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久しぶりに、本当に久しぶりに筆を執っている

19時で仕事を切り上げ、オフィスを出る。
暑い。暑い。クソ暑い。
暑い以外の感想が湧かない。乾燥、乾燥。むしろ湿潤。

家とは反対方向の電車に乗って、隣町の大好きなカフェへ。
ここに来るのも本当に久しぶりだ。
空いてる。ラッキー。平日でも混んでる夜カフェだから。
まだ20時。うん大丈夫。あと数時間は「自由」だ。

メニューを開く。平日からウイスキーを。水曜だしいいよね。
酔ったら書けないかな?でもちょっと酔った方がいいかもな。
そんなこんなでウイスキー。「そんなこんなでウイスキー」って語呂いいね。
思ったことをつらつらとタイピングしちゃってる。まとまり?んなもの無。

元からまとまったものなんて書こうと思っちゃいない。
加工しようとも思っちゃいない。書こう、加工。
バババーって思ったことを書いてるけど、なんだかんだで筆が進む。
脈絡ないし、主題もない。でもいいよね、きっと。
んまあ、そろそろ書こうと思ってたことを書こうかなって思ったり。

あゆれでぃ?イエィ!



久しぶりに、本当に久しぶりに、筆を執っている。
なぜ久しぶりになったのか?
単純明快。クソ忙しかったからだ、最近。

全く生活に余裕がなくて、家と会社の往復で。
寝て食って働くだけのマシーン?そんな生活蕁麻疹。

正確に言えば、500文字くらいの記事を書く時間はあるんだ。毎日。
でも疲れてると書きたい欲湧かないじゃん?だって疲れてるんだから。

疲れてる、を理由に、僕は執筆から遠ざかっていた。
いや、遠ざけられていた。
その実「書きたい」という欲すら失われつつあった。
だってそうだろ?「書きたい」ことなんて発生しないんだから。
文化的な生活が奪われると、驚くほど「書きたいこと」がなくなる。
「起きました。仕事しました。寝ました。」以上。
1行どころか、3文で終了。俺の一日。
この3文の中に、どこに「書きたい」ことなんてある?
いいや。ない。反語、反語。

だから「書けない」ことにも慣れていた。慣れてきた。
でもそれじゃあ悲しいじゃん、やっぱ。
もはや「書きたい」とも思ってない毎日に、「書きたい」を取り戻したい。
だから「書きたい」毎日を送りたい。
でも送れない。書けない、書かない。

だからしばらく書くことから遠ざかっていて。
そんな毎日が3ヶ月くらい過ぎてった。

そして今日。
奇跡的に仕事が早く終わり、会社を颯爽と抜け出して。
僕はこのカフェに腰を据えた。

さて。何を書こう?
うん、とりあえずここまでの経緯を話そうじゃないか。
「書けた」記念日なんだから。



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