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社会課題解決につなげる学術研究の魅力

こんにちは。同志社大学瓜生原葉子研究室5期生の児島と申します。
このたび、指導教官である瓜生原葉子先生のご著者『行動科学でより良い社会をつくる』が出版されました。
そこで今回は、これまでの研究に対する、私の想いをお話しさせていただきます。

私は、瓜生原研究室での研究の大きな魅力のうちの一つは、学術理論を応用し、社会で実装することで社会課題解決につなげられることだと考えています。大学で、自らが学びや知識を得ることだけにとどまらず、それを社会で実装し、実際に起こっている問題を解決することで、社会に貢献することができます。
そして、瓜生原先生は、いつも、
「研究で得られた内容を、発信することで社会に還元することは、研究者としての使命」だと仰っています。

文理の枠を超える

研究内容を発信する機会の一つとして、2019年11月、私たちは科学技術振興機構主催の「Science AGORA2019」に出展させていただきました。

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当日は、研究者や、会社員、学生、家族連れなど、さまざまな立場の方々がお越しくださいました。
その方々と、研究内容について、理論や考えなどを共有することで、さまざまな視点から、多くの知見を得ることができました。
商学部の私たちにとって、科学技術分野で出展することは、文理の枠を超えることであり、学際融合の重要性を実感できたことは、何物にも代えがたい大切な経験となりました。

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「より良い社会」を実現するために

不確実状況下にある現代社会において、さまざまな社会課題を解決し、「より良い社会」を実現するためには、特定の学問分野にとどまらず、多様な分野における学際融合を実現し、新たな価値を創出することが不可欠であると考えています。

Science AGORAに出展する貴重な機会をいただけたことに、心から感謝しております。さらに、文理の両方の分野において、研究者としてのご経験のある瓜生原先生のもとで、多様な学問分野を融合した学術理論を応用し、社会課題の解決に繋げる研究をさせていただいたことを、誇りに思います。

先生のご著書「行動科学でより良い社会をつくる」が、より多くの方に届き、社会課題解決につなげる学術研究の魅力を知っていただけることをお祈りしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
児島 巴奈絵

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