きっと今だけ。

そう、きっと今だけ。

どこに向かえばいいのか、

この人についていったら、なにか新しいものが、
心ときめくものに出会えるのか。

私はどこにいたら、
自分だけの世界を描けるか。

そこに人への感情があると、
とても苦しくなる。

でも、人がいないと退屈なのかもしれない。

「きっと今だけ。」
この言葉をいったいどれだけの人が、
いってきたのだろうか。

今だけやり過ごせれば。

何度そう思う人がこの世界にいるのだろうか。

人それぞれの苦しみがあるのだろうけど、
同じ苦しみをもつものはいないのだろうけど、

苦しいという感情は、

誰かと分かち合えたらさぞかし楽になるだろう。

そっと、抱きしめてくれる人がいたら、

どれだけ救われる人がいるだろう。

一度知ってしまった人のぬくもりは、
一生忘れることはない。

今だけ、きっと今だけ乗り越えられたら、