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ミニマリストの暮らしの話|我が家の防災の備え

おはようございます。ソフ子です。
オットと4歳息子と3人で、2DKでミニマルに暮らしています。

最近、各地で地震も多く、気候も安定しない毎日、心身も少し乱れがちで、こんな時こそ気をつけなければと改めて思っています。

今回は、ミニマルな我が家の防災の備えについて書いてみたいと思います。


1.はじめに

我が家は2DKの3人暮らし、物を減らすことでミニマルにさっぱりと、くつろげるように、住まいの中の空間を作ってきました。

倒れるような大きな家具もほぼ無く、特に居室には、壁際に低い家具を配置して、部屋の中のスペースをできるだけあけるように心がけています。

ただ、災害時の生活を考えたときに、やはりミニマルだけでは困ることもあります。
防災を意識して、万全の備えには及びませんが、少し備蓄を持つようにしました。

2.寝室の備え

夜は和室にマットレスを敷いて、家族みんなで寝ています。
この部屋の家具は、部屋の片側の壁沿いに、無印良品の木製のスタッキングシェルフがひとつあるだけです。
高さは低く、下の段に重い本などを入れているので倒れにくくはありますが、万が一にも完全には倒れて来ないように、シェルフの前には無印良品の頑丈ボックスを置いています。

この中に緊急避難用の防災セットを入れています。

これは、就寝中に大きな地震などが起きて、玄関から脱出できない時を想定して、そんな場合にとにかく脱出する際の、本当に最小限のものをいれてます。

[頑丈ボックスの中身]

  • 家族全員ぶんの古いスニーカー

  • ヘルメット

  • ランタン

  • 非常用持ち出しリュック

我が家は3人家族で、大人2人子ども1人ですが、持ち出しリュックはあえて1つにしています。

息子がまだ小さいので、緊急避難時には抱っこをすることも考えられます。

持ち出す物よりも、まずは安全に逃げることを優先とし、大人2人でもリュック1つにしました。

リュックはこちらを使っています。
背負っていて軽く感じられること、各種ポケットが使いやすいことから選びました。

[リュックの中身]
リュックひとつなので、中身は厳選したミニマルなものにしました。

  • 衣類 各自のインナー、Tシャツ、靴下、てぬぐい

  • 食料 カロリーメイト、ビスケット

  • 飲料 水、息子が飲み慣れた麦茶

  • ほか 手回し充電可能な便利ラジオ(ラジオ、ランタン、USB充電の機能があるもの)、ペンライト、電池、メモ、油性マジック、ガムテープ、ひも、はさみ、電源タップ、生理用品、絆創膏、清浄綿、ワセリン、マスク、除菌、ビニール袋、現金コインで少し

以上が、緊急避難を想定した、本当にリュックひとつ分だけの備えです。

以下項目は、ライフライン等が止まり、自宅で過ごすことを想定した備えです。

3.衣類の備え

我が家は全員、衣類の数が多くないので、水道が止まり洗濯ができない場合のために、引き出しタイプの衣装ケースひとつぶんの衣類やタオルを「防災用」として持っています。

ボロになったタオルやTシャツ、インナーなどを、すぐ捨てずにここに入れています。
綿100%や綿混率の高いTシャツなどは、肌触りが良く、着ていてホッとしますし、包帯やタオル代わりなど他用途にも転用しやすいので、とっておくようにしています。

4.食料、飲料の備え

上記のサイトなどで家族構成等の条件を入れると、必要な備蓄の量が分かります。

しばらくの期間安心なくらい備えるとなると、少ない人数でもかなりの量が必要になります。

本当はそれだけ備蓄できたら安心なのですが、それで生活スペースを多く圧迫するわけにも行かないので、我が家ではあらかじめキッチンの棚のこの段、などのように備蓄スペースを決めて、そこにおさまるぶんをストックするようにしています。

備蓄食料は特別なものではなく、いつも食べているものの中で、災害時に食べやすいものなどを少し多めに備蓄し、日常生活の中で食べながら入れ替えて行くという「ローリングストック」の方法をとっています。

常温のものでは、ツナ缶・カレーの缶・魚の缶・乾麺・ふりかけ・お茶漬けのもと・フリーズドライの味噌汁・シリアル・果物の缶・ビスケット・お煎餅・乾麺・チョコレート・息子の好きな野菜ジュースなど。
水は2リットルのペットボトルを箱買いして、備蓄スペースに常に数箱あるようにしています。

レトルトのお粥やOS1、ゼリー飲料などもこのストックに入っており、災害時だけでなく急な病気の時などにも活用しています。

他、冷凍食品では、電気が止まり解凍となった時にそのまま食べられる野菜、炊いたご飯を小分けにしたものなどをストックしています。

5.日用品の備え

ペーパー類は1パック多めに持つようにしています。
常に未使用のパックが1つある状態です。
いろいろな用途に使えるというラップ類も同じようにしています。

電池も1つの引き出しに収まる分だけ、と決めて、ストックしています。

明かりの備えとして、置き型のランタン2つと、リュックにはペンライトを入れてありますが、加えてこのたび無印良品のこの懐中電灯を購入しました。
防水性能があり、電池のサイズが単三でも単四でも電池一本でも使用可ということです。

他、常備薬などは定期的にチェックし、古いものは処分して、いざという時に飲み慣れた物をさっと取り出せるようにしています。

6.ガスの備え

我が家では、今のところまだカセットコンロを備えていません。

ガスボンベの保管や管理、使用期限までに使い切るか、などを考え、これまでコンロは持たないで来ました。

しかし、非常時に温かい食事が摂れるのはやはり大事だと思い、近々購入しようと思っています。

購入検討している無印良品のものです。
ケースありでコンパクトなところが良いです。

7.トイレの備え

トイレの備えとして、子ども用のオムツの大きなサイズを1パックと、ペットシートを2パック、備えています。

息子はもうオムツを卒業していますが、最後に余ったオムツを1パック、未開封のまま、非常用のストックとしました。

ペットシートにも、オムツと同じく水分の吸収と、臭いを吸収してくれる機能があります。

非常時に水が止まった場合、洗面器やバケツにそれらを広げ、用を足して、回収できるようにと考えています。

8.電源の備え

普段持ち歩いている小型のバッテリーを、まめに充電するようにしています。

災害時にはとても追いつかない量ですが、ゼロよりは良いということで、充電だけは無くならないように心がけています。

9.避難経路を確認

住まいの建物からの避難経路、地域の公園や避難場所を把握、オットと共有しています。

息子の幼稚園までの経路も複数シュミレーションして、災害時にどこかが塞がれても迂回して息子に辿り着けるように、できるだけたくさん考えています。

10.おわりに

以上、我が家の防災の備えでした。

万全にはとても及ばないですが、何かあってすぐ困る、ということだけでも避けられたらという観点から、可能な限りのスペースで備えています。

どなたかのご参考やきっかけになりましたら嬉しいです。

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