【LP改善】Before/Afeterも公開!ファーストビューの改善で、獲得率2.3倍増・獲得単価37%減
こんにちは!今回は【LP改善のポイント】を、グラフィックデザイナー・エリザベス 美香、教育業界に特化したグループのグループ長・臼杵 聡がお伝えします!
以前、株式会社OKANさまのLP改修を行なったところ、獲得率が2倍以上となり、そのポイントをインタビューしていただきました✨
今回のnoteでは、獲得率が2.3倍上昇・獲得単価が37%減になった事例をはじめ、実際の成果を交えつつ、LPのファーストビューにおける改善ポイントをまとめました!
LPにおけるファーストビューの重要性
ユーザーは3秒で判断し、70%以上がファーストビューで離脱
ファーストビューは、LPを訪れたユーザーに商材の情報を一目で理解してもらう必要があります。そしてユーザーが自分にとって必要かを判断する時間は「3秒」といわれており、「70%以上」のユーザーがファーストビューを見てLPを離脱してしまうといわれています。
ファーストビューは、LPに滞在するか離脱するかに大きく影響し、制作においてかなり重要な部分です。私が改善に関わったLPでは、ファーストビューを作り直したところ、滞在時間が29秒から3分に変わりました!LPを読もうとするユーザーの意識が変わるのは確かです。
【事例】Before / After:ターゲット設計の結果を反映し、訴求したい要素を絞る
▍事例 ①
資格取得商材 / プログラミング講座
▍結果
▍事例 ②
資格取得商材 / Webデザイナー講座
▍結果
獲得率は1.5倍上昇、獲得単価は37%減
それでは、今回のファーストビューがどのようなプロセスを経て、BeforeからAfterの画像になったのか、解説していきます。
ターゲット設計のプロセス
まず、受講生の声やサービスの強みを整理し、「誰に(ターゲット)」「何を(コンテンツ)」伝えて態度変容を促していくかを考えました💡
▼受講生の声
キャリアアップや転職を理由としており、モチベーションの高い状態で講座を受けようとしていることがわかりました。また、実際の受講生では女性が多いようです。
▼講座希望者を「理由」と「方法」でポジショニング
キャリア形成を求めており、サポートも必要な層をターゲットとして設定しました。
▼ターゲットの検討プロセス
今回ターゲットとするのは、キャリアアップを考えている段階(潜在層)と設定しました。
▼伝えたいサービスの強み
訴求したい要素を絞り、ファーストビューのデザインに反映
上記から、「誰に(ターゲット)」を
20代後半~30代前半の事務職の女性
価値観:「転職するためにはまずはスキルを身に付ける」ことが大事
転職欲はあまり高くない。自分に足りないスキルを漠然と「PCスキル」と思っている
としました。次に、訴求する要素「何を(コンテンツ)」を
メインメッセージは「講座を受けることでキャリアチェンジできること」
講座数が多く、様々なスケジュールに対応
就職率が高い
受講料がお手頃
に絞りました。そのほかにも、デザイン面では下記のようなポイントを工夫しています!詳しく説明していきます。
訴求したい要素の視認性を高める
「CVボタン」をファーストビュー内に設置
女性のファーストビューを起用し、女性向けのポップな雰囲気(*実際の受講生では女性が多いため)
ファーストビューで押さえるべき4つのポイント
LP制作では「誰に(ターゲット)」「何を(コンテンツ)」伝えるかを決め、あとはそれをデザインに反映させていきます。下記の4つのポイントを意識しましょう。
① ユーザーの探している情報との「一致」があるか?
ユーザーは、検索結果やバナーを見て興味をもち、「〇〇について知りたい」という心理でLPに流入します。
そのため、検索キーワードやバナーコピーの同義語をファーストビューに盛り込み「一致」を感じてもらう必要があります。今回の場合であれば、ファーストビューに「エンジニア」「Webデザイナー」というテキストがあることは必須です。
②「驚き」があるか?
ユーザーは、他社のWebサイトを常に比較しながらLPを見ています。
他社との差別化になる「驚き」の情報をファーストビューに入れ、第一印象で興味喚起を図る必要があります。
③「権威付け」があるか?
ユーザーにとって、あまり聞き慣れない会社の商品には抵抗感があります。
そういった感覚を払拭して他社と差別化を図るため、「〇〇実績No.1」「リピート率〇〇%」などの権威付けがとても有効です。
④「クリックしやすいボタン」があるか?
前述しましたが、ファーストビューの離脱率は70%以上といわれています。
早いタイミングで導線を設置しておけば、ユーザーにアクションを促せることに加え、モチベーションが高いユーザーをそのまま申込に誘導することができます。
また、アクションへの意欲が高まっても、ボタンがクリックしづらいと機会損失に繋がります。「気軽に押せる文言」「見つけやすいデザイン」でクリックへのハードルを下げましょう。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご紹介した事例以外にも、獲得数の拡大、獲得単価の改善に成功している実績がたくさんあります!ファーストビューの変更のみで獲得率を改善できる可能性が高いので、ぜひ試してみてください^^
ファーストビューを見直し、訴求やビジュアル、ターゲットに対してのアプローチを変えることによって、新たな発見や気づきから成果に繋がります。
まずはお気軽にご相談ください!お待ちしております。
【執筆:エリザベス 美香、臼杵 聡】