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雑記

18
乞祈の書いた雑記をまとめています。 主題の廃れた文章です。 散らばった乱雑な感情を文字にして無理やり並べているので、読むのにはあまり向いていません。乞祈という人間に興味のある方は…
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記事一覧

雑記18

パースの勉強をしては放棄ししては放棄しを繰り返していた日々に嫌気がさして昨日の夜から今の今まで寝ずに根性で一点透視から3点透視まで感覚つかめるまで描きまくっていたけど、ようやく片鱗が見えてきてワクワクしている。絶対に使えるようになりたい。今度こそ。わたしが絵を勉強する時の感覚は、上達というより理想と現実との齟齬を縮め埋めるための重点的な点検というイメージがある。
実は昨日少し前に買ったしまざきジョ

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雑記17

黒いお洋服を好んで着ていると、度々形式美を重視する人間と内容美を重んじる人間との埋まらない差に悩むヒトを見つけることがある。自分自身、小さなこだわりをかき集めて形にしたような脆い彫刻に喘いでいるけど、正直に言えば形式美の方が安泰に近づくことは出来るのだろうと思っている。
内容美、私の解釈で”特定のジャンルにおける個人個人の持つ統一性の保たれた思想を一定の方向に向けてまとめあげファン・コミュニティ内

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雑記16

何度か話していることだけど、相手の名前や特定可能な情報を出した上で、一個人である自分の解釈や考察をさも本人が「そうなる」ように仮定したような言い草で書くのは本当に良くないと思っていて…言葉は呪いで、決めつけで、常に発端。語彙力をひけらかしたいだけなら感想文でなくても出来ることだし、相手に直接伝えるならば、決めつけに聞こえるような「○○だろう」は特に使用を控えるべきだと感じている。自分が何の関係も無

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雑記15

人に興味を持つ瞬間というのが誰しもあると思う。それは「好きなタイプ」「苦手なタイプ」で分類できるような目前に展開された事実の話ではなく、一文飲み込んで少し舌を出してしまうほどに敏感な部分から成る心の方向性だ。私は、その判断材料にまず『作者の思想』というものがある。作品そのものではなく、作者自身がどういった前提を持った上で、何を信じているのか・どう解釈しているのかを知りたい。波長の合う合わないという

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雑記14

自分が今絵を描くという行為に求めているものは、恐らく単純な憶測通りの線をなぞる行為に過ぎないし、同時に、表現の追求を止めない固く信じたものに対する執念に似た信仰心と敬愛の現れでもある。しかし、それは理想論を超えることのない戯れで、客観視してみれば現実は怠惰に塗れた缶ジュースがあちらこちらに点在しているだけの6畳にも満たない空疎なお話。そういえば、丸ペンを買いましたか?紙も減っているような気がしまし

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雑記13

『部屋』というものは、「壁、間仕切り、襖、床、天井などで仕切られ、生活の場などに用いられる、住居などの建物内部の隔てられた空間の区画」という定義のもと成り立つ。人が暮らすための設備が備わった空間は当然部屋と呼べるし、そうでない空間や敢えてそう呼ばない空間(物置、廊下、風呂など)も一括りに部屋と呼ぶ場合がある。もっと人間的な仕組みでは、建築基準法で「居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目

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雑記12

誤字
‪✕‬コミニュティ
〇コミュニティ

雑記11

難しい言葉を使ってそれっぽい感想を連ねることは簡単だけど、絵の表面しか見れていない人間ほどこれに陥っている気がする。何様というよりただの主観なので何を指図するつもりもないけど
それが本当にその人の作品を評価するにふさわしい言葉なのか、その人の気持ちを理解した気になって高慢に評価していないか、何となく知った気になって分析者気取りな態度を取っていないか、その人の精神の行先がどんな風に絵に影響されている

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雑記10+

表現の種類とその可能性について考えてみると、自分は常に自創作の定義を ”記憶に映ったそのそ景色や人物(ヒト)、音は確かにそこで実在する・もしくはした歴史であり、創作者はそれを独自の手法で表現することにより現世にある何らかの形で歴史を紡いでいる” というように考えていて、その上で絵を描いているのだけど 目を開いたまま自覚できるほどの確信を持って言える「アイディアの根源」がそこにあったときは、表現の種

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雑記09

雑記05のつづき
というより、後に思ったことや気づきなどを箇条書きしてみただけ。

2024年2月26日
完璧をめざしている訳じゃない。明らかな相違を生まないための努力をしている。わたしの表現する全ては決して本物ではなく、歴史として読みやすくされた「作品」だ。意識のところにある思考体系で全く同じ形をしているとは限らず、絵として形になり現世にもう一度”生まれる”あの子たちは元の姿寄りのそれに似た何か

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雑記08

著名な人間の言葉を名言とすること自体はいいと思うけど、それは相手の過去や努力が情報という形を通して広く知ることが許されているからそうなるだけであって。名の知れていない人間の言葉は信じるに足らないと感じるのならそれは思考放棄で、他人の肩書きに依存し、少し他より知った気になっている自分に自惚れ、優越感に浸っているだけだと感じざるを得ない。事実、YouTubeでよくある偉人や有名人を紹介する動画のコメン

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雑記07

わたしはひとが怖くて、昔から目を合わせて話せた試しがないくらい本当にだめで、なんとなく気分がいい日に調子乗ってひとがたくさん居る所に行くと結局泣きながら帰ってきます。今日もちょっと苦しいことがあって、心理状態がぐちゃぐちゃのときに大好きな曲を聴いたらふつうに泣きました 音楽って偉大… 一番苦しいのが、傍から見ればわたしの傷ついた理由なんてそんなに嫌なことでもなくて、なんでもない普通のことで傷ついて

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雑記06

”難しい表現や遠回しの言い換えは小説のような作品に適用されるものであって現実でわざわざそれを使って説明や会話を行うのはむしろ頭が悪い” みたいな理論、一見筋が通っているけど、これも思考放棄の一種なんだろうなと最近思うようになった。「長考は時間の無駄であり、瞬間的な理解へ導く簡易的な方法だけが時代に合ったスタイルだ」と主張する人々の中にある感性は、2倍速の効率消費を助長するもので、YouTubeのシ

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雑記05

生きた証とか、自分の歴史をどう伝えるかについて考えてみた話。自分は、自分という歴史を絵によって残していたいと前々から強く思っている。立派な画家じゃなくても、みんなから評価される絵描きじゃなくても、この手で描いた記憶を形として残したい。そしてそれはあの子たちの歴史を紡ぐことにも繋がって、連鎖していく。他の記事でも何度か書いている通り、自分の創作の定義は ”頭の中に浮かんだ知らない世界の景色は全て世界

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