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【企業インタビュー】副業者4人のチームワークで、ワーケーション企画をPR!

埼玉県秩父市で、コワーキングスペース「働空間」や職住一体型の宿泊施設「町住客室秩父宿」を運営しているパラリゾートちちぶ株式会社。町住客室秩父宿では住まうがごとく、町歩きを楽しみ、地元民とふれあい、秩父の魅力にどっぷり浸かる新しい宿泊の形を目指しています!

-Skill Shift に掲載したきっかけは何ですか?


弊社コワーキングスペース「働空間」「多豆」の利用者層は地元企業が多いので、副業の取り組みをきっかけに都内在住者のような外の人を呼び込んで地域との接点をつくりたかったためです。2019年11月にワーケーション自治体協議会が発足して全国各地域でコワーキングスペースを起点にワーケーション事業が盛り上がりを見せており、弊社でも都内の人向けに広報をする意味でもSkill Shiftを利用したいと考えました。

また、私自身のキャリアとしては元々内装工事会社で働いていて、4年程前からコワーキングスペース事業をはじめました。ワーケーション事業は新しいチャレンジですので、仕組みそのものへの意見や利用者増加を目的とした営業手段などをレクチャーしてほしいと感じたためSkill Shiftでの募集を決めました。

-当時の経営課題を教えてください

ワーケーションのような外の人を呼ぶ事業は地元の理解がないと難しいと感じておりました。コワーキングスペースというと都内の人にとっては馴染み深いですが、地方はまだまだ利用者が少なく、どのような場所なのかわかっていらっしゃらない人もいます。スキルシフトの副業者を起点に、ワーケーションやコワーキングスペースの理解が広まっていけばいいなと思っていました。

-応募状況はいかがでしたか?

募集を開始したところ35名より応募があり、想定以上の反響に驚きました。
スキルシフトには地域創生に興味を持っている方が登録されているので、今回の案件が登録者のニーズにマッチしていたのだと思います。
メールやzoomで面談をした上で、最終的には4名採用しました。

募集内容としては主にワーケーションの発信でしたので、最低限月に1回は秩父に来ていただくことを必須として、ワーケーションへの理解度も選考の基準としていました。

選定方法の工夫
応募者が多かったので、みなさんを客観的に評価できるように採用を数値化する工夫もしました。
メールでのやりとりや面談の様子をもとに評価項目をわけて点数付けをしたのですが、その際に10段階評価で一点ずつではなく、1点、3点、6点、8点と点数に差分を設けました。
すると、普通という評価軸がなく良いか悪いかで判断でき、合計点数にも差が出るため合否がわかりやすくなりました。


-副業者が来たことで、どんなイノベーションが起きましたか?

中小企業診断士やコンサルタントのような立場の人も社外からアドバイスをしてくれる存在ですが、Skill Shiftの副業者をそのような人たちと比較すると現場目線でものごとを見られる人が多いと感じましたね。コンサルタントは数字を見てロジカルに判断する印象ですが、今回弊社で副業してくれた方は宿泊施設で支配人をされていたご経験があったり、営業の販売ツールに詳しかったり、現場主義でアドバイスをくれたので実務に活かしやすかったです。

地域全体にも変化
また、秩父市においてSkill Shiftを利用する企業が少しずつ増えてきたことも変化の一つです。今回の取り組みについて特に興味をもってくれたのは、銀行や市役所の商工課、商工会議所などでした。人手不足の中、副業人材活用が地元企業発展に必要だと感じてもらえたのだと思います。

-副業者に依頼した仕事内容やその成果について教えてください


秩父のワーケション事業を発信する団体として今年7月に一般社団法人ちちぶテレワーク協会を立ち上げましたが、その設立に関するアドバイスをもらったり、ワーケーションの冊子を作成する手伝いもしてもらいました。ワーケーション冊子はデザイン性も重視しつつ、全国でワーケーションに関する資料をとことん集めたので、これまでにないような良い冊子を作成することができたように思います。


副業者がチームで取り組む
採用した4人はチームではなく個人で仕事をしてもらっていたのですが、どの人も素晴らしい経歴とアイディアをお持ちでいらっしゃったので一同に会したら面白いのではと思い、今年2020年6月20日にオープンしたばかりの「町住客室秩父宿」に集まり、チームビルディングを実施しました。弊社社員も含め2チームに分かれ、ワーケーションをどのように発信するのが良いかを話し合い大変盛り上がりました。夜中の1時頃までお酒を飲んでいたにも関わらず、朝5時半に起きて秩父に昔から伝わる山寺で座禅を組みにいったのもいい思い出です(笑)。ちなみに、この座禅はワーケーションのアクティビティの一つにもなっています。ワーケーションを通じて仲間同士の絆が深まっていく実感を得ることができましたね。

またこの取組に隣町の町長が興味を持ってくださり、県営の公園をワーケーションできるようにしたいという要望もあって、副業者との交流会も実現できました。

-まだSkill Shiftを使ったことのない企業に向けてメッセージをお願いします


地方の企業の人にはぜひ利用してほしいと思っています。他にも副業サイトはありますが、これだけ地方創生や、地域活性化に尽力したいという人が集まっているサイトはなかなかありません。きっとみなさんの力になってくれるはずです。
秩父に来てもらえれば実際に活躍している人が現場にいるので、ぜひご見学にいらしてください。弊社がそうであったようにSkill Shiftでは自分たちの会社を応援してくれる仲間に出会えることを楽しみにしていて下さいね。


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