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自分なりのミニマリズム 一人暮らし編 (ミニマリスト部屋の写真有り)

僕が一人暮らしを始めたのは、21歳の時でした。現在は22歳で約1年間一人暮らしをして、様々な気づきがありました。今回はそれを紹介します!
そもそも僕がなぜミニマリストになったのか、そのキッカケはこの投稿の一つ前の【自分なりのミニマリズム 実家編】をご覧ください!

思い出の品が持つ力

僕が一人暮らしをする際初めに悩んだことは、実家から持って行く物です。
布団や机、棚、洋服など生活に必要な物は持っていくのですが、僕がこのとき捨てた物があります。それが【思い出の品】です。
僕はありがたい事に誕生日を友だちや職場の方にお祝いしてもらう機会が沢山ありました。その度に、メッセージカードやプレゼントをいただきました。とても嬉しく、大切な品々です。
僕はその貰った品々を大切にケースにしまい、整理整頓するたびに見返していました。
そんなに大切な物をどうやって捨てたのか、その方法は簡単です。
写真に撮るという方法です。

なぜ写真に撮って捨てようと思ったのか、それは僕のミニマリスト師匠である母の姿をみたからです。
母が家の大きな家具などを捨て終わった後、僕が子どもの頃の家族写真をスマホで撮っていました。
何をしているのか聞くと、昔はスマホがなくカメラでしか写真が撮れなかったので現像した写真しかない。
嵩張るし、もし火事などがあった時に無くなってしまうから、スマホに保存している。
と答えてくれました。
僕はその姿を見て、思い出の物を写真に残しておこうと思ったのです。

今考えると僕はミニマリストになる前、【形に残る思い出】にすごく執着していたと思います。
でも本当に大切なのは、物があることではなくそれをくれる友だちや職場の方がいる事なのだと今は思います。
そんな大切な人から貰った物を、収納ボックスにずっと入れて置くのではなく、写真に撮りスマホでいつでも見られるようにしておく。僕はそういう方法を選ぶことでさらに身軽になることができました。

新生活に向けて買った物

僕は新生活に向けて生活に必要な物を買いました。ですが失敗した物もあります。
まずは1年間一人暮らしをしていて絶対に必要な物
・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
この3つです。これがなければ、今の僕の生活は成り立ちません。
そして、僕的な購入のポイントは「妥協しない」ことでした。
毎日目に入るものですし、沢山使うものなので性能や見た目などとにかく時間をかけて選びました。
時間をかけて選んだこともあり、家事へのモチベーションも高く維持できています。

そして、僕が買った物の中で失敗した物
・ソファー
・ローテーブル
・トイレブラシ
・パジャマではない部屋着
・大きい調理器具
・用途別のコップ
です。かなり沢山ありますが、特にいらなかった物は上から3つです。
まず、ソファーとローテーブル。ご飯が非常に食べずらい、そして書類作業が非常にしずらい。という欠点に気づきました。
もちろん、その2つはリラックスしたい時非常に役立ちますがリラックスは布団でできるので捨てました。
得られる効果が同じものは2つはいらないと僕は思いました。
今は、ソファーとローテーブルは捨て新たに作業用のテーブルと椅子を購入しました。
ソファーがない事で、仕事終わりダラダラすることがなくなりすぐにお風呂に入り寝る。というルーティーンに変わり、睡眠時間を増やすことができました。

そしてトイレブラシに関しては、一人暮らしだとトイレを使うのは僕だけなのでそんなに汚れません。
さらにトイレは毎日掃除しているので、ブラシで擦るのも疲れます。
なので僕は、便器の中はつけ置きタイプの洗剤を使う事にしました。
掃除の手間も減りますし、お風呂前に洗剤を入れておいてお風呂から出たら流す。それで掃除完了なのですごく楽です!
また、トイレブラシも長く使えば汚れてきて掃除用具を掃除する。というよくわからない時間が生まれてしまうので、いらない物だなと思いました。

