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社長の思い

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八鹿警備保障の代表取締役である田路智洋社長による手記。日々の仕事上の気づきや若社長としての心情を赤裸々に綴ります。
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#人手不足

中小企業にあったフィードバックのやり方

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昨日、会長が所属する経営者団体の自社訪問のフィードバック用紙を見させていただいた。

手厳しくも貴重なご意見ありがとうございます。

でも、感想を一言言わせて頂くと、うちの顧問税理士他数名以外はこちらのお願いしたい意図とズレていたような印象を受けました。
まあウチの会長の説明不足も原因としてあるんですが…。

この経営者団体は勉強熱心で知られる団体でそういう意味では熱心に会長の説明

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異次元に突入

昨日、指導教育責任者等研修会に出席した。

冒頭のあいさつで兵庫県警備業協会の今西会長は今兵庫県の保安部門の有効求人倍率は8.3倍でそこに警察・自衛官が入っていることを考えると、警備員のそれは実質的に8.3倍の2倍3倍はあるんじゃないかとおっしゃっていた。

つまり、向いているかどうか分からない1人の警備員を巡って16社〜24社が奪い合う状況。
異次元に突入の感あり。

ここまで来ると、ほんとにゼ

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交通誘導警備におけるAIの導入



昨日、兵庫県警備協会の総務委員会に出席した。

検討事項後に、協会加入業者の減少がちょっとした話題になった。

その原因は人手不足による事実上の廃業というもの。

そしてその話題に関連して、京都のある業者は、AIによる交通誘導警備を始めたという話も出てきた。

まあ、そうなるだろうなあ。



今、警備業、特に人的警備の会社を起業するのは自殺行為にも等しいと思う。

人的警備は、人を現場に

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分析から見える警備ロボットと社会との関係

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今朝、経営塾のレポートに関連して外部環境のPEST分析をしていて、その中のテクノロジーについて考えている。

警備ロボット。

前にPEST分析した時もこれにふれた。

でもその時はそんなものもあるんかなあ、ぐらいに思っていた。

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でも今回の場合は少し違う。

それは警備ロボットが社会と関わりをもつ度合いが強くなっていること。

例えばセコムロボットX2は東京都内の地下鉄と、

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警備会社にとっての東京オリンピック問題

1.東京オリンピックが2年後に控えている。観光立国日本をアピールできる喜ばしい機会だ。

ただ、今回のオリンピックはテロの可能性が取りざたされているだけに、テロ防止のための警備体制に世間の注目が高まっている。

民間警備に関してはセコム・アルソックとその協力会社を軸に全国の主要な警備会社がスクラムを組む形となる。

自社もセコムの協力会社なので、おそらく東京オリンピックの警備の参加要請がくるだろう

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