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「のろけんなって」と茶化す悪しき風習

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


昨日は久々に大学時代の友人と飲みながら深い話をしていた。

#写真はWホテルのラウンジ
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▼「のろけんなって」と茶化す悪しき風習
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大学時代の友人が来年挙式するのでバチェラーパーティーやということで珍しく集まって酒を飲みながら深い話をした。
#バチェラーパーティーとは新郎が結婚前にハメを外すというアメリカの文化
#結果ただの宅飲み

彼と奥さんの馴れ初めやら、子どものことやら、夫婦生活のことやら、色々と聞くことが出来た。

彼がめちゃくちゃ良い奴ということも有るが、幸せな結婚生活を送っているようだった。

そんな感じで色々と根掘り葉掘り聞いている中で、ふと、

「俺は堂々とこんなこと聞けるようになったんやなぁ」

と俯瞰している自分もいた。

学生時代、みんなも自分も20代前半だった時だったら、恥ずかしかったり遠慮したりで切り込めなかったような内容も堂々と切り込めるようになっていたし、

答える側も照れながらでは有るがはぐらかさずに答えてくれるようになっていた。

学生時代だったら、堂々と聞けなかっただろうし、聞けたとしても

「のろけんなって」

とかその答えを茶化したりしてとても深掘りまで至れなかっただろう。

自分と友人が年齢を重ねたことを感じた。

だが、この「のろけんなって」と茶化すノリは何も学生だけの専売特許ではない。

いくつになっても茶化す人は茶化す。

というより、昔は茶化す文化の方が強かったかもしれない。

日本人はそもそも「恥」の文化だし、「謙虚」「謙遜」を美学としている。

だから褒められたら「そんなことないですよ」と否定する。

たとえそれが自分ではなくても。

身内であれば自分事のように謙遜しがちだ。

「こちらが私の上司の佐藤です」と、社外では上司も呼び捨てにしてへりくだるし、

奥さんには失礼極まりないが、

「奥さん美人さんですね」と言われたら自分のことのように「そんなことないですよ」と否定する男性も多いだろう。

そんな文化の日本だから、「うちの奥さんが可愛くて」とか言おうものなら「のろけんなって」と叩かれてしまう。

「のろけんなって」と茶化すから、

「のろけんなって」と言われないように、外では「うちの愚妻が」とか「全然可愛くないですよ」とか言って奥さんを下げたりする人もいるだろう。

そんなことを言っていたら、きっと本当にそう見えてきてしまう。

せっかく可愛いと思って結婚したのに、自分の発する言葉のせいで奥さんが可愛くなく見えてきて、自分の結婚生活の満足度を下げてしまうかもしれない。



「のろけんなって」と茶化すから、

幸せな結婚生活の話はしづらくなり、仕事とか同僚の人事とか、つまらない話をするしかなくなる。

「のろけんなって」と茶化すから、

妻や旦那への不平不満を無理矢理探し出して話題に挙げたりする。

他人の不幸は蜜の味だから、のろけ話よりも上司や先輩ウケが良いからだ。

上司ウケ先輩ウケの良さのために無理やり探し出した妻や旦那への不満が、しまいには本当に目につくようになってしまうかもしれない。

茶化したり、いじったりというのはその場は盛り上がるかもしれないが、

「こういう話題はいじられちゃうのか…」

と思わせて無意識レベルでも話題を制限してしまう。


惚気話も茶化したりせず歓迎し、愚痴や不平不満のようなネガティブな話ではなく、ポジティブで幸せな話題ばかりに囲まれる環境に身を置きたいものだ。

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