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困窮体験克服の仕方(2019年)

・被虐待、被虐め、被パワハラなど

虐待や虐めやパワハラなどを行う人は、何かしらの困窮体験を抱えており、それが消化出来ていない為に心に余裕が無い。

心に余裕が無い為、冷静で落ち着いた行いがし難く、自分より弱いと感じる立場の生物に、八つ当たりをしたり逆切れをしたり自己正当化をして、鬱憤を晴らそうとするがそれは一時凌ぎであって、その加害当事者が自分の問題から逃げずに立ち向かわない限り、その人は延々と鬱憤を溜め続ける事となる。
(先に被害者が自覚の無いまま加害行為や迷惑行為をしていて、それに対して虐め的な事をされ被害を受けた事のみを感じるケースもある)

そんな鬱憤の標的とされてしまった事は、とても不幸な事故ではあるが、生きる術を自ら切り拓く事は全ての生物に課せられた最低限の義務だと思う。その義務を果たせないなら死ぬしかなくなる。

理不尽な攻撃の標的になってしまった対処として易しい事は、毅然として反論したり嫌だと伝えたり法的根拠などを示すこと。
心にある程度の考える余裕がある人であれば、そこで内省し行いを改める事でしょう。

それでも止まない相手に対しては、相手以上に言葉や肉体的暴力で反撃するのが効果的です。これは中程度の難しさです。
相手の心理からしたら、鬱憤を晴らし易い対象を無意識に選択しているだけであり、鬱憤を晴らし難い対象や、かえって自分が損害を受ける対象に、攻撃をしようとはまず思わない事でしょう。

また、こういった加害者は始めから相手を殺そうと殺意を抱いて行っている訳ではなく、相手が大した抵抗をしない為に、段々とエスカレートしていき、結果的に相手を殺してしまったり、自殺に追いやってしまっています。
ですので初めが肝心であり、最初に毅然としてや徹底とした態度を示す事が大切です。

因みに私は30歳くらいまでは中性的な見た目だった影響か、街中でよく絡まれる事が多かったです。
プッツンしてやり返し一方的になぶる結果が多かったですが、捨て台詞を吐く相手からもその後は何も音沙汰がありませんでした。
知り合いからでも、しっかり反撃した場合はそれを機会に止む事が殆どでした。

それでも止まない相手や遠回しな嫌がらせなど、客観的に負けを認めなかったり証拠を残さないように嫌がらせをしてくる相手には、合法的な謀略で削除しましょう。難易度が難しい手段ではありますが。
何かしらの困窮体験を抱えたままの人は、心理的に隙だらけですので心理操作が効きやすいです。後は玩具にするだけです。
彼を知り己を知る事が大切です。

そんなに被害が無く今後も継続的に接しない場合は敢えて何も反論せず反撃せずも効果的です。
反論や反撃は相手に気付きを与えてしまうので、その時点で相手の選択によっては相手が人生を軌道修正する事が出来るようになってしまいます。
ですので反論や反撃をしなければ相手は気付きを得られるのが遅くなり、気付きが得られるようになるまで貴重な時間を浪費していく事となります。場合によっては時間の浪費によって人生を好転させる見込みが限りなくゼロに近くなる事も起こり得るのです。
つまりは敢えて何もしない事によって相手はじわじわなぶり殺されていく自滅を辿っていくのです。


・双極性障害(躁鬱病)

躁鬱病は振り子の原理で繰り返しやすい。

なので躁時の失敗を過度に悔やむと鬱を招きやすい。

鬱時の失敗を過度に挽回しようとすると躁を招きやすい。

躁状態は、脳の制限装置が外れる感じであるから、普段抑制している事が表出されやすい。
主な事象として、金儲け、散財、異性、怒り、承認欲求など。
なので抑制しなくて済むように、欲望などを薄めていけば躁時においての暴走を軽減出来る。

双極性障害の人は軽め鬱を目指すのが好ましいとされているが、私個人としては軽め躁を保つようにしている。
過去の経験上、自分が困った時に他人が助けてくれる率は低く、自分で何でもこなせるのが一番無難。
鬱時は人から付け入られやすく身を護るのが難しくなる。躁時は人から嫌われる事があったとしても、軽躁ならば付け入られる心配を低く保てる。味方を増やすより敵を確実に屠れる方が個人的には大切と思う。

軽躁状態(またはフラット)を保つ秘訣は、認知行動療法によるバランス感覚や客観性の獲得と、自分で自分を心理操作して心を調整し続ける事です。


・発達障害やギフテッド

発達障害とまでいかなくとも、個性が尊重されず同調圧力が強い環境は、総じて誰にとっても居心地が悪いから、そのような環境からは身を引く。

個性と言っても、人の輪において傍若無人に振る舞って良い訳でもない。
また、単独行動率を高めればワガママに振る舞っても過ごしていける。

人の輪に居る時はなるべく周囲に配慮する。
ワガママに生きたいなら、なるべく全て自分でこなす。

発達障害で苦手とされる事柄を思い込み過ぎない。
思い込み過ぎる事で自己洗脳がかかり、拍車となってより苦手となり、負のループに迷い込む。
これは発達障害に関わらず、負の自己洗脳は総じて悪い結果を招く。

発達障害や軽度知的障害の人でも、根気よく訓練学習をしていけば、苦手とされる事柄も成長していく事が出来る。
何事も前向きに能動的に生きていく事が大切。


・対人恐怖症、社交不安障害、場面緘黙症、パニック障害、過呼吸、ひきこもり

場慣れする事が一番の解決に。
いきなりが難しい人は段階を踏んで少しずつ簡単な事から。
好きな事と絡めると人との交流に積極的になりやすい。
僕の体験だと、動物、ボクシング、コスプレなどオタク趣味、音楽や芸能など。

強い不安は理解出来るが、何かしらの経験を積んでいかないと何の成長も得られない。
そのまま時が過ぎると、ある時点で何ら成長していないまま、とても大きな課題に強制的に向き合う事となる。大半はそこで終わる。


・機能不全家族、アダルトチルドレン、自己同一性拡散、発達課題、情緒障害

自分の深層にある心と向き合う。
その心を大切に自分で肯定し続ける。
少しずつ出来る事を増やしていき自己肯定感を高めていく。

親など親族との和解に拘る必要は無い。
切り捨てる気持ちになった方が楽なケースもある。
交友関係が質の低い人達になりがちであるが、思い切って離脱したり一新する。

自己肯定感が低いと、他人に都合良く利用されてしまいやすいので気を付ける。
代償行為を得たい場合は、人間以外の風景・動物・植物など自然がお勧め。


・各種依存症や嗜癖

現実逃避をし続ける為に起こる。逃避し続けても自分からは逃げられない。
覚悟を決めてなるべく早期に自分と真摯に向き合う必要がある。

長期的客観的に判断したら自滅へと向かう依存や嗜癖であっても、それを行っている時だけは自身の問題点と向き合う事から回避出来る為に、常軌を逸して嵌り続けやすい。
しかし嵌り続けた時間と資金と労力の反動が、ある日突然訪れる事となる。
その時の心境は阿鼻叫喚、しかし現実は自業自得。


・複雑性PTSD、対象恒常性、反応性愛着障害、再演技化(リイナクトメント)、不成功防衛、抑圧移譲

虐待や虐めの想いは反撃したり相手の心理を考察して消化していく。

信頼出来る人を増やしていく。
10人中10人が敵だったとしても、その10人は1000人中の10人かも知れない。
2:6:2の法則があり、2は常に味方、2は常に敵、6は状況次第なグレー。
10人だけや2割だけの敵や嫌に思う人だけに焦点を当ててしまうと、それが世界の全てだと思い込みやすい。

自身の心の歪みを観測して原因を調整する。
落ち着いている時に禍も福もない平穏な幸せをイメージし、そのイメージに少しずつ近付くようにする。
空から見た自分の視点、将棋の駒に対する差し手の視点、シミュレーションゲームのユニットを操作する視点、そういったイメージをし続けると段々と客観性が身に付いて調整しやすくなってくる。

心の回復は人間よりも動物や植物の方が好ましい。
人間は思考回路が複雑な事もあり、例え福祉職員や社会福祉士などであっても、理不尽な対応も時にはあり傷付く事は起きる。
動物や植物は基本的に素直であり、自分のした行いが純粋に反射され返ってくる。


・二次受傷、HSP、ギフテッド

感受性が強く敏感だったり繊細だったりすると、様々な事を強く感じ過ぎてしまい疲弊してしまう。
そうなってしまう対象からは距離を置いたり、気持ちの使い分けや切り替えが大切に。

感性が豊かな人は、優しさや思いやりなど情感深い長所がありつつも、繊細で傷付きやすく時に激怒しやすい短所がある。
自分の感情がどういう状況でどう表れるかを考察し、好ましくない事態を予防する為に事前に一歩手前で制限するのが好ましく思う。


・幼少期に親と離別や死別

幼少期であれば余程の事を除いて、親との仲が良くても悪くても戸惑いは大きな事と思う。
私の場合は父親を事故死で亡くし、突然な事や反抗期でもあり複雑な心境であったが、中学2年生当時、戦乱時期の歴史に嵌っていた為、自ずと歴史上の人物が父親代わりとなっていった。
若い頃は父親代わりの歴史上の人物の背中がとても遠く、理想と現実のギャップに苛まされていたが、その分、大きな成長を得られ、特に30歳くらいまでは有の天才な曹操、以降は無の天才な荘周を第一の父とした事は、自身の成長に於いて、とても有益な選択であった事と感じる。

心の喪失を埋める為に一般的に良くないとされる事柄へ依存していく事は避けた方が良いが、風景・動物・植物・料理・スポーツ・芸術・学問などは、お勧めしたい事柄です。


総じて簡潔にまとめると、バランス感覚・客観性・内省・能動性・前向きさ、以上の5点が重要だと思います。

旧ブログにて2019年03月01日に記載していたものを一部加筆修正


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