【お料理】 ガパオライス (調理時間:20分)
お客さんが来て、お料理を振る舞う時に、私にはだいたいの定番のお料理があります。
和食なら、けっこう何でも出来ますが、せっかくなら楽しんで欲しいので、洋食なら魚のムニエル、中華系だったら麻婆豆腐、インド系は味噌キーマなど。
それで、なにか東南アジアの、、エスニックなものも定番を持っていたくて、自分が好きなのが、フォーやパッタイの麺料理の他に、ガパオライスが好きなので、何度か試してみて、ようやく掴んできました。夏野菜たっぷりの、ご飯が進むガパオ、作ります。
★材料はこちら
お肉はお好みのものをお使いください。私は、色々試した結果、豚が一番味のバランスが良いように感じました。
お野菜も、冬なら小松菜などを使ってよいと思います。
でも、空芯菜って東南アジアでよく使われるお野菜だし、やっぱりこういうお料理にはマッチしています。食感、風味ともにベストな気がしています。
パプリカも無くても美味しくできますが、色もかわいいですし、やっぱりそれなりの食感と風味は増します。おすすめなのです。
まずは、ニンニクと生姜をみじん切り(生姜の風味が苦手な方は擦り下ろし)し、お野菜を細かく刻んでおきます。
この下準備さえ終えたら、あとは簡単!(ご飯を炊くのを忘れないようにしてください。)
油をひいて、刻んだ生姜とニンニクを入れ、火にかけます。油に香りを移すのです。
ある程度温まってきたら、香りが立ってきます。
そしたらお肉を入れて、火を通していきます。
火が通りました。
お野菜を入れます。
「え!?こんなに!?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
ちなみに分量は今回はお肉400gに対して、パプリカ1球(赤・黄を半分ずつ)、空芯菜1羽でやっています。
お野菜を入れたら、酒・みりんを回し入れます。
ある程度お野菜がしんなりしてきたら、魚醤を入れます。無難にナンプラーを使っていますが、お好みでニョクマムでもいしるやしょっつるのような日本の魚醤でもいいと思います。
魚醤の量は、けっこう多めにしても大丈夫です。ここで、日本の人にも食べやすいように、少しだけお醤油を入れて味を整えます。
アクセントとして、沖縄のこーれぐすを入れます。もちろん、入れなくても可ですが、これがあるとグッと引き締まります。(少量で辛いので注意です!)
ある程度、味の輪郭が整ったら、塩で味の完成系を作ります。
魚醤や酒などの調味料がけっこう入っているので、馴染ませるうちに味が濃くなります。
ちょっと薄いかな、ぐらいで留めておくとちょうどよく美味しいと思います。
火を止めて、バジルをちぎって入れます。火をかけすぎると、香りが飛んでしまうので、予熱で火を入れる感じです。
バジルを馴染ませたら、出来上がりです。
目玉焼きなんかもあると、テンション上がりますね。
もともと「ガパオ」というのが、タイの言葉で「バジル」を意味するそうです。
あちらのバジルは「ホーリーバジル」という品種のようですよ。
なかなか手に入らないと思うので、スウィートバジルで代用できるはずです。
これは自信作です。
やっぱりエスニック、、特にこういうガパオのようなお料理は、ちょっと暑い時の方が美味しく感じますね。
お野菜たっぷりで、お腹もいっぱいになる一品に仕上がりました。
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