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3つの使命と繋がりの可能性

こんにちは。同志社大学 瓜生原葉子研究室4期生の大西 崚介(おおにし りょうすけ)と申します。
今回、瓜生原先生が本を出版されたということで、私が先生のもとでソーシャルマーケティングについて学び、活動してきた中で感じた使命と学びについて書かせていただきます。
最後まで、お読みいただければ幸いです。

最も大切なことは「人との繋がり」

私は3年半もの間、研究室に在籍させていただいております。
瓜生原研究室では、ありがたいことにソーシャルマーケティング研究会、社会人基礎力グランプリ、西日本インカレ、日本臨床腎移植学会など、一年間の研究結果を外部の方に発表する機会が何度もあります。

特に毎年行われるソーシャルマーケティング研究会は、著名な先生方にご参加いただき、自分たちの研究にご講評頂ける機会であり、とても貴重な経験です。
一番の思い出は、前回投稿の橋川の記事にもあったようにMUSUBUというイベントです。
幼稚園から社会人まで様々な年代の方が移植医療について考える場。京都府様を始め、様々な団体様と企画協力をさせていただきました。

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毎年、学びの場を提供してくださる瓜生原葉子先生ありがとうございます。
また、これらはたくさんの方々のご支援が無ければ成り立たないものばかりであり、最も大切なことは「人との繋がり」であると学ばせていただきました。

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感謝をもって結果を還元すること

たくさんの貴重な機会や研究の中で、常に念頭にあったのは「結果を還元すること」です。
結果を報告することは当たり前では?と思われる方もいらっしゃると思いますが、当たり前だからこそ、忘れてはいけないことだ、これこそが使命だと私は思いました。

また、還元とは
ⅰ.「社会」へ還元
ⅱ.「ご支援/応援してくださる方」へ還元
ⅲ.「組織内部」への還元
の三つがあると思っています。

ⅰ.社会へ還元
社会に還元するとは、研究内容を外部の方に伝え/広めること。
学んだ知識を生かし、得た研究結果は内部にとどめるのではなく、外部に伝え、広め、活用されなければ意味がありません。
社会課題をマーケティングで解決を目指す「ソーシャルマーケティング」として言わずもがなの使命だと思います。

ⅱ.支援/応援してくださる方への還元
SYVPは医療従事者/行政機関/大学などたくさんの方々にご支援いただき、活動することが出来ています。その感謝を忘れず、私たちは研究に取り組み、結果を報告することがご支援いただいている方々への最大の誠意であると考えています。

ⅲ.「組織内部」への還元
研究は一度きりで終わるものではなく、結果を基に新しいことを探究するものです。
大学の研究室の仕組み上、毎年学年が上がるごとに、活動メンバーが変わってしまいます(3年生が中心となって活動を行うため)。
組織にとって一般的には弱みではあるのですが、私たちはそれを強みに変えました。
先輩方から受け継ぎ、後輩へバトンを渡す、その連鎖を途切れさせないようにと活動を行っていました。
その連鎖によって、研究も組織としてもより一層強固なものになると信じています。

人との繋がりは大きな可能性を秘めています。
何事も自己満足で終わるのではなく、感謝を持って還元することで、個人として、また組織として成長し、素敵な社会になると信じています。

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今回瓜生原先生が出版された本には、先生をはじめ先輩方が社会課題解決に向けて取り組まれた軌跡がソーシャルマーケティングの指南書として描かれています。
是非、ソーシャルマーケティングや社会課題に興味のある方は『行動科学でより良い社会をつくる-ソーシャルマーケティングによる社会課題解決-』をご覧になってみてください。

最後まで読んでいただきたいありがとうございました。

大西崚介

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