Aya

本と書く事が好きなAyaといいます。ここでは書きたい事を綴っていこうと思います。

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本と書く事が好きなAyaといいます。ここでは書きたい事を綴っていこうと思います。

記事一覧

短編小説「いつもの日常へ。」

朝起きて、準備をし、仕事へ行く。 帰宅し、また明日への仕事に備える。 それがいつもの日常。 いつもの中に、あなたはいない。 あなたとの時間は、いつもの日常とは違う…

Aya
2年前
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新型コロナウィルスの影響力。

こんにちは、Ayaです。 今回は私が看護師として経験した内容をもとに、新型コロナウィルス感染症について、を書いてみました。 今だからこそ書いておかないと、と思い立っ…

Aya
2年前
1

短編小説「ふたりだけの朝。」

夜明け前のまだ薄暗い部屋のベッドの中。 起きようと意識的に、ではなくまだ何となくぼんやりとしている中で瞼だけがゆっくりと開こうとするが、完全には開けずにいる。 脳…

Aya
3年前
1

短編小説「母親の呪縛。」

小学生の頃、図書室で読んだ世界の偉人、いわゆる伝記を知り、世の中にはこんなにも素晴らしく活躍した人たちが居ること、そしてその人たちの生い立ちに触れることができる…

Aya
3年前

短編小説「また私のせい。」

「だって君が…」 またか。 自分に都合が悪いことが起こると、決まっていつもこの言葉が出てくる。 口調も声の大きさも、いつも同じ。 まるで舞台上での台詞みたい。 恋…

Aya
3年前

短編小説「逢いに行く。」

電車を待つ間、聞こえるメロディーを鼻歌で奏でる。 ただ、ホームで流れている曲には歌詞も無く、曲名も知らない。 耳が覚えたメロディーを、つい鼻歌にしてしまう。 電車…

Aya
3年前
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今だからこそ、書きたい。

初めまして。Ayaと申します。 普段は医療従事者として働いています。 こんな世の中なので、多忙と緊張を強いられる日々ではありますが、私として充実、やりがい、責任感を…

Aya
3年前
短編小説「いつもの日常へ。」

短編小説「いつもの日常へ。」

朝起きて、準備をし、仕事へ行く。
帰宅し、また明日への仕事に備える。
それがいつもの日常。
いつもの中に、あなたはいない。

あなたとの時間は、いつもの日常とは違う。
ひとりじゃなくて、あなたと過ごせる時間。

いつもの日常は何の味気もなく、ただただ繰り返されるばかり。
日が昇れば朝が来る、日が沈めば夜になる。
そうやって、毎日一方的にやってくるので、拒むこともせず、
何の感情も持たず、ただその毎

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新型コロナウィルスの影響力。

新型コロナウィルスの影響力。

こんにちは、Ayaです。
今回は私が看護師として経験した内容をもとに、新型コロナウィルス感染症について、を書いてみました。
今だからこそ書いておかないと、と思い立って書きたくなった内容です。
看護師目線ではありますが、看護師以外の医療職の方やそうでない方、様々な人に読んでもらえればと思います。
*あくまで個人的な意見や感想となります。

1.新型コロナウィルス感染症対応病院に勤務する看護師の影響に

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短編小説「ふたりだけの朝。」

短編小説「ふたりだけの朝。」

夜明け前のまだ薄暗い部屋のベッドの中。
起きようと意識的に、ではなくまだ何となくぼんやりとしている中で瞼だけがゆっくりと開こうとするが、完全には開けずにいる。
脳内はまだ眠りについているようで、現状の把握がまるで追いついていない。自分の部屋であるという認識が薄れているのは、昨夜のアルコールの影響。多量に摂取せずとも、アルコールは記憶をごちゃまぜにし、翌朝身体と脳の動きを弱める最強のアイテム。
よう

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短編小説「母親の呪縛。」

短編小説「母親の呪縛。」

小学生の頃、図書室で読んだ世界の偉人、いわゆる伝記を知り、世の中にはこんなにも素晴らしく活躍した人たちが居ること、そしてその人たちの生い立ちに触れることができるシリーズ作品に夢中だった。私が見ている世界、現実からは到底、想像もつかない世界が本の中には広がっていて、だからこそ惹き込まれる魅力がどの本にもあった。

小学生になり、友人ができ、他の家族や生活を知るようになり、見れる世界が広がると、うちの

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短編小説「また私のせい。」

「だって君が…」

またか。
自分に都合が悪いことが起こると、決まっていつもこの言葉が出てくる。
口調も声の大きさも、いつも同じ。
まるで舞台上での台詞みたい。

恋人の関係だった時は、こんな言葉は一度も言われたことがなかった。
「そんな時もあるよね」
「気づけなかった僕も悪いから」
「気にしないでいいよ」
悪いことがあっても、私一人のせいにすることなく、お互いもしくは自分の落ち度もきちんと認めら

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短編小説「逢いに行く。」

電車を待つ間、聞こえるメロディーを鼻歌で奏でる。
ただ、ホームで流れている曲には歌詞も無く、曲名も知らない。
耳が覚えたメロディーを、つい鼻歌にしてしまう。
電車に乗るのは、あなたに会うとき。
だから、このホームで聞くメロディーは私に自然とあなたを連想させ、鼻歌を歌わせるほどに気分を高めてくれる特別なメロディー。

初めての時は、スマホと電光掲示板を交互に見比べながら、調べていた行き方と表示されて

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今だからこそ、書きたい。

初めまして。Ayaと申します。
普段は医療従事者として働いています。
こんな世の中なので、多忙と緊張を強いられる日々ではありますが、私として充実、やりがい、責任感を持って目の前のことと向き合う、ただそれだけです。
そんな中、今度こそ、ようやく、noteをどのように活用していくか自分の中でハッキリさせる事ができました。

ここは、創作の場。
自分の作品を作る場。
Twitter、インスタ、ブログと様

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