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コンサルで働く僕がストレートに本の魅力を伝えると

著者、瓜生原先生のゼミ、1期生の佐藤雄亮(さとうゆうすけ)と申します。

現在は国内コンサルティングファームにて経営に携わるお仕事をしております。

発売から約2週間が経過し、手に取っていただいた方もいらっしゃるかと思いますが、

まだ本noteで宣伝らしい宣伝もなかったので、ストレートに良さを伝えさせて下さい!

(私も拝読させていただきましたが、本当に良書でした!)

※私見ですので当然別の視点を持つ方もいらっしゃるとは存じますが、想いのままに綴らせていただいております。何卒ご了承ください・・・!

・本書で学べる事

ズバリ、「どうすれば人を変えられるか?」が学べます。

ただ表面的に、他人の行動を変えるということではありません。

1度きりではなく、その行動を当然のことと意識を変え、習慣化させる、

これを本書で記載されている「行動変容」ではゴールとしています。

子どもから大人まで、社会生活は他人との関わり合いによって成り立っていますので、

影響し・影響されながら生きている私たちにとって、このテーマは非常に関わりの深いものかと思います。

学生であれば、部活動でみんなで1つの目標に向かうときに意思統一をはかったり、

社会人であれば、部下の教育をしたり、上司に動いてもらえるよう計ったり、

ご家庭であれば、夫の悪癖を直したり、、、でしょうか。笑

なので本書は是非、学生から社会人、奥様まで、

誰かを変えたい方には読んでいただきたい1冊になっています!

・本書のおすすめポイント

上述のように是非皆さんに読んでいただきたいのですが、

手に取っていただく上でハードルになりやすい特徴が一つ、本書にはあります。

それは本書が、学術書である点です。

一般的に学術書は研究者・学生をターゲットに執筆されており、

途中に参考文献や脚注が記載されたり、難しい専門用語が頻出したり、と、

さらっと読むにはかなり難しい内容になっている書籍がほとんどです。

しかも、書店などではコーナーが分けられてしまっているため、

余計に手を出し辛く、一般の方が購入されることはあまりありません。

しかし私は、だからこそ、是非一度本書を手に取ってみて頂きたいです。

私は、本書の良さは「身近かつ普遍的なテーマ」を「学術的なのに机上の空論に陥らず」、

「学術書だからこその客観性」をもって書かれている点だと感じています。

テーマについては一度記載した通りですが、加えて、本書で主眼を置いている”臓器提供の意思表示行動”は、

なかなか簡単に変えづらい行動だからこそ、本書の有用性を高めています。

また、著者である瓜生原先生とゼミ生の研究課程が見える形で1冊の本となった本書は、

実際の活動あっての研究結果のため当然机上の空論ではありませんし、

時間経過もイメージがしやすく、いわゆる学術書に比べ比較的読みやすい内容となっています。

そして、とはいっても当然学術書なので、過去の研究についてもしっかりとまとめられています。

特に”第一部 第三章 行動変容を支える理論”と”第三部 行動変容マネジメント”では、

行動変容に関するあらゆる理論の解説や、その理論を踏まえた実践とその結果著者のたどり着いた

人を変える手法が提言されているため、本書一冊で、人を変える研究に関する知識を一気に学べる、非常に面白い内容になっています。

・私の想い

ここまでつらつらと宣伝(ほぼ私の感想)を書かせていただきましたが、

一人の経験をもとに、想い共に書き上げられるビジネス書・自己啓発本などと比べ、

偏りもなく体系的に人の変え方(=ソーシャルマーケティング)について解説している本はなかなかないと思っています。

また、自分としても、この研究に関わった一員として、

この瓜生原先生の研究及び書籍を本当に誇りに思っていますので、

できるだけ多くの方に知っていただきたいです。

書籍を読んでくださった方の、毎日の生活・社会活動において、

この本が少しでも力となることを信じておりますし、

そう感じて頂けたら、本当に嬉しいことだなと思っています。

下記、リンクから購入が可能ですので、もしご興味を持っていただけましたら是非一度読んでみて頂けると幸いです。

長文読んでいただき、ありがとうございました。

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