SF掌編小説「続続・虫に成る日」
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20○○年、この国では、老人たちは生産性がない国家の厄介者とみなされていた。
その為、一部の特権階級を除き、全ての老人たちは強制収容所に集められたのだった。
そして、そこで老人たちの肉体は、遺伝子操作で作られた肉食の「虫」たちの餌となるのであった。
また、その虫たちが、食糧不足の国民の食料としても賄われていたのである・・・。
私の体も、危うく虫の餌食となる寸前に、この理不尽な制度に反発するレジスタンスたちによって老人強制