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銀森 そのみ
2020年7月4日 07:16
心を半分、あのこにあげた問題をきいて、解決するために時間も半分、あのこにあげた悩みをきいて、慰めるために「だって、親友だもの」という、それは大変に便利な隠れみのだった実際、親友だったのだから、それはしごく当然なことだったあのこは、左にいけば問題は解決するというところをどうしても、右を選んでしまうわかっていても、いつも右を選んでしまう――つまるところ、私は肩入れをしすぎたの
2020年7月3日 06:46
私は、同じ夜に同じ夢をみたことは、言わなかった。
2020年7月1日 00:23
思考は、言葉になる前に消えるくちもとまで出かかって、わたあめのように消える伝えたいことがあるのに言葉に置き換えることができない伝えたいことがありすぎてどこから始めていいのかわからない誰にも届かない誰にも届けられないたまった言葉は湖になり、私はそこに沈んでゆく水の中ではもう、声を出すことも出来ない