「バンクシーと公募展」すき間亭日記
2018年、バンクシーは、英国で最も権威ある英国王立芸術院の公募展に偽名で応募しました。
しかし、その結果は落選だったのです。
どの様な作品かと言うと。
英国のEU離脱と国民投票を題材とした作品でした。
ハート型の風船に、バントエイドが貼られた作品ですが、この作品は選にもれたのです。
しかし、その後、この作品がバンクシーの作品であったことが分かると、美術館側は慌ててその作品を展示する事にしたのでした。
その作品は、いったん選にもれたはずなのに・・・。
バンクシーの作品であったと分かったとたんに、選考結果を覆し展示したいと成ったのでした。
同じ作品なのに、無名の者の作品だと選考に落ちて、有名な者の作品だったと分かると選考結果を覆し展示すると成ったのです。
しかし、これでは選考とはいったい何のために有り、作品の何を見ての結果なのかとなってしまいます。
制作者の側からすれば、この事で考えさせられるのは。
もしかしたら選考とは名ばかりで、実際は作品の内容ではなく、作者が有名であるかとか、選考委員の知り合いであるかとかが、選考基準なのかとさえ疑われても仕方が有りません。
それで、バンクシーは、いったいどうしたのでしょうか?
美術館側の申し出を、きっぱりと断ったのか。
それとも、申し出に応じて作品を展示したのでしょうか?
さあ、バンクシーは、いったいどうしたと思われますか・・・。
その結果は・・・。
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