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愛し方

私にも、 誰かを幸せにしたいという思いがある。 私がいることで、 幸せに思う人がいるのであれば、 私はその人のそばにいたい。 けれども、 相手が幸せに思う愛し方が、 できるのかはわからない。 軽い重いで測られる愛は、 とっても寂しいと。 そんな言葉で片付けられるものなら、 私は難しいと思ってしまう。 まっすぐそのままの感情が、 まっすぐその人に伝われば良いけれど、 人それぞれの感じ方があるから。 正しい愛し方なんてないから。 でも、相手が不幸に思う行動は、 変

    • きっと今だけ。

      そう、きっと今だけ。 どこに向かえばいいのか、 この人についていったら、なにか新しいものが、 心ときめくものに出会えるのか。 私はどこにいたら、 自分だけの世界を描けるか。 そこに人への感情があると、 とても苦しくなる。 でも、人がいないと退屈なのかもしれない。 「きっと今だけ。」 この言葉をいったいどれだけの人が、 いってきたのだろうか。 今だけやり過ごせれば。 何度そう思う人がこの世界にいるのだろうか。 人それぞれの苦しみがあるのだろうけど、 同じ苦しみ

      • 夢の中と今の記憶。

        覚えている夢が、 どれだけあるだろうか。 大抵は忘れてしまうから、 覚えていられる夢には、 何か意味があるんじゃないかって。 覚えている夢は、 大抵何回か見たことがあるような気がして、 ふと見た風景が、 夢に出てきたワンシーンと重なったり、 変わらずあるその記憶は、 今までもずっと、変わりたいのに 変わらないわたしと一緒。 今の時代に生きて、 昔の自分に影響されて、 今日も今を懸命に生きている。 ずっと夢の中にいたなら、 きっとわたしは今の自分から、 逃げてい

        • 熱とバームクーヘン

          風邪を引いた。 熱はそんなにだけれど、 体がとにかくだるい。 そして、喉が痛い。 塩分が欲しいけれど、 多分今食べたら確実に喉を悪化させる。 そうだ、甘いものなら、 優しく喉に寄り添ってくれるかな。 リネンのように、 優しく触れてくれるかな。 そういえば、家にバームクーヘンがあった。 口の中に放り込んでみた。 「あぁ、やっぱり優しい。」 柔らかくて、一枚一枚はがして、 自分の好きなサイズで食べられる。 自分が弱った時に、 こうして優しく触れられると たまらない

        愛し方

          たまに眠れない夜。

          たまに眠れない時がある。 そんな時は、 考え事を言葉で並べてみると、 気持ちの高ぶりがある事を感じるときがある。 そしてその時は、 感情がしっかり出せた事への安堵を感じるとともに、「あれ、私疲れてたのかな」 と思う。 心がふっと現れた時、嬉しいと思えるときはあるし、 本当は普段中々出せない自分が現れることって良いことのはずなのに、 でもそれはなぜか嬉しくないときがある。 真っ暗な自分の奥底にある影のような自分を見つけてしまい、 生きづらさを感じてしまっている、 世の

          たまに眠れない夜。

          生ハムとレタス

          生ハムはしょっぱい。 レタスは水々しい。 生ハムはずっと食べたいけど、 でも、塩辛くて喉が渇く。 レタスは水分がたくさんあって喉が潤うけど、 何か刺激が欲しくなる。 生ハムとレタスを一緒に食べたら? 最高じゃないか。 そうやって、 自分とは違うものに惹かれて、 そばに置いておきたくて、 新しい発見をくれて、 価値観を変えてくれて、 全然違う存在だからこそ、 惹かれる。 お肉と野菜。 旨みを分け合う。 今日もまとめて口の中にほおりこむ。

          生ハムとレタス

          盲目。

          いろんな想像をして、 あなたとの時間を妄想して、 何にも見えなくなるくらい、 あなたでいっぱいになる。 私だけの気持ちだけではきっとないと思う。 あなたには捨てられないものがあるから、 あなたはそこに今いるだけ。 不意にどこかで、どこかの懐かしい風景や香りやにおいできっと思い出す。 私がいた記憶は消えないのかな。 私があなたの元を去った記憶も消えない。 あの心地良い空間も、 数日経てば思い出となる、 その思い出は、過去となり、 お互いの都合の良い記憶になる。 そ

