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大きな社会も、ひとりの人から。

この本の著者である瓜生原葉子先生が開講する同志社大学 瓜生原ゼミ1期生として活動していた卒業生の櫻井 清亜(さくらい せいあ)です。

僕らの恩師である瓜生原先生の、ソーシャルマーケティング研究の集大成であるこの本が、より多くの方に届くように。
特に先生が熱心に関わってきた移植医療関係者のみなさまをはじめ、SDGsが叫ばれる中で仕事を通じてよりよい社会づくりを目指されるビジネスパーソンの方、コロナで激変する社会に思いを馳せ奮闘する志しの高い学生へ。
この本と、活動するゼミ生・卒業生・関わってくださったみなさまの思いが届くことを願って、このnoteを更新していきます!

激動の世の中を生きる大学生・20代社会人(ときにスペシャルゲスト!?)を中心にnoteを更新していきます。それぞれが抱く今の社会への思い、学び、仕事、たまに思い出、たまに世間話...。
読んで少しでもビビっと・グッとくるものがありましたら、ぜひ「いいね・シェア」をお願いいたします🙇‍♂‍

▼マーケティングを応用し人の行動を変え、人の行動から社会を変える“ソーシャルマーケティング”の研究・実践の集大成であるこの本が「3月1日(月)」に出版されます!

『行動科学でより良い社会をつくる―ソーシャルマーケティングによる社会課題の解決―』


さて、このnote紹介が続いてしまいましたが、ここからは少しだけ、僕がソーシャルマーケティングやゼミを通して学び得た価値観について書きます。

「好きを、仕事に」ってなんだろう。

社会人になって4年目(もうすぐ5年目)で、早くも3社を渡り歩いている僕ですが、大学生時代の就活を前に、ふとこの言葉について考えていた頃がありました。
働き方だけでなく、働くことへの価値観すら多様になる今、若者が選ぶ仕事はさらに多様化していると、世の中でフィーチャーされる同世代、僕の周りの知人・友人をみて痛感することがよくあります。

たとえば、あえて田舎を選んだり、馬と暮らしたり、旅をしてみたり、ものづくりにはげんだり、アナログを好き好んでみたり、音楽の道に走ったり、町おこしの企画をしてみたり、新しいやり方で社会に働きかけてみたり...。(すべて仕事です。)

会社に入ってビジネスをしなければ!と当時の僕のように仕事観にとらわれることなく、また世間の目を臆することなく、我が道を進む同世代。
僕にはとっても自由に生きているようにしか見えない人たちでした。
が、実はそうでもなかった。

「ホント自由だなぁ〜」と思う働き方を選んだ方とすこし話す機会もありましたが、その人たちを知れば知るほど、みんな社会と向き合っていたし、なにより「だれかのため」という思いで熱心にお仕事をされていることを知り、なんだか置いてけぼりにされた気にさえなりました。

でも、思えばこの「だれかのため」という思いで取り組む仕事こそ、「好きを、仕事に」するヒントではないかと思うのです。
大学時代のゼミで熱量高く活動していた自分を振り返ると、だれかのために行動することに大きなやりがいを感じていたし、今の仕事を選び日々奮闘しているのもまた同じ理由でした。
社会あるいは今まで自分と遠い関係性だった人と、真摯に向き合う大学時代の経験から得られたものは、本当に大きいものでした。

「大きな社会も、ひとりの人から。」
先ほどの価値観にも通ずる話ですが、この言葉は大学時代に「だれかのため」を実践しているとき、社会を変えるということ・貢献するということがすこしだけ身近に感じられた瞬間に頭をよぎった一言です。
本のタイトルにある「より良い社会をつくる」ということも、実はひとりの人と向き合い、その人のためにできることに取り組むことから始まるのではないでしょうか。
「社会を変えるなんて...!」と気張らずに、まずは気軽に瓜生原先生の本を手に取ってみていただけると嬉しいです。


少しだけといったものの、学生時代に思い耽りながら書いていたらだいぶ長くなってしまいました...。
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました!

次回更新は2月28日(日)を予定しています〜お楽しみに(*´∀`)♪

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