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仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

突然ですが、皆さんの『生きがい』は何か考えたことはありますか?
今回は日本の医学者・精神科医である「泉谷 閑示」さんが著者である「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える」という書籍を読んでみましたので、その感想を主に紹介していきたいと思います!


働く意味を見つめ直せる一冊

皆さんは「自分は何のために働いているのだろう?」と思ったことはありませんか?

私達社会人は、毎日毎日一生懸命に汗水垂らして働いているわけでございます。そして、大多数の方が「生活をしていくため」に身を粉にして働いていることと思います。

しかし、振り返ってみると「そこまでお金を稼がなくても生きていける」ことに気づいたりもします。自分がどのくらい稼げれば「満足」するのか。人の欲望というものは無限大であり、稼いでも稼いでも「もっと良い暮らし」がしたいと思うものであり、私たちの多くはその「満足するライン」を定義していないため無限の欲が発生してしまっています。


ハングリー・モチベーション

本書でよく使われている単語です。一昔前は「食べる」ための「労働」だったりしたわけですが、経済的にも豊かになってきたこの日本という国では、「ハングリー(腹ペコ)モード」で駆け抜ける時代は終わりに向かいつつあります。

そんな中で、改めて「何故私たちは働くのか?」という問いを問いかけ続けてくれるのが本書の魅力であり、そういった疑問を持ったことのある方には是非ご一読いただきたい書籍だったりします。また、今の仕事に満足のいっていない方や、悩みを持たれている方にも読んでいただきたい本でもあります。


永遠のテーマと向き合う

「働く意義」というのは社会人共通の永遠のテーマであり、長い時間付き合っていくものであると思います。本書を読んでいて、やはり「純粋に働くことの難しさ」を痛感しました。

お金は大事ですし、やりがいも大事です。ただし、どうしても「報酬」が青天井に上げられれば、今の仕事から他の仕事に転職してしまう人も多いのではないかとも思うのです。

この日本は資本主義であり、それ自体はごく当たり前だとも思うのですが、それ故に「純粋に働きたいから働く」ということが難しくなってきている現実に気づかされました。

この本のタイトルにもある「仕事なんか生きがいにするな」という言葉は一見、強い言葉に聞こえますが「本当に仕事が生きがいになる程のものか?」という、自分にとっての仕事の価値を問うような言葉にも聞こえてきます。

本書は「kindle unlimited 」で読み放題にもなっておりますので、元から入っている方も、まだ入っていない方も是非登録してみてください!

ここまで本記事をご覧いただきありがとうございました!
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