サッカーができない日常が与えてくれたもの～自己価値・ミッション・素顔～

サッカー指導者の日常は意外とバタバタしている。

特に昼間なんかはサッカー以外の仕事をしてるから、ゆっくり考える時間は自分で作り出さないといけない。

そして、考えた事やインプットした事はしっかりアウトプットしないと自分の身にはならないし、

ましてや、子ども達のためにって思ったら、サボるなんて惰性があったらいけない。

そんな毎日がルーティン化してるんで、コロナの影響で練習できないのがいい息抜きと、自分に向き合う時間になっている。

これを期に自分の価値について考えてみた。

誰でも気軽に発信できる時代になって、自己アピールするハードルはもの凄く低くなった。

なんとか時代の波に乗って、目指せインフルエンサーなんて思いつつ、

ブログを解説してみたり、Twitterやり始めたり、このnoteも始めたりした。

とりあえず、やる事で自分の価値を高めようとしてきたんだがうまくいかない。

残念な事に、それが今の自分の現状だ。

それが嫌で、大体の人と同じように、フォロワーの増やし方、SEO対策なんてもんに目を通し、

自分なりに試行錯誤してみる。

確かに、ちょっとの効果は出る。

でも、ふと考える時間ができると、それらの事が何のためにやってんの？？という事実にぶつかってしまった。

自分は成長してるんだという感覚を持とうとするために頑張ってた。

むしろ、それを認めてもらうために頑張ってた。

だが、よくよく自分の日常を振り返ると、

おや？自己アピールして自己満足してるだけじゃん。

ってとこに行き着いた。

これってもしかして自分の価値を逆に下げてないか？
とも思ってきた。

自分のミッションに向き合うっていうよりも、いいねやリツイートが来るようなネタ探しに走ったりしてたからだろう。

完全に、価値の図り方を間違えていた。

読んでくれる人がいないと始まらないのが、発信の重要な部分だと思うけど、

そこに意識が集中すると、自分の価値ってのが、自分自身が分からなくなってしまう。

攻略本やネットの情報で出回ってるのは、インフルエンサーに絡む事だったり、キーワードを意識するだったり、

それらは確かに効果があるもんだけど、

インフルエンサー(他人)を利用するような黒さがあったら、それは自分の価値を下げる事に繋がると思う。

強烈に共感してる絡みと、腹黒さがある絡みは面白いほど良く分かって、

あ～、この人もったいないな

って思う。それくらいは分かってるつもりだからそんな事はそもそもしてはいないが。。。

同じように、キーワードを意識してコンテンツ作りが始まるってるのも、括りとしては腹黒さがあるようで、

何か違うなって思い始めた。

だから、ワードプレスで始めたブログがあるんだが、そっちを閉鎖しようと決めた。

これまで書き留めた記事は、もっと自分の言葉で素直に、そして子ども達に向けて本当にためになるように、

このnoteというプラットフォームにうつして、「サッカー少年のための教科書」としてマガジン化しようと思う。

キーワードのアクセス数じゃなくて、自分の価値を図るには、この方法が分かりやすいと思ったから。

だから、このnoteは、1つは子ども達のための読み物としてのマガジンの作成。

そして、子ども達を育てる立場にある親や指導者の方の読み物として、子(個)育てに関する事を。

もっと言うと、自分の人生をデザインできるような子(個)育てに繋がる事を必死に勉強してアウトプットしようと思っている。

おそらく、自分のミッションに忠実である事が、一番シンプルな自分の価値を高める方法だろう。

それは、嘘・偽りの姿が全くなくなるから。

そんな思いに共感してくれる人がいたら、自分の価値は高まるし、

共感が得れないのであれば、所詮そんなもんの価値しか自分にないって事だ。

かと言って、自分の価値を都合良く上げるためにミッションを曲げる事はない。

時間経過の中で、考え方に変化が起こるのは別として、自分の芯を曲げないようにしようと思う。

コロナウイルスさんがもたらしてくれた貴重な自分自身と向き合う事ができた時間。

ありのままの自分の姿で、自分の価値を信じてこれからは進んでいこう。

そう思えた時間になった。