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恥ずかしげもなく言う大切さ

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


ここ数日娘と過ごしているのだが、

「パパ大好き」
「おばあちゃん大好き」
「おじいちゃん大好き」

と言ってくれる。

きっと元妻の教育が良いのだろう。

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▼恥ずかしげもなく言う大切さ
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直接聞いたわけではないので定かではないのだが、きっと元妻は娘に「大好き」とよく声かけをしているのだろう。

たしかに一緒に生活をしているときからよく口にしていたことを覚えている。

僕のように昔ながらの日本人寄りの人間からしたら「察する」とか「背中で語る」とか「曖昧」とかが美学なのでそういった直接的な愛情表現は苦手だろう。

僕は恥ずかしながらどう反応して良いか困ってしまった。

きっと正解は「パパも大好きだよ」なのだろうと思ったが、あまりに慣れてなさ過ぎて、恥ずかしくて口に出来ず、

とっさに「ありがとう」なんて野暮な返答をしてしまった。

が、いやいやそれではいけないと、次から「パパも大好きだよ」「咲ちゃん大好き」と返すようにした。

これは僕の反省だが、ここで大事なのは恥ずかしげもなく言うことだろう。

そもそも何一つ恥ずかしいことではないのだ。

恥ずかしそうに言うと、「大好きだ」と口にすることを恥ずかしいと思っていると知られてしまいガッカリさせてしまうし、

「大好きだ」と口にすることは恥ずべきことだと相手に思わせてしまうかもしれないし、

ひいては「大好きだ」と思っていることすら恥ずべきことなのかもしれないと思わせてしまいかねない。


会社などで妻のことを大好きだなんて口にするのはとんでもない、むしろ「うちの妻なんて…」なんて悪口を言った方が盛り上がったり、

「大好きだ」と思っていることすら恥ずかしいと思わされそうな”あの”空気と似ている。


さも「大好きだ」と口にするのが当たり前のように、恥ずかしげもなく口にすることは、

「お互い『大好きだ』と口にしても良いのだ」「それが当たり前なのだ」と思わせてくれる。

これをきっと元妻が習慣づけてくれているのだろう。

形骸化してしまっては意味が小さいかもしれないが、こういうポジティブな言葉は口にするだけでもポジティブになる気がするので無いよりはきっとマシだ。

英語圏の人は(きっと他の欧米の言語圏の人も)

"I love you"
 - "I love you too"

"Dear ○○"
"My sweetie"

等など、ことあるごとに「愛してる」とか「私の愛する○○」なんて表現をする。

中国語の”我爱你(I love you)”だって日本語の「愛してる」よりずいぶんカジュアルだ。

きっと恥ずかしげもなくみんなが口にしているだろうからもはや形骸化して、愛情表現と認識すらしていないのかもしれないが、

「うちの愚息が」とか「うちの愚妻が」なんて行き過ぎた謙遜をする日本語よりきっと良い。

子どもや親に対してのみならず、パートナーに対して、

まず口にするというハードルをクリアしたら、

”恥ずかしげもなく”口にするということにチャレンジしてみると良いのではと思う。

僕も始めたばかりだが、きっと親子関係やパートナーシップは良好になるし、

勇気を出して日本語の最上級の愛情表現を口にした自分を褒めてあげたくなる。

口にした自分の自己肯定感も上がるし、耳にした子どもやパートナーの自己肯定感もきっと上がるだろう。

僕も少しずつ始めていきたいと思う。

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