ソーシャルマーケティングでより良い社会をつくる

どうすれば社会の課題を自分ゴト化し、その解決への行動変容を促し、ウェルビーイングな社会に貢献できるのか? 企業のSDGs達成も含めあらゆる社会のためになる行動に応用可能な「ソーシャルマーケティング」。共創した人々が思いを綴ります。 https://amzn.to/3aGKGE3

ソーシャルマーケティングでより良い社会をつくる

どうすれば社会の課題を自分ゴト化し、その解決への行動変容を促し、ウェルビーイングな社会に貢献できるのか? 企業のSDGs達成も含めあらゆる社会のためになる行動に応用可能な「ソーシャルマーケティング」。共創した人々が思いを綴ります。 https://amzn.to/3aGKGE3

マガジン

  • SYVPで学んだこと【1~5期生まとめ】

    SYVPを通して学生たちが学んだことをまとめています。 「SYVP (Share Your Value Project」とは、ソーシャルマーケティングを用いて、social goodな行動を増やし、社会課題の解決を目指すアクションリサーチプロジェクト、およびその組織です。 瓜生原ゼミ第1期生~第5期生は、具体的な社会課題として「臓器提供意思表示率が低い」ことに着目し、その向上にむけて活動しました。 本気でソーシャルマーケティングを学び、1年間、志と情熱をもって市民に向き合って学んだことを、瓜生原ゼミ生一人ひとりが語ります。

最近の記事

  • 固定された記事

人生にムダなことなど一つもない。偶然は必然になった。

今日発売の『行動科学でより良い社会をつくる ―ソーシャルマーケティングによる社会課題の解決―』の著者、瓜生原葉子です。 2015年、学生たちと始めたソーシャルマーケティングの社会実装研究。その事例を基に、ソーシャルマーケティングを用いて社会の課題解決をするにはどうすればよいのか?について体系的にまとめた1冊が、本日発売です! 今、この本がより多くの方に届くように、ゼミ卒業生たちが主体的に発信してくれています。 前回noteを執筆した田中美穂さん(ゼミ第1期生)と、本の表紙

    • SYVPで学んだこと【3期生】Vol.2

      「“当たり前”を見つめなおす力」山田奈緒子 SYVPでの活動を通して、普段何気なく使っている“当たり前”という言葉に対する考えががらりと変わりました。 第一に、研究に関して。SYVPでは理論に基づいた仮説検証型のリサーチを行ってきました。研究においては、自分の主観的な考えで仮説を導き出すのではなく客観的な証拠から仮説を導き出す必要があります。自分の中の“当たり前”を客観的に示さなければなりません。その過程で、自分の“当たり前”が実は全く当たり前ではなかった気づかされる時

      • SYVPで学んだこと【3期生】Vol.1

        「超える楽しさ」橋本侑介 私がSYVPを通して学んだことは「超える楽しさ」です。 SYVPで一年間活動してきて、能力的な部分で言えば、 例えば人を説得する手法、理論的思考、資料の作り方など 様々なスキルを身に着けることができました。 しかしながらそれらの根底にあったのは常に、 今の状態を超えていく楽しさでした。 今までできなかったことを、理論を学び、実践と修正を繰り返すことで、 できるようになっていくということは困難なことですが、 同時にとても楽しいものだと気づきました。

        • SYVPで学んだこと【2期生】Vol.3

          「やりとげる力」冨野祐貴 私がSYVPの活動を通して1番学んだと思うことは『やりとげる力』です。 やり遂げる事って当たり前なのでは? と思う人もいるかもしれませんが、 私は大学に入学してからこの活動に出会うまでは 何事にも中途半端な日々を送っていました。 そんな中SYVPの活動で1番自分が変わったなと思うのは ギネス世界記録にチャレンジした時です。 最初ギネスへのチャレンジの話になった時、 こんな規模が大きいイベント学生の自分達ができるのか?と 不安な気持ちと折れてし

        • 固定された記事

        人生にムダなことなど一つもない。偶然は必然になった。

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        • SYVPで学んだこと【1~5期生まとめ】
          8本

        記事

          SYVPで学んだこと【2期生】Vol.2

          「人生の道標」細田喬祐 社会人2年目として節目の時を過ごしています。 日々の業務、ノルマに追われ自分がやりたいこと、 社会に貢献できることを見失いそうになる日々ですが、 SNSを通じてSYVPで後輩達の活動を見て、 自分を見つめ直す機会をよく貰っています。 振り返るとSYVPの活動を通して、学んだことは 人との繋がり、想いの多様性の大切さです。 瓜生原先生を始め、先輩、同級生、後輩、SYVPの活動を 支援してくださった皆様が様々な想いを持って活動していました。 その想い

          SYVPで学んだこと【2期生】Vol.1

          「社会的なインパクトを生み出すということ」浅田拓人 SYVPで学んだのは、 自分も社会的なインパクトを生み出す事ができるのだ、という確信でした。 社会的なインパクト生み出す、即ち、社会課題をインパクトをもって 解決するにはどうすればいいのか。 SYVPでは意思表示率の向上をテーマに様々な活動を行いましたが、 それを行うためには3つの要素が不可欠でした。 1つ目は、正しく課題を理解することです。 なぜ人々はした方が良いと思っている意思表示をしないのか。 行動を妨げる課題

          SYVPで学んだこと【1期生】Vol.3

          Share Your Value Project(SYVP)を通して学んだことを 瓜生原ゼミ生一人ひとりが語ります。 「想いの伝播と共創の重要性」本村荘 SYVPの設立と活動を通じて、 社会課題を解決したいという強い想い・信念を周りに伝播し巻き込みながら 共に創り上げることの重要性を学びました。 設立当初は実績のない中、メンバーや関係者の皆様の 強い想い・信念を様々な形で伝え、共感を生み、支援者を得ることで 活動の幅が少しずつ広がり始めました。 イベントを始めとする活動を

          SYVPで学んだこと【1期生】Vol.2

          Share Your Value Project(SYVP)を通して学んだことを 瓜生原ゼミ生一人ひとりが語ります。 「決める力・責任・面白さ」佐藤雄亮 SYVPでの活動を終えてから3年。 社会人としてようやく一定の仕事を任されるようになり、 あの頃に本気で活動をしていてよかったなと思うことが度々あります。 活動当時、想いの強いメンバーに囲まれて、なかなか意見が合わず、 前に進まないことが何度かありました。 考え方・価値観の違い、いろいろなものに起因していましたが、 そ

          SYVPで学んだこと【1期生】Vol.1

          Share Your Value Project(SYVP)を通して学んだことを 瓜生原ゼミ生一人ひとりが語ります。 SYVPとは、社会課題の解決を目指すアクションリサーチプロジェクトです。social goodな行動を増やす社会実装組織として、瓜生原ゼミと名乗らず「SYVP (Share Your Value Project」として活動をしていました。 それは、既存の組織体ではなく、自分たちで、よりよい社会に向けての組織を創っていくという誇りを感じたいと皆が思ったからです

          ソーシャルマーケティング研究センターを創設しました!

          桜満開の4月1日、同志社大学に、「ソーシャルマーケティング研究センター」を創設しました! その責任者(センター長)の瓜生原葉子です。 今日は、ソーシャルマーケティング研究センターの開設にあたり、大切にしたい思いについて綴ります。 ▲▼▲ 今まで、ゼミ卒業生たちが、ゼミで学んだソーシャルマーケティングの基礎と実践から、社会に出た今何を感じているのか、各自の視点で綴ってくれました。 最初は、彼(女)らとともに研究した集大成である『行動科学でより良い社会をつくる』を応援する

          ソーシャルマーケティング研究センターを創設しました!

          社会課題の解決のプロセスは「たのしい」

          最近「社会課題の解決」という言葉をよく耳にするようになりました。みなさんはこれを聞いて、どんな印象を持つでしょうか。「正しい」「難しい」「かっこいい」「善い」...といったところでしょうか。 これらはきっとすごく合っていると思うのですが、今日はここに「たのしい」をくわえたいな、というお話です。 ** 僕は、「行動科学でより良い社会をつくる ソーシャルマーケティングによる社会課題の解決」の著者瓜生原葉子先生のゼミで2年半活動し、学生ながら、臓器提供意思表示率の向上という社

          社会課題の解決のプロセスは「たのしい」

          少しの意識と行動で変えられることが「課題」であり続けるのはもったいない

          こんにちは。瓜生原ゼミ5期生の石田菜夢(いしだなつめ)です。 先日無事に同志社大学を卒業し、来週からは社会人になります。 早速、少々長くなってしまいそうですが、タイトルにある「もったいない」という想いについてお話させて下さい。 私は普段から何事に対しても、これに労力をかけるのはもったいないか、そうでないか、という軸で無意識に考えてしまうことが多いです。 というのも、小学6年生の時、側湾症と診断され(名前聞いたことあるかないか、ぐらいだと思うのですが、一言で述べると背骨が湾

          少しの意識と行動で変えられることが「課題」であり続けるのはもったいない

          行動が変わるのは、小さなきっかけから

          はじめまして、瓜生原ゼミ1期生の滝本壮(たきもとたけし)と申します。 現在はIT関連の会社で企画・営業の仕事をしています。 学生時代にゼミの1期生として、そしてSYVP(Share Your Value Project:ソーシャルマーケティングに基づき社会実装研究を行う組織)の立上げを先生の間近で研究・実践してきた一員として、ソーシャルマーケティング研究の集大成である本書を是非多くの人に手に取ってもらいたく、またSYVPの活動に少しでも興味を持ってもらえればと思い執筆いたし

          行動が変わるのは、小さなきっかけから

          やっぱり本当に自分ごとにならなければ、人は動かない。これがゼミで私が学んだこと。

          初めまして!瓜生原ゼミ1期生の竹島万裕(まゆ)です。 今回私は、「ソーシャルマーケティングについて学んだことが、自分の人生にどう影響を与え続けているか」、ということについてお話したいと思います。 「ソーシャルマーケティング」とは、マーケティングの理論を用い、より良い社会のために人々の行動を変えていくことです。ソーシャル、という言葉が付くと、ビジネスの世界とは違う世界の話だと考えられる人も多いかと思いますが、すべての人や会社などの組織は、より良い社会にしたい、人々を笑顔にした

          やっぱり本当に自分ごとにならなければ、人は動かない。これがゼミで私が学んだこと。

          紆余曲折あったけど、これが私の歩む道

          こんにちは!瓜生原ゼミ4期の卒業生、渡辺夏乃華(わたなべかのか)です。 この本の著者である瓜生原葉子先生には、同志社大学での学生時代、そして卒業してもなお大切なことを学ばせて頂いています。 瓜生原先生と出会えたことは、私の人生をかけて歩みたい道を歩むきっかけを与え続けてくれるものでした。 今回の記事は、“夢に欠けてはならないもの”についてです。 最近ふと考えたことがあります。「人生の中で出会いって数えきれないほどあるなぁ」と。人それぞれで出会いという言葉の対象の定義は異なる

          紆余曲折あったけど、これが私の歩む道

          あなたは、なぜ今の仕事をしているのですか?

          はじめまして、元瓜生原ゼミ3期生の橋本侑介(はしもとゆうすけ)と申します。学生時代は、瓜生原ゼミ3期生のゼミ長を務めさせていただきました。 現在はゼミでの活動経験から、公共分野向けのコンサルティングをしています。 ゼミでの活動は、私の社会人としてのあり方を形作ってくれたものでした。 本書の著者である瓜生原葉子先生には、さまざまなことを学ばせていただき、大変お世話になりました。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。 さて社会人2年目(もうすぐ3年

          あなたは、なぜ今の仕事をしているのですか?