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「多くの人に読まれる」は本当に幸せか?

結論、必ずしも幸せには直結するとは限らない、と私は考えている。

また、「noteの目的によって幸せのカタチも変わる」と考える。


なぜか?


——◇——◇——◇——


■「多くの人に読まれる」のは純粋に嬉しい


まず、この考えをハッキリお伝えしておきたい。


かく言う私自身、PVが増えるとめっっっちゃ嬉しい。


やっぱり読者が増えると、それだけモチベも上がる。


このように、「多くの人に読まれる」ことの

メリットを十分に認めた上で、


「あえて」


そこに潜む別の可能性を探してみたいのだ。


——◇——◇——◇——


■そもそも「幸せ」とは何か?


別に哲学的な議論をしたいわけじゃない。


ここで述べておきたいのは、ただ一つだけ。


《「幸せ」は人それぞれ》


ということだ。

「何を当たり前な」と思うかもしれない。

でも、それでもハッキリと先に述べておきたかったのだ。


もちろん、PVが増えて、多くの人に読まれることに、大きな幸せを感じる人もいるだろう。


その一方で、それほど嬉しくない、という人もいるかもしれない。


どちらもステキなことだ。



その上で、この記事で言うところの「幸せ」は、次のように定義する。


「noteの幸せ」=「noteをやっててよかった」と感じること


この記事は、哲学的な議論をしたいのではない


あくまで「noteの話」をしたいのだ。

「noteにおける」幸せの話をしたいのだ。



なので、この記事では、

「幸せ」を「noteをやっててよかったと感じること」と定義する。


——◇——◇——◇——


■「多くの人に読まれる」とは何を意味するか?


結論、次の2つのパターンがある、と私は考えている。


(1)多くの「人数」に、少しの「回数」読まれる

(2)少しの「人数」に、多くの「回数」読まれる


ここでは、「多くの人に読まれる」とは、「多くのPVが得られる」ことだと定義する。


まず、(1)と(2)の説明をしておこう。


具体例で考えるとわかりやすい。

いま、あなたが「月間1万PV」だとしよう。


すると、(1)と(2)は、それぞれ次のような状態を意味する。


(1)1000人に、10回ずつ読まれる

(2)10人に、1000回ずつ読まれる


PV = 人数 × 1人あたりが読む回数」という式になるので、


「多くの人に読まれる」とは、

・「読者数が増える」
・「1人あたりが読む回数が増える」

のどちらか(あるいは両方)を意味しているのだ。


——◇——◇——◇——


■渋谷駅で大絶叫


「それじゃあ聞いてくれエ!オレの新曲をおおおおおオ!」


あなたの叫び声は、およそ12万人に届けられた。


渋谷駅は1日に平均で12万人が利用するらしい。

なので、あなたが1日中(!?)渋谷駅で絶叫すれば、

12万人が、あなたの声を聞いてくれるはずだ。


しかし、二度目はない。



なぜなら、12万人の人たちは、

あなたの声が「聞こえた」だけであって、

「聴こうとした」わけではないからだ。


もちろん、興味を持って、二度目も聞いてくれる人もいるだろう。


でも、その数は12万人と比べれば、きっと減ってしまうだろう。


これをnoteで置き換えると、

多くの「人数」に、少しの「回数」読まれる

という状態になる。



——◇——◇——◇——


■地元の駅前で細々とバラードを歌う


「それでは聞いてください——」


あなたの前には、たった10人くらいしかいない。


仕事帰りのサラリーマン、帰り道のカップル、冷やかしにきた友達。


それでも、あなたの歌声は、「聴かれて」いる。


「——ありがとうございました。では明日も同じ時間に。」


もちろん、二度と聴きにこない人もいるだろう。

それでも、あなたの歌声は「届けたい人」に届いている。


だから、二度目もきっと「聴く」人がいる。


これをnoteで置き換えると、

(2)10人に、1000回ずつ読まれる

という状態になる。


——◇——◇——◇——


■「見られる」ではなく「読まれる」が幸せを生む


「相互フォロー」「フォロバ100%」などを使って、

フォロワー(=「耳に入る人」)を増やすことはできる。


もちろん、それだってステキなことだ。

誰もいない公園で寂しく弾き語りをするよりも、

人通りが多いところで弾いた方がモチベが上がるかもしれない。


でも。


あなたが「届けたい人」に、その歌声は届いているだろうか?


フォロワーを増やす、ということは、

田舎の駅から都会の駅へ、謳う場所を変えるようなもの。


「耳に入る人」が増えることを意味しているのであって、

「聴いてくれる人」が増えることを意味しているのではない。



一方、フォロワーは少ないが、一人ひとりと繋がりを持つのは、

隣町の田舎の駅から、

同じくらい田舎の地元の駅に、歌う場所を変えるようなもの。


「耳に入る」人数は増えないが、

「聴いてくれる」人数は増えるだろう。


——◇——◇——◇——


ここでもう一度述べておきたい。


《「幸せ」は人それぞれ》


ということを。

noteをやる目的が「とにかく認知度を上げたい」というものなら、

(1)多くの「人数」に、少しの「回数」読まれる

という状態を「大成功だ!」と感じるかもしれない。


一方、コアなファンを獲得したい!と思う人なら、

(2)少しの「人数」に、多くの「回数」読まれる

を「大成功だ!」と感じるかもしれない。


このように、なにを「noteの目的にするか」によって、

目指したいゴールも変わる。


だから、改めてあなたに聞きたい。



あなたが「届けたい人」に、その歌声は届いているだろうか?



聴いてもらいたい人に聴いてもらえる。

そんな小さな幸せを、私は大切にしたい。







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そら|肩書きのないnoter
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