フォローしませんか?
シェア
空を飛ぶ土竜
2021年10月27日 23:15
半月が高く夜空にありまして 酒を飲みつつ猫と居ります今日の月齢は21。半月より心もち太く、今はまだ東の空にあります。古典では「長月二十日」の月がよく登場しますが、太陽暦で言えばちょうど今頃になるのかもしれません(?)空気が澄み、月がとてもきれいな時節です。朝になっても空に残る有明の月でもあり、古典における男女は、逢瀬の後、二人で眺めたり、来ない男を待って一人ながめたり、恋歌に
2021年10月21日 22:41
なにとなき倦怠もある街にして道玄坂はさらさら白し 不思議なものでそれだけで「詩」になることばがある夕暮れとか半月・三日月とか。俳句の季語などはそういう詩情を背負ったことばなのだろう。トトロの「さんぽ」にはいっぽんばしでこぼこじゃりみちまがりみち・・とかあるが、「道」ならそうした魅惑的な色を持つことばに多くの人は一本道を上げるかもしれない。・・・まっすぐな道でさ
2021年10月17日 16:29
わからないことばかりありわからないまま月の野を歩き続ける僕は月はよく見ますが星にあまり興味がありません。星座でわかるのはオリオン座くらい・・カシオペア座も怪しいくらいです。日本の古典でもそこに登場するのは圧倒的に月であって星に関心を払う異国との違いを時々おもしろく思ったりします。明日は十三夜だそうです。十五夜はもちろんですが、十三夜を賞でるのは日本人独自の感性によ
2021年10月13日 22:46
戯れ歌ながら、多忙を歌ってみました。胃の中にブルドーザーがやって来てずかずかドカドカがたごと走る胃の中に棲みついている怪獣が火を吹く暴れるでんぐり返る
2021年10月9日 22:36
白く鳴る風鈴鈴虫せせらぎのすがしさに似て孤独といふは眠りゐる時のみわれは宥されて秋満つる野に輝く蜻蛉テスト監督に教室に行くとどのクラスの黒板にも「机は空に」と、当たり前のように書かれていてもちろんそれは不正行為防止の注意なのだが、いつも僕は一瞬、机が空を飛んでいる光景をふと思い描いてしまう秋の青空を机が飛んでいる光景・・秋は寂しいと言われるそれは、煩雑な夏を越え