから幸せそうに見えるのだと思う。いや、ニコニコしている時は確実に幸せだと思う。 離陸に向けて空港を離れると

          表情や身振りも情報である

          旅における迷子

          沢木耕太郎さんの名著「深夜特急」トルコ・ギリシャ・地中海編の高田宏さんとの対談にて、迷子になる可能性について言及がある。 それによると、旅には距離感が大切であり、その距離感を掴むには地球を感じることが求められるというのである。加えて、可能な限り徒歩の方がいいようである。 歴史を遡ると松尾芭蕉のような当時の人は、帰りを決めずに旅をする「漂泊」をしており、旅の途中で死ぬ可能性も覚悟の上で出発し、むしろ途中の死に憧れを持っていたと書かれている。それは、旅というものと、生というも

          旅における迷子

          固定観念をひっくり返されたい欲

          歳をとるにつれて、決まった物の見方に固執したり、世間や時代で良しとされた価値観に寄っていったりと、自分の中で考えや指針のようなものが次第に出来上がってくる。 この考えや指針のようなものを上に積み上げていくと、今の自分の延長で想像しやすい物ができるような気がする。 想像しやすいということは、裏を返せば、将来が見えることで安心を手に入れることだったり、どちらかというと安定する方向に進んでいくようなイメージを僕は持っている。 僕はあまのじゃくな性格なので、これでは何か面白くな

          固定観念をひっくり返されたい欲

          最適解を疑うということ

          iPhone、Youtube、Amazon、Spotify、Nintendo Switch 最近、私がよく使う機器やコンテンツの一例だ。 気づくと、日常は限られたものの使用に集中している。 これらのものは、大変便利なもので私の生活を豊かにしてくれる。 私の知らない誰かが作ってくれた、言わば最適解のようなものたち。 私はその作られたものを消費し続けている。 果たして、これでいいのだろうか。 見知らぬ誰かが創造したものを何の疑いもなく使用する日々。 この受動的な消費

          最適解を疑うということ