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若い時に買った苦労こそ財産!!

やはり人生は、甘くてラクで楽しくて、
それでいて自分がいつでもマウント取りたい??

若い頃に身を粉にして努力して自分を鍛えた人と、ラクした人とでは、
人生で後々大きな差が出ます!!
晩年「他人を羨ましく思わない」ならばいいのですけど…。

人生は自分の責任で、大きくは毎瞬毎瞬の選択次第!
「陽」ばかり欲しがって手に入れても、実は同じだけの「陰」を後で受け取る事になる。----この世は☯陰陽の作用が一寸の狂いもなく働きます!

若い頃は、自分の「考え方」「価値観」「生き方」のベースを作る時。
覚える事、仕事で違う価値観に触れる、取り入れる、驚き、葛藤し、悩むなど、多感な時です。自分の生きる世界(業界)のいろはを吸収しますよね。
そうやって、これまでの親の価値観や近しい人との価値観や習慣で出来た「積み木」を一旦(または一部)崩し、新たに「積み木」を積み直す。
人の価値観は、崩しては積み、崩しては積み…を繰り返しながら、どんどん新しい自分に生まれ変わってゆく。小さな視点から、大きな視点へ!
親子の小さな世界から、社会の大きな世界へ!と、自分を変化変容拡大させて成長してゆく!

社会へ出て、4、5年ぐらいで、ある程度一通りを理解し、その世界の基礎・土台が出来上がり、それなりの顔をして仕事を回して行けるようになる。
つまり、ある程度覚え、場数をこなし、自信が付いてくる!
でも次の段階では、慣れた頃に”トラブル”が発生して、対処に走り回る。
使える人材に成長し始め、上司にパシリにされたり、猫じゃらしされたりする頃。(笑) 
そしてもっと慣れて来ると、効率も考え始め、善悪、損得、いろいろ考えられる幅が出て来る。

その辺りを、「家つくり」に例えると…
『基礎・土台』がそもそも悪い(始めの一歩で教わり方が悪い)と、
勿論、その後『上棟』しても、傾く可能性もある。補強をしても、何だか歪な感じになるかもしれない。
『基礎・土台』がしっかり出来たならば、次は『柱』を立てる。
そして、内装を手掛けるまでの間に、設計図通りに施工出来ているのか?
どんな工法で耐震はどうなのか?骨組みや下地、断熱はどうか?など、『家』が建つまでにも、1つ1つ工程を経て、家が完成し、その後何年持つかが決まる。----私は、人間の人格形成もある意味似通っている部分があると感じる。

『内装』をどれだけ美しくお金を掛けても、それまでの工程の中で、
苦労を避けてラクに立ち回れば(サボって手抜き、口八丁で切り抜け誠実に向き合わない、ズルい考え方で世渡り、いつでも自己正当化、しんどい仕事は他者に押し付けて逃げたり、等々)、せっかく自分を鍛えるチャンスを逃し、【基礎・土台~内装を手掛けるまでの時間】は、もう戻って来ない!!
家(人格)が一旦完成すれば、なかなか目に見える所ではないので、すぐに気付かなくても、ずっと暮らしているとだんだん色んな不具合は出て来ます。
人の人格形成も、表面上、上手く立ち回っていたら分かりにくいですが、
長く一緒に過ごしていると段々心根は現れて来るので、良い人を演じ続けるのは至難の業。(※自分は上手くやっているつもりで居ても、他者にはバレているので、信頼を得られない。なのに、何故だろう?と悩み自覚が無い)

誰にでも、自分にふさわしい試練(苦労)は、学校時代のテストの様にやって来る。
その試練を「土台を作り、経験を積み、忍耐力をつけ、自分を鍛え確かな自分を創り上げる」と使った人。
試練を目の前に「こんな面倒な事、単純作業、泥臭く目立たない裏方など、したくないよ。上手交わす」と避けた人。
それは、同じ過程を過ごす中で、ご自分が選択したのです!(無意識でも)
晩年、隣の芝生を青く見てはいけません。(笑)
晩年、身を粉にして努力して自分を鍛えた分しか、自分の可動域は広がらないのです。
苦労を苦労と思わず、筋トレだと思って、どんな自分に鍛え上がるのかを楽しみにして挑めばいいのですけど。

誰だって勿論、甘くてラクで楽しくて、自分らしく自分の人生の主役で居たい!
でも、それまでにやった分だけ、自分の力が付いている。
もっと言うと、つまらん単純作業と感じるなら、どれだけ自分が楽しめるように工夫してやったか?で、非凡さが身についてくる。
甘くてラクで楽しくて…は、ちゃんと「家」が建ってから、ゆっくりと味わう方がいいのではないか、と私は思います。
「同じ時期に建てたのに、うちの家は傾き始め、隣の家はビクともしない」と後で嘆いたって恨んだって、もう遅いのです。

”若い頃の苦労は買ってでもしろ”と、先人が残してくれた言葉は、
やはり素晴らしい教訓ですよね!

最後までお読みいただき 感謝致します。(人''▽`)ありがとう☆永愛








人生の中で、試練や課題、難題が降りかかった時、選択を間違わないようにするのが否決!苦しい事から逃げない、試練と分かったら果敢に挑む、他人に押し付けない、人を傷つけてまで自分を正当化しない。



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