他にもあげましたが全部書いているとすごく長くなってしまうので、簡潔に1言ずつ書いておきます。
・パジャマではない部屋着→結局家にいる時はパジャマだし外に出る時に着替えるなら、部屋着はいらない。
・大きい調理器具→そんなに食べないだろ。それに友だちきても飲みにいくんだからいらないだろ。と思い処分。
・用途別のコップ→どんなコップに入れてもお酒もコーヒーも美味しいからいらない。
というような感じで初の一人暮らしに沢山理想がありましたが、欲しい物なのか必要な物なのかをよく考えることが大切だと気づきました。

現在の僕の部屋です

服へのこだわり

ここまで、暮らしに必要な物や家具について書いてきましたが衣食住で言うと住の話でした。
ですが衣食住の中で物という概念はもう一つあります。それは衣です。
【自分なりのミニマリズム 実家編】でも書きましたが、僕は元々ファッションには興味は無かったのですが、『一着買ったら一着捨てる』を続けているうちに自分の好きな洋服の系統がわかるようになりました。
僕が現在持っている服は
・ズボン2着
・Tシャツ4着
・長袖6着(シャツ、カーディガン含む)
・ジャケット1着
・コート3着
以上です。少し多い気もしますが、全て2年以上は着ているので許容範囲かなと思っています。
モノトーンで統一し、数も少ないので「何着ようかな」と考える時間を削減することができています。

僕が服を買う時に大切にしていることは、【飽きない物を買う】と言うことです。僕は高校生の頃、派手で当時流行っていたハイブランドの服を着ていました。普段は制服であまり着る機会もないのに、なぜか次々と服を買っていたのです。
その理由を考えました。答えは飽きてしまっていたからです。
どんどんと新しいものを買うことで飽きてしまって刺激の足りない脳に、刺激を与えていたのだと思います。
他にも、【自分の中身に自信がないから服で自分を良く見せたい】という思いもあったと思います。
自分が着たいと言う気持ちよりも、誰かに見せたい。認めてほしい。と言う承認欲求が僕にはありました。
ですが、もう一度自分を見つめ直す事で自分の得意なことに気がついたり、本当に着たい服を見つけ出すことができました。
今では、同じ服をずっと着ることで愛着も湧き“大切に着続けよう“と思えるようになりましたし、継続できている自分に自信を持つこともできました。

最後に

僕がミニマリストになって良かった事も紹介したいと思います。
それは、【物事をよく考えられるようになった】と言うことです。
ミニマリストになる中で、現状の自分の生活スタイルを客観的に捉え、必要なものを取捨選択することを繰り返す事で、他の事にもその技術を使うことができています。
例えば仕事。今やるべき最も大切なことは何なのか。自分を客観的に捉え考えることで、自分にとってや他者にとって必要なことを冷静に判断できるタイミングが増えました。
元々の僕は物事をあまり深く考える力がありませんでしたが、自分の所有物で練習したことで、新しいスキルが身についたのは僕にとって凄く大きな変化だと思っています。

ここまで僕なりのミニマリズムを書いてきましたが、これはあくまでも僕の見つけ出した回答です。
これが正解なのではなく、皆さんそれぞれにあったミニマリズムがあると思いますので、皆さんのミニマリズムも教えていただけたら嬉しいです。

僕がミニマリストになったのは約5年前ですが、現在は様々な物のサブスクや断捨離サービスが充実してきてミニマリストになりやすくなって来たなと思います。
日本は地震大国でいつ大きな地震が来てもおかしくないと思います。
もし大きな地震が来たとき、家が物で溢れかえっているよりはものが少ない方が助かる可能性は上がると思います。
また、洋服の大量生産大量廃棄問題も注目されていますよね。
服を大切に長く着ることで防げる問題なのではないかななんて思ったりします。

今の時代ミニマムな生活が必要であり、可能になったと思います。
僕もまだまだですが、今後も必要最低限の物で丁寧に生きていこうと思います。

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