          盲目。

          出会えた奇跡と、、

          普通だったら出会わない世界にいた私達は、 流行りに乗って、出会った。 その人と出会った私は、 なんだか心がふわっと軽くなった。 この人とだったらと、普段思わない私の胸を踊らせた。 これを運命と呼ぶのかと、 ドラマでよくあるそんなシーンを想像した。 人と人が出会う確率を奇跡と呼ぶのなら、 胸を躍らせた私の心は、儚い奇跡だ。 なんでもできてしまう、 なんでも頑張ろうと思えてしまう。 お酒よりも、タバコよりも中毒だ。 君の表情は、私の鏡だ。 君が笑えば私も笑う。 君が手を

          出会えた奇跡と、、

          ただ流れる時間が好きになった。

          私は、今あっという間に流れる時間を、 愛おしく思う。 お酒を知る前は、 ただ流れる時間がもったいないと思っていた。 何事にも意味を感じてしまう私は、 まだお酒という最高に楽しいものを知らずにいた21歳の私。 まだ未熟なお酒に飲まれてしまう年頃に、 私は楽しさとやらかしたという罪悪感と共に、 ハラハラドキドキした飲酒時代を覚えている。 でも、今思うと、昔の自分は無邪気だったなと。 今は当時の昔を「人間としての柔さを持ち合わせているんだな」と、笑 人間味あるという言葉が

          ただ流れる時間が好きになった。

          何かを感じた時。

          悲しみでもいい、楽しい時でもいい、 なんでもいい。 感じた時は、ひたすらに考える事をやめないこと。 心で何かを感じた時、 それはなぜ心をプルプルッと振るわせたのか、考えてみる。 私はこの瞬間が愛おしくてたまらない。 今生きている私の世界は、とても平凡で、 自分で何かを起こさなければ何も起きない世界。 何かを感じた時こそ、 なんでもいい、紙でも携帯のメモでも。 その時揺さぶられた感情こそ、 大切にしてほしい。後に残してほしい。 そしてその時、たくさん考えて欲しい。

          何かを感じた時。

          大切な人の大切な人になれているのだろうか。

          言えないものが1つでもあると、 それは2.3と増えていく。 その場で解決しない問題があると、 他の問題も2.3つと増えていく。 人間は苦しいのが嫌いだから どうにかなると思って、 その場を取り繕う。 きっと、大丈夫って。そう願う。 もしくは気にしていないふりをする。 だけど、その人が大丈夫だよと 本気で思うのならば、 それを信じたいと心から思う。 そういう時は黙って見ているしかない。 全ての人間が吐き出して楽になるわけではないから。 でも、その人が辛そうな顔をす

          大切な人の大切な人になれているのだろうか。

          周りの気持ちと、私の気持ち

          周りの気持ちが「ありがとう」ならば、 私の気持ちは「ごめんなさい」になる時がある。 例えば、 周りは「私に気を遣ってくれてありがとう優しいね。」 私は「気を遣わせてしまって変に気づかせてしまってごめんなさい。」 気づかれない配慮をしたいつもりが、 相手にとっては「私気を使わせてしまっているかな?」となってしまうことがあるとしたら、 私の相手への配慮は本当に必要なものではなかったものの様に思う。 相手の重荷になりたくないが、 そうした出来事は、 人との距離を作ってしまう

          周りの気持ちと、私の気持ち

          穴の中ってあったかい。

          私は穴の中にいる。 上からヒカリが入っているから、 まだ安心するのだけれど、 どうしたら全身で日を浴びれる日が来るのだろうか。 でも、穴の中ってすごく安心できて、 誰にもみられず、誰にも干渉されず、 自分だけの世界だから。 本当は人の温かい言葉や肌に触れていたいけど、 この穴の中のひんやりとした冷たさのように、 私は誰かにその様な目にあってほしくないから、 私がそのような人である可能性があるから、 そう思われたくないし、 相手に寒い思いはしてほしくない。 --

          穴の中ってあったかい。

          日当たりの良くない部屋に思うこと

          本当は南の暖かい日が入る向きが好きなのだけれど、 薄暗い部屋も悪くない。 だって、普段の眩しい人からの目線や、 太陽からのメッセージみたいな、 今日も元気に生きろよー! なんて、頑張らなきゃいけないみたいな言葉の様なものを浴びずにすむ。 起こさないから、ゆっくりしてていいんだよ。 って言われてるみたい。 人からの笑顔で元気をもらう毎日もあるけれど、 人からの目線ってとても疲れるもので、 そんな気分をこの薄暗い部屋が癒してくれる。 でも、時としてその薄暗さが悪い方向に

          日当たりの良くない部屋に思うこと