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家にある「子育て本」を全て棚卸ししてみた。私達親子の現在地はどこ?

「もう、漢字なんて書きたくないから嫌なんだよ~!何でこんなめんどくさい事やらなきゃいけないんだよー!!」

長男(小2)が朝から大泣きしている…。

先週、夏休みが終わった。
そして今週から給食と宿題が再開し、いよいよ「通常稼働」モードに入った。

そして早速である。

長男は漢字が好きじゃない。
読む事に関してはかなり得意だけど、書くのはとても苦手。

その日の「漢字のプリント」も半分位書き終えたところで覗いてみたら、1/3位が間違っていた。

そして「これ違うよ」と指摘した瞬間に爆発した。

「もうすぐ終わる」と思っていたのに、彼の中で予定が崩れて一気に嫌になったようだ。

大泣きして、全く手が進まない。

こういう時、私はつられてしまう。
「あらま~困ったね~」と、穏やかに微笑ましく見守る事ができない。


子育て本を棚卸し


先日、家にある本についてこんな記事を書いた。


書店で見かけた本を既読本か、未読本か分からなかった事をきっかけに
自分は同じような本を繰り返し読んでいて、前に進んでいないのでは?」と不安になり「読書の地図」みたいな物を作りたいと思った。

その第一弾?として。
私は、家にある「子育て本」を棚卸しする事にした。

我が家にはリビングに無印良品のスタッキングシェルフがあり、その中に「一軍」の本。
物置と化している部屋にスライド式の本棚があり、そこに「二軍」の本が入っている。

一軍・二軍共にとにかく「子育て」に関する本を全て取り出して、並べてみた。

家にあった「子育て本」のジャンルはこんな感じ。

・乳幼児子育て
・モンテッソーリ
・精神科医、脳外科医の書いた本
・子供の睡眠

・子供の栄養
・子供の運動
・絵本や読書
・小学校受験
・東大

・中学受験


・教育

・中高生の子供本人向け

・共働き子育て
・学校について
・ひろゆきの本
・Daigoの本
・花まる学習会の本
・工藤先生の本
・植松さんの本
・スポーツ選手の親が書いた本



散らかっている。
頭の中が散らかりすぎている。

見通しを立てる事は大事。
だけど、私の現在地はどこだ?

自分は何のためにこんなに沢山の「子育て本」を読んできたのだろう。
ここにはとても紹介しきれないけど、子育てに関する本だけで軽く50冊以上あった。

一体、何を求めているのか?


大量の本を並べて、途方に暮れた(笑)

何度も繰り返し読んだ本もあれば、「これ読んだっけ?」と不安になる本もあった。

こんなに大量に本を買って、そもそも私は子供に何を望んでいるんだろう?

私は改めてノートに書きだしてみた。

まずは「できている事」

・生活リズムがしっかり整っている。
・弟に対して、どんなに挑発されてもイライラする事があっても、相当我慢できる。
・初めて行く場所や、アウェイな場所(友達がいない宿泊行事)でも臆する事なく参加できる。
・知らない子とすぐに友達になれる。
・お腹の調子に気を遣っている(笑)

「できればこうなって欲しい」と思う事。

・できれば、勉強が嫌いではなく勉強を楽しめる子になってほしい。
(勉強が嫌いだと学校にいる時間が苦痛だから)
・時間の使い方が上手になってほしい。
・中学生位になったら、政治や経済など「社会」に関心を持ち、一緒に意見交換できる人になってほしい。
・何か目標を持って、そこに向けて頑張った…という経験をしてほしい。

うーん、望みすぎか?

「かんぺきなこども」か?


小学校受験をした頃は、中学受験も絶対すると思っていた。
でも、「追い込み」を経験して、色んな先生が書いた本を読んで。

今は、「ちょっと違うかな」と感じている。

ここでも書いた通り「中学受験」はよっぽど行きたい学校がある(本人が)とか、「勉強が好きな子」がチャレンジする世界だと思う。

漢字のプリント位で泣きわめいている長男は、きっとそのタイプではない。

小3とか小4辺り、いよいよ入塾を意識する頃に「そういうタイプ」になっていれば、勉強が楽しいと思えるようになっていたら良いな…とは思うけど。

その「楽しい」と感じられるための環境が整っているか?と言うと…。

親子の現在地はどこ?

子供に対して「できればこうなってほしい」を並べた後に、私は順番を考えてみた。

・何事にもチャレンジする
・粘り強く頑張る
・何度でもやり直す

みたいな、「強い心」を育てるにはどうすれば良いのか?

グルグル考えてみた結果。

流行りの言葉で言えば「心理的安全性」だと思った。

家庭の中が「安心・安全」であること。

ゲームをして楽しんでいる夜だけじゃなくて。

苦手な宿題をしている時も、上手くいかなくてなきわめいた時も。

親がドーンと構えて「大丈夫だよ」って言える家。
たとえ、どんなに八つ当たりで叩かれても(笑)


では、その「ドーンと構える」はどうすればできるのか?

それは私の心が平和である事。
自分のトリセツが完成している事。


その上で、子供への接し方にも沢山のコツがある

私は久しぶりに沢山の本の中から「てぃ先生」の本を取り出してみた。

もう小2の長男。
だけど、「ここから」だと思った。

この本に書いてある「お悩み」は今も続いている事が沢山ある。

という事で、私はこの本の中から1つ拘って一週間続ける事を決めた。

どんな変化があるか?
楽しみである。

結果はまた来週!
(書くかもしれないし、また忘れてしまうかもしれない)

〈あとがき〉
「子供を東大に入れる」という類の本を沢山読みました。
でも「東大に入れたい」というよりも「東大に入る子は、いつから勉強が好きになったんだろう?」「どう接すれば勉強が好きになるんだろう?」という単純な興味でした。
無理に勉強をさせようとか、進路を勝手に決めるのは言語道断ですが、勉強ができた方が学校生活は楽しいし、「勉強ができるからもっと勉強をしたくなる」という側面がある気がします。
残念ながら、私は真逆の子供時代でした(笑)

今日も有難うございました。


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