大船渡での朝。

2020年3月7日 20:44

年末から出ていた旅を終え、東京に帰ってきた。
次の日には東北にいた。

大好きな家族から、お誘いがあって向かう予定だったのだが、身内に不幸があったみたいで、目的地を変更した。

大船渡に行く事にした。

南三陸に縁があってよく行っていたけど、岩手の海沿いはあまり行ったことがなかったから、ワクワクだった。

夜中に着いた。
新しい建物や更地、ものすごく高い堤防、改めて被災の大きさを感じた。

朝、だんだんと明るくなる世界。
海にたくさんのイカダが見えた。この日はすごく風の強い日で、海の上を風が走っていくのがよく見えた。
この日はすごく風の強い日で、海の上を風が走っていくのがよく見えた。

水平線からの朝日は臨めなかったが、雲の切れ間から、天使の梯子がかかった。

イカダの周りに船が何艘か出ていて、新年明けて五日目、働いてる姿がカッコよく見えた。

高台での撮影を終えて漁港へ。
ピカピカの漁港だった。

船から魚を降ろしているところに海鳥が集まる、
堤防に海鳥が止まっている、
海鳥が小さな魚を咥えて飛んだり食べたり、
とても活気もあって、穏やかでもあって、美しくある、とても素敵な朝だった。

ただ見て終わりではなく、その土地を歩いたり、人と触れあったり、生き物を見つけたり、深呼吸をする。どんどん好きになる。

そうやって愛着が湧いて、その土地に通いたくなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？