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にっき

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2022年6月の記事一覧

正岡子規に思いをはせるくらいには、布団にいる。

正岡子規に思いをはせるくらいには、布団にいる。

とてもとても、体の状態が悪い。
吉本ばななの「TSUGUMI」ほどでは無いけれど。
ただの、鍼治療とマッサージの反作用というか、治療の後の一時の反動であってくれ、と思っている。

心と身体の調子が悪いとき、人はろくなことを考えない。ので、考えないように努めているところ。
身体が言うことを聞かないのは辛い。

昨日は人に会った。時間帯のせいもあるが、しんどくて(これは関西の方言らしい、関西人は知らず

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少し長い休みを取ることになって。

少し長い休みを取ることになって。

急に馬鹿みたいに暑くなった。馬鹿みたいに、と粗野な言葉を使うのは気が引けるけど、急に暑くなったのが悪いのだ、ということにしておく。

最近、少し長い休みを頂いた。働けなくなったのだ。心も身体も元気じゃない。何だか今日は、やさぐれている。
土日の休みには慣れているが、まとまった休みというのは持て余す。

私は休むと、家にこもってしまうタチで、家事はするけれども、出かけようとか、そういう気には、あまり

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恋人が好きだけど。

恋人が好きだけど。

恋人のことを必要以上に想うのは、疲れる。なんというか、依存しすぎているというか。脳みその中で恋人が占める割合が増えすぎるのが嫌なのだ。

今私は恋人と遠距離だから、まだマシなのかも知れない。けれど、会うと、ひどく相手のことを考えて、特に別れ際、寂しくなってしまう。

最近、恋人との距離感を見直すべきだな、と思い始めてきた。というか、恋人への接し方を見直そうと思った。恋人も私も、本来は受け身で、奥手

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父のこと。

父のこと。

私は父といるとき、接待モードになってしまう。今ではだいぶ落ち着いたが、父が喜ぶよう、父の話を聞き、リアクションし、行動してきた。

30年近くそんなことをしていると、さすがに手の抜き方が分かってくるというか、必要以上に無理することは無くなってきた。聞きたくない話をし始めた時は席を立てばいいし、気分が乗る時にだけ、寄り添えばいいのだ。

父は愛情深い人だ。その分空回りすることも多い。子どもの頃の旅行

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私は私の「可愛い」を取り戻す。

私は私の「可愛い」を取り戻す。

私の可愛いところ、というテーマで言葉を紡ぐことにした。可愛いところなんてあるのかしら、と思いつつ、メイクが上手くいけば、「今日の私、可愛いな」とは感じているな、と思う。

幼少期、私の可愛さは打ち砕かれていた。食べ盛りでぷくぷく太っていた私は、親の目には可愛く映っていたかもしれないが、通りすがりの小学生男子たちに「ドラえもんみたい」と言われてしまったのだ。

「ロボットなのにどら焼きを食べるなんて

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