見出し画像

デルクイ総合研究所 鏡晋吾 プロフィール

はじめまして

はじめまして。デルクイ総合研究所の鏡晋吾です。

自己紹介

まずは自己紹介です。

自分自身のドメインを上げていくとこんな感じです。

#地域活性 #まちづくり #ウェルネス #オーガニック #循環型 #建築設計 #マーケティング #広報 #シェアリングエコノミー #ローカルメディア #コスメ #食品 #飲食店運営 #渋谷 #神戸 #山形 #丹波篠山 #宮崎

VISIONとMISSIONは以下の通りです!

VISION 
地域の人と人を繋ぎ循環型の社会を目指す

MISSION 
地域で挑戦するデルクイのスキルを活かし社会課題を解決する


【主な肩書き・資格】

・渋谷新聞 副代表
・原宿表参道新聞 副代表
・一般社団法人渋谷区SDGs協会 事務局長
・株式会社078 取締役 事業共創推進部長
・事業構想大学院大学 事業構想研究所 客員非常勤講師
・京都府与謝野町 広報広聴戦略アドバイザー(2022年3月まで)
・姫路市 官民データ活用推進会議委員(2023年6月まで)
・一級建築士
・宅地建物取引士
・オーガニックライフ・プロデューサー
・工学修士(建築学専攻)
・事業構想修士

デルクイってなに?

MISSIONに〈デルクイ〉プロデュースと書いていますが、〈デルクイ〉って何?て思われたかと思いますので、以下のように定義してみました。

デルクイとは:特定の地域でその地域に密に関わり、自己のやりたいことを実現しようと挑戦している人。クレージーピープルや変人と呼ばれようと気にせず、自ら進んで「出る杭」になっている人。

下記が私の人生のライフラインチャートですが、私自身も、〈デルクイ〉になりたいと思っているものに、一歩踏み出せない人生を送ってきました。

画像1

であれば、デルクイをプロデュースして私自身もデルクイになってやろうと思ったわけです。

私の半生

​ここで、これまでの半生をちょっと振り返りたいと思います。

1976年生まれのポスト団塊ジュニア世代である私は神戸市で生まれ育ちました。
ちなみにうちの母方の家系は神戸で12代続く家系。神戸の海の方でお酒の商売をしておりました。
先祖代々居を構える神戸は、戦後の高度成長期にポートアイランドを始めとする人工島を造成するなど、都市インフラの拡充を行い、1981年には神戸ポートピア博覧会を実施するなど、都市開発手法は「株式会社神戸市」と言われるほど全国有数の経済都市に発展していました。
私の実家もその流れに乗って、貸しビル業を営んでいました。
私は、私学の中高一貫教育の学校で中高時代を過ごしましたが、偏差値志向の教育に疑問を感じ、ろくに授業にも出ずにサボる毎日をすごしてました。

1991年のバブル崩壊が中学校2年生のころでしたが、そのころの私はというと、ちょっと前にできた瀬戸大橋などを見て、大きな建造物をつくりたいと漠然と思って過ごしていたような気がします。

大成建設が「地図に残る仕事。」というキャッチコピーを出したのが1992年。16歳の時です。
僕も漠然と「地図に残るような仕事がしたい」と思っていた中高時代をおくってました。


そんな中、高校3年生の1995年に阪神淡路大震災が発生し、街は壊滅的な被害を受けました。
私自身も自宅および所有ビルは全壊し、家業も大幅縮小という被害を経験しました。

画像3
右が全壊した深江駅前ビル
画像4

生まれ育った町が一瞬にして一変したのを体感。一年間の神戸での浪人生活を経て、まちづくりを志して、東京に上京。
大学・大学院では建築学を専攻。コミュニティ活動、都市河川、環境教育、自然遊びを研究しました。
いまだに暗渠になった川を見ると反応してしまうのはこの頃の研究の影響です。
卒業後は2002年に森ビルに入社。2002年というと六本木ヒルズができる前年。六本木の街が大きく変わっていこうとしている時期でした。
森ビルには8年従事し、マーケティング、建築設計、企業広報を担当しました。
財閥や金融系が多い不動産業界において、異色の独立系企業であり、六本木ヒルズの立ち上げということもあり、常に新しいことへのチャレンジを行う風土がありました。先輩や同期と夜な夜な街づくりについて語り合うのは最高の時間でした。
企業広報という立場で、故・森稔社長(当時)の近くで、経営者のベンチャーマインドを肌で感じることができたのは本当に大きな財産です。
今でも森稔社長の書籍は私のバイブルです。

その後、2009年、33歳のころ、一橋大学教授米倉誠一郎氏が塾長を務める日本元気塾(森ビル主催)にて、地域活性化を提唱する故・藤巻幸夫氏の私塾に参加したことがきっかけで、地域と都市を繋ぐ活動に興味を持ちました。藤巻さんとの出会いが大きなターニングポイントになったことは間違いありません。

マッキーこと藤巻幸夫と藤巻塾の仲間たち

その後、藤巻さんのご縁で、日本全国の地域原料を活用した化粧品・食品の製造販売、オーガニックサロン・カフェ「シンシア・ガーデン」の運営を行う株式会社ビーバイ・イーに転職。

ベンチャーならではのスピーディーかつダイナミックな仕事に奔走しながら、まちづくりを行うNPO「まちづくりGIFT」で活動を行ってきました。
この頃に宮崎に何度も通って色んな人に出会った経験は貴重な経験でした。

都市開発から化粧品・食品へ。みんなになんで???って言われました。
一見異なるように見える仕事でありますが、そこには、場所や製品という物を通じて、地域を超えて人と人を繋げたいという一貫した思いを持っていました。

実際に私が携わった宮崎県綾町、宮崎県高千穂町、佐賀県唐津市などの商品開発では、農産物などの地域資源を生産する作り手の思いを受け取り、そこに付加価値を与えて製品化し、販売することで、ユーザーである消費者が製品を通して、生産者や地域のことを知るきっかけになり、生産者が経済的にも潤うということを実証しました。

自ら開発した甘酒やスナックを全国で販売していました
開発したひよこ豆みそがDiscover Japanにて表彰されました

以下の新聞はオーガニックのまち宮崎県綾町のaya100のメンバーで、オーガニックの米粉をつかったグルテンフリーのカレーパウダーの開発の記事です。

画像5

このような思いに至った原点を辿ると、高校3年時に阪神淡路大震災で被災した際に避難所での経験が根幹にあるように思います。
避難所で食べた全国の地域からの援助物資である「おにぎり」の存在が忘れられないんです。
どこかの地域で育てられた農産物と、それを加工された食べ物から、その地域の人の思いを感じ、元気づけてくれることを実感しました。

この原体験をきっかけに、元気づけてくれた全国の人に恩返しをしたいという思いで、全国に足を運ぶ中で、その地域に密に関わり、地域に根ざして自己のやりたいことを実現しようと挑戦しているたくさんの人に出会いました。彼ら彼女らがまさに〈デルクイ〉だったのです。

そして〈デルクイ〉に会うという体験をすることで、自分自身を客観的に見つめ直して、インスパイアされることに気づきました。
そして、その体験が特別なものになれば、物を通じてではなく、体験というコトを通じて、心が動かされ、〈デルクイ〉との個人と個人の関係から、自らも〈デルクイ〉になりたいと思うようになり、その地域への愛着や共感が築かれるのではないかと思っています。
つまり〈デルクイ〉との接点を通じて、地域を超えた個人と個人の関係を築くことで、地域にチャレンジ精神あふれる〈デルクイ〉が新たに生まれ、地域が活性化した持続可能な状態の実現に繋がるのではという思いが私の活動の発露です。

今のこと

2010年、株式会社ビーバイ・イーに転職したときに思っていたのは。いつかは起業したいという思い。
気づいたら2019年、43歳に。そこで門戸を叩いたのが専門職大学院である「事業構想大学院大学」。
2年間の研究を通して徹底的に自己と他者と社会との関係や、これから進む道について考えました。
そして世の中が大きく動いたタイミングこそチャンスだと思い、2020年末に会社員を辞め独立。
で、今は何をしているかというと、さまざまな立場で、地域活性やまちづくりの仕事全般に関わっています。

渋谷のまちづくり

渋谷駅周辺のまちづくりに関わる仕事をしています。

・渋谷新聞原宿表参道新聞
渋谷の街とそこにいる人の生の声に特化したローカルメディア
2021年11月10日(ハチ公の誕生日)に立ち上げましたが、立ち上げまで1ヶ月余りで作りました。
運営体制も渋谷らしく、高校生や渋谷に住む人々、渋谷で働く人々など多様性のある人に関わってもらっています。

渋谷新聞の学生メンバーと長谷部渋谷区長

・渋谷区SDGs協会
こどもからこどもへをテーマにしたSDGs活動で、渋谷センター街こども食堂やShibuya SDGs ポスターなどの普及活動をしています。

地域の子どもたちとSDGsをテーマにした活動をしています

神戸のまちづくり

2024年3月から取締役としてジョインした株式会社078は、神戸(みなと元町、新神戸、御影)で起業家をつなぐ家的コワーキングスペースを運営しています。
ホテルとコラボした泊まれるオフィスだったり、保育園併設で子どもたちと一緒に働くオフィスだったり、アットホームなオフィスです。
神戸を拠点に、食で人と人、町と町を繋いでいく事業をスタートしていきます!
1996年に東京の大学に行ってからというものの、ずーっと神戸への思いを持ち続けてきました。
こうして28年の思いが通じて神戸で仕事がスタートしました。

事業構想大学院大学

・事業構想大学院大学 事業構想研究所 客員主任研究員
母校でもある事業構想大学院のプロジェクト研究として、つくばプロジェクト、丹波篠山プロジェクト、山形プロジェクト、南相馬プロジェクトなどの客員教員をしています。

カボニュー

NTTドコモがお客さま・パートナー企業とともに社会全体のカーボンニュートラルに貢献するために、「あなたと環境を変えていく。」 というスローガンを掲げ推進するカーボンニュートラルに向けた地球にやさしい取組み「カボニュー」のコミュニティ運営を行っています。

カボニューでの連載記事「Think Global, Act Local」
「Think Global, Act Local」という言葉をキーワードに、“ローカル=地域”を中心に環境問題に取り組むグローバルな人々をご紹介。

カボニュー学生アンバサダープロジェクト
渋谷区と三重県桑名市の学生がお互いの地域をそれぞれに行き来し、放置竹林の問題を「知って」、竹林整備などの活動「体験」を通して、その竹を使った製品を「開発」しようというもの。竹を使ったエシカルコスメの開発を行いました。


シェアリングエコノミー協会

「シェア(共助・共創)による持続可能な共生社会へ」コンセプトに、政府、自治体、企業、個人を対象に、シャアリングエコノミーの普及・促進活動を行う一般社団法人。
14人いる事務局の一人として活動。事務局のスタッフはみんなパラレルワーカー。プロ集団の中で揉まれながら、私は全国の地方自治体とシェアリング事業者との官民連携を促進する協議会の事務局長を担当しました(2023年末で終了)。

地域プロデュース

京都府与謝野町広報広聴戦略アドバイザー
京都府与謝野町の「広報広聴戦略アドバイザー」として、2022年3月までの期間限定で副業人材として任命されました。

・姫路市 官民データ活用推進会議委員(2023年6月まで)
姫路市の計画策定の外部委員として関わらせていただきました。

その他、地域の食コンテンツのプロデュースや、美容健康のアドバイザーなどの仕事をしています。

私ができること

私ができることってなんだろうって考えた時、以下の3点かなと考えてます。

・行動力
気になったところへはすぐに行って、気になった人にはすぐに会いに行きます。そんな行動力でみんなも巻き込んでいけたらと思います。

・多動力
とにかくいろんなことに興味があります。

・バランス力
3人兄弟の次男、AB型、天秤座というバランス感覚は生まれ持ったものだと思っています。

ということ、持ち前の行動力、多動力、バランス力を発揮して、全国のデルクイをプロデュースして私自身もデルクイになりたